SAVE THE GREAT APESカード/ 社会貢献できるクレジットカードを紹介・比較
- オススメ度:
- 名称:
- SAVE THE GREAT APESカード
- 年会費:
- 無料
- 寄付対象:
- 日本グレイトエイプス保護基金
- 寄付率:
- 0.5%(1,000円 → 5円)
- 入会寄付:
- -
- ポイント率:
- 0.5%(1,000円 → 5円)
SAVE THE GREAT APESカードで野生の類人猿と熱帯雨林の保護に貢献!
SAVE THE GREAT APESカードはライフカードが発行している。カード利用額の0.5%分が「日本グレイトエイプス保護基金」に寄付され、野生のゴリラ・チンパンジー等の類人猿に貢献できる。自己負担は無くポイントも貯まる。カード券面にはGreat Apes(野生の類人猿)の写真を配したものと、イラストをデザインしたタイプがある。共に発行ブランドはマスターとなる。
さて、このカードで寄付される「日本グレイトアイプス保護基金」だが、TBSラジオが京都大学の教授らと設立した野生の類人猿(グレイトエイプス)を保護するために設立した基金だ。
これらの動物は、現在は熱帯雨林の伐採等による住処の減少に加えて、毛皮などを目的とした密漁の他にブッシュミート(野生動物の肉)を食す目的のための乱獲が影響して絶滅の危機に瀕している。オンアニマルの愛護・共生を目的としている。グレイトエイプスを保護するのは、適切な自然バランスの維持は元より、地球に大量の酸素を供給している熱帯雨林の中での生態系を維持する意味あいもある。
さらに熱帯雨林の中には、未だに未知の生物・細菌が潜んでおり、2012年には40種以上の新種のカエルが発見されたりもした。また、それらが現在の人類が悩む病気・環境問題等を解決する可能性もある。数年前には熱帯雨林で発見された菌が、炭水化物(セルロース)を分解してディーゼル燃料に酷似した物質を作り出すことが発見された。この技術を用いて、船舶・バス・トラック等の燃料として利用できれば、原油採掘に伴う環境破壊・近未来での原油の枯渇にも対応できる可能性がある。
次に、他の社会貢献型(寄付が可能な)クレジットカードを年会費・寄付率・入会時の寄付等を比較した。念のため記述するが、同じ団体が寄付対象の場合は別だが、寄付する団体が異なる場合、寄付率が高いカードの寄付が優れているわけではない。寄付対象の活動指針・活動実績に納得でき、寄付に相応の価値を感じるならば、下図の如何なる団体への寄付も須らく等しい価値を持つはずだ。あくまで数値は参考程度に考えてもらいたい。また、"1年50万寄付"は1年間で50万円をカード利用した場合の寄付金額を記載し、"1年50万ポイント"は1年間で50万利用して得られたポイントから年会費を差し引いた金額を記載した。
上図の通りSAVE THE GREAT APESカードは、年会費が無料とお得で他カードと同等の寄付率・ポイント還元率を誇っており、数字面での不利は無い。
このカードは既述の通り、絶滅が危惧される野生の類人猿を保護すると共に、その生息地でもある熱帯雨林の保護にも繋がるカードだ。この方針に賛同できる人には、是非、このカードの保有をオススメしたい。