三井ダイレクト 自動車保険+ファミリー傷害/ 自動車保険に自転車特約を付帯した際の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

三井ダイレクト
オススメ度:
1
保険会社:
三井ダイレクト損害保険
名称:
自動車保険 + ファミリー傷害
個人賠償:
-
示談交渉:
なし
オリコン:
2位(79.4点) / 18社中
特徴:
ネットでeこと、つぎつぎと。お得な自動車保険をWebから見積・申込

三井ダイレクトの自動車保険では自転車事故に備えられない!

三井ダイレクトはMS&ADグループ(三井住友海上・あいおいニッセイ)で、通販型の自動車保険を販売している。今回は三井ダイレクトの自動車保険に自転車事故に備えるための特約を付帯した場合の、補償内容・保険金・保険料などを記載し他社と比較する。

三井ダイレクト 自動車保険の自転車向け特約(人身傷害など)の概要・補償内容・保険金額・保険料など

まず選択するプラン(特約)だが、「人身傷害補償特約」では自動車絡みの事故以外のケガをカバーできない。そのため「ファミリー傷害特約」が必要となり、この特約で自分だけでなく家族のケガまで補償を受けられる。ただ、この特約は家族・夫婦型の選択だけでなく、ワイドタイプ・アウトドアタイプを選択する必要がある。前者は自宅内外での事故を補償しするが、後者は自宅外での事故のみ補償する。自転車事故に備えるならアウトドアタイプで十分だが、子供が小さい場合などはワイドタイプも検討の余地はある。

問題は三井ダイレクトの自動車保険では個人賠償責任補償が存在しない点だ。そのため自転車で他人をケガをさせた場合に、保険金が受け取れない。弁護士費用特約で示談交渉はカバーできるとはいえ、個人賠償が無ければ自転車事故に備えるには不十分だ。

次に、下図では各社の自動車保険に自転車事故に備える特約を付帯した場合を比較した。補償内容では補償対象(個人か家族か)・死亡保険金・入院時の一時金及び入院日額・個人賠償補償の上限額を比較した。さらに保険会社の示談交渉サービスと弁護士費用特約の有無を比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度で比較した。

保険料面では30・40・50歳の代表的な保険料をシミュレーション比較した。その際の条件は、個人賠償責任補償・弁護士費用を付帯し、さらに国土交通省の自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を約9,000キロとした。さらに自動車販売協会連合会の新車販売販売台数ランキングで長らく1,2位にいるトヨタのプリウスの新車を採用し、東京在住のゴールド免許として車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保 アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 アメホ 日本興亜
補償対象 個人/家族 家族 家族 家族 家族 個人/家族 個人/家族 個人/家族 個人/家族
死亡保険金 500万~ 3,000万~ 3,000万~ 246万 5,000万~ 500万 1,000万 100万 500万~
入院一時金 - 10万 - - - 10万 - 5万 10万
入院日額
通院日額
5,000円
1,500円
ケガ次第 5,000円
1,000円
2,500円
1,500円
ケガ次第 5,000円
-
ケガ次第 ケガ次第 ケガ次第
個人賠償 5,000万 3,000万 - 3000万~ - 無制限 1億 1~5,000万 無制限
弁護士費用
示談交渉 - - - - -
オリコン 3位 8位 2位 4位 1位 6位 5位 7位 10位以下
JDパワー 9位 16位 10位 14位 2位 12位 15位 4位 5位
30歳 \56,230 \38,970 \50,240 \50,290 \36,910 \48,730 \34,640 \45,080 \57,840
40歳 \56,760 \39,610 \47,490 \51,960 \37,950 \39,480 \34,620 \45,080 \56,140
50歳 \57,400 \41,320 \48,540 \51,990 \37,950 \37,110 \36,260 \49,360 \56,260
自動車保険に自転車特約の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒネ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・アメホ・日本興亜)

上図で左から3番目の三井ダイレクトだが、前述したファミリー傷害特約と弁護士費用特約を付帯した場合で他社と比較している。補償内容では、死亡保険金は他社より高めで、入院日額・通院日額はトップのソニー損保に迫る額で優秀だ。しかし、前述したように個人賠償責任補償が存在しないため、他の補償がどうであれ無意味に近い。満足度調査ではオリコンの評価は高いが、JDパワーの事故対応満足度は低い。

保険料を他社と比較すると、高額な部類に入ることが分かる。アクサ・SBI損保と比較すると1万円以上の差額があり、さらに個人賠償なし・示談なし・入院一時金なしとなると、保険料面でのメリットは皆無に等しいといえよう。

結論としては、三井ダイレクトで自転車事故に備えるのはオススメできない。言葉を変えれば、個人賠償責任が無い以上は備えには不十分、事故対応には不可能に近いといえる。自転車事故に備えたいなら自動車保険ごと他社に変更するか、自転車保険を個別に契約する必要がある。