日本盲導犬協会DCゴールドカード/ 社会貢献できるクレジットカードを紹介・比較
- オススメ度:
- 名称:
- 日本盲導犬協会DCゴールドカード
- 年会費:
- 5,250円
- 寄付対象:
- 日本盲導犬協会
- 寄付率:
- 0.5%(1,000円 → 5円)
- 入会寄付:
- -
- ポイント率:
- 1.0%(1,000円 → 10円)
日本盲導犬協会DCゴールドカードは寄付とゴールドサービスが両立!
日本盲導犬協会DCゴールドカードはDCカード(三菱UFJニコス)が発行しており、カード利用額の0.5%分を「日本盲導犬協会」に寄付でき、自己負担はなくポイントも貯まる。以前は一般カードも発行していたが、現在では新規募集は終了してゴールドのみを募集している。ブランドはVISA/MaterCardから選択できるが、カードデザインはロゴ以外に差異はない。また、大きな特徴としてDCカードのゴールドサービスが付帯しており、付帯サービスでは他の社会貢献型カードより確実に秀でている。
このカードで最初に述べておきたいのが、通常のDCのゴールドカードの年会費が10,500円なのに対して、社会貢献型のカードということで年会費が半額になっている点だ。ゴールドカードのため、一般カードよりも2倍のポイントが貯まり、各種海外旅行保険やショッピング保険が付帯する。
貯めたポイントは、もちろん商品券等に交換可能だが、商品券の相当額を盲導犬協会に寄付も可能だ。クレジットカード利用者は年会費が損ともいえるが、現金で支払おうとカードを利用しようと、カード利用者が損をすることはない(あくまで加盟店がカード会社に手数料を支払うだけ)。そのため、カードのポイントはあぶく銭と考えられ、それならばポイントも寄付しても利用者としては損は無いともいえる。さらに、このカード特有のサービスとして、盲導犬の訓練センターの見学会への招待や、盲導犬の写真がデザインされたポストカードのプレゼントといった特典が付帯している。
次に、他の社会貢献型(寄付が可能な)クレジットカードを年会費・寄付率・入会時の寄付等を比較した。念のため記述するが、同じ団体が寄付対象の場合は別だが、寄付する団体が異なる場合、寄付率が高いカードの寄付が優れているわけではない。寄付対象の活動指針・活動実績に納得でき、寄付に相応の価値を感じるならば、下図の如何なる団体への寄付も須らく等しい価値を持つはずだ。あくまで数値は参考程度に考えてもらいたい。また、"1年50万寄付"は1年間で50万円をカード利用した場合の寄付金額を記載し、"1年50万ポイント"は1年間で50万利用して得られたポイントから年会費を差し引いた金額を記載した。
上図の通り日本盲導犬協会DCゴールドカードは、ゴールドカードだけあって年会費は他社カードよりも圧倒的に高額だ。前述したようにポイント率は2倍で他社より有利だが、寄付率は他社と同等で据え置きだ。同様に日本盲導犬協会に寄付するパピーウォーカー・日本盲導犬ジャックスとの数字の差は年会費・ポイント還元率のみだ。また、ポイント還元率は他社2倍だが年間50万円程度の利用で、ようやく年会費の元がとれるか否かのライン際にいる。付帯サービスを度外視すると経済面では微妙だ。
ただし、他カードを見回しても、充実した付帯サービスと寄付を両立させたカードは見当たらない。さらにゴールドカードを5,000円程度の年会費で保有できるのも貴重だ。寄付だけでなく、どうせ保有するならカードの付帯サービスも重視したい人には、このカードを是非オススメしたい。