日本盲導犬協会JACCSカード/ 社会貢献できるクレジットカードを紹介・比較
- オススメ度:
- 名称:
- 日本盲導犬協会JACCSカード
- 年会費:
- 1,312円
- 寄付対象:
- 日本盲導犬協会
- 寄付率:
- 0.5%(1,000円 → 5円)
- 入会寄付:
- -
- ポイント率:
- 0.5%(1,000円 → 5円)
日本盲導犬協会JACCSカードは8年で引退する盲導犬を支えるカードだ!
日本盲導犬協会JACCSカードはジャックスが発行しており、カード利用額の0.5%分を「日本盲導犬協会」に寄付する仕組みで、カード利用者に自己負担はなくポイントも貯まる。オリコ・DCでも同様に日本盲導犬協会に寄付するカードがあるが、オリコは寄付率・ポイント還元率は同等でVISA/MaterCard/JCBから選択でき、DCカードはノーマルが無くなりゴールドしか募集していない。このジャックスは発行ブランドはVISAのみとなっている。
寄付対象の日本盲導犬協会は盲導犬の育成・盲導犬訓練士の養成・盲導犬に関する調査研究・盲導犬の普及啓発活動をしている。一般的に視覚障害者は白杖などの補助具を利用して障害物を認識するが、盲導犬がいれば、よりスムーズに障害物を認識できると考えられている。そのため、盲導犬に対する需要は常に高い位置にある。
その一方、盲導犬は生後数ヶ月~1年はパピーウォーカーというボランティアの家庭に預けられ、その後は訓年に入り2~3歳で盲導犬デビューする。しかし、その現役期間は8年と短く、引退してからは普通のペットとして余生を過ごすことになる。そのため、一時は盲導犬と共に過ごすことができても、次の盲導犬が見つからない、もしくは見つかるまでに相応の時間を要するケースもある。盲導犬育成の重要性は言うまでもないだろう。
次に、他の社会貢献型(寄付が可能な)クレジットカードを年会費・寄付率・入会時の寄付等を比較した。念のため記述するが、同じ団体が寄付対象の場合は別だが、寄付する団体が異なる場合、寄付率が高いカードの寄付が優れているわけではない。寄付対象の活動指針・活動実績に納得でき、寄付に相応の価値を感じるならば、下図の如何なる団体への寄付も須らく等しい価値を持つはずだ。あくまで数値は参考程度に考えてもらいたい。また、"1年50万寄付"は1年間で50万円をカード利用した場合の寄付金額を記載し、"1年50万ポイント"は1年間で50万利用して得られたポイントから年会費を差し引いた金額を記載した。
上図の通り日本盲導犬協会カードは年会費・寄付率は他社同等の数字だ。同様に日本盲導犬協会に寄付するパピーウォーカーと比較するとポイント還元率で差異は無いが、DCゴールドと比較するとポイント還元率は半分の数字だ。また、寄付率の比較はできないが、SCインターナショナルと比較すると、ポイント還元率については5倍の差がある。経済面では他社カードの方が有利ということになる。
ただ、経済面(ポイント面)では、一部のカードには劣るが、その寄付が何物かに劣るということはない。カード利用額ごとの寄付が盲導犬に役に立つことは確実だ。盲導犬を通して社会に貢献する人には、是非このカードをオススメしたい。