東京海上 トータルアシスト自動車保険+個人賠償特約/ 自動車保険に自転車特約を付帯した際の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

東京海上日動火災保険
オススメ度:
2
保険会社:
東京海上日動
名称:
トータルアシスト自動車保険+個人賠償特約
個人賠償:
無制限
示談交渉:
あり
オリコン:
9位(74.4点) / 18社中
特徴:
3つの基本補償と3つの基本特約で安心をお届けします

東京海上の自動車保険で自転車事故には備えられるが保険料が!?

東京海上はメガ損保の一角で、自動車保険を含み保険はトータルアシストという名称で販売している。今回はトータルアシスト自動車保険に自転車事故に備えるための特約を付帯した場合の、補償内容・保険金・保険料などを記載し他社と比較する。

東京海上 トータルアシスト自動車保険の自転車向け特約(個人賠償責任補償など)の概要・補償内容・保険金額・保険料など

東京海上の自動車保険には自転車向けの特約は存在せず、人身傷害保険でカバーするしかない。そのため自転車と自動車の事故なら補償対象となるが、自転車と人の事故はカバーできず、保険金は受け取ることはできない点は覚えておきたい。

自転車事故の加害者となり、賠償金が発生した際に保険金が受け取れる個人賠償責任補償は特約で付帯できる。保険金の上限額は1億円で、自動車保険と同様に示談交渉サービスが利用できるのは評価できる。そのため、弁護士費用補償特約は削減して、保険料を多少なりとも節約することが可能だ。

次に、下図では各社の自動車保険に自転車事故に備える特約を付帯した場合を比較した。補償内容では補償対象(個人か家族か)・死亡保険金・入院時の一時金及び入院日額・個人賠償補償の上限額を比較した。さらに保険会社の示談交渉サービスと弁護士費用特約の有無を比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度で比較した。

保険料面では30・40・50歳の代表的な保険料をシミュレーション比較した。その際の条件は、個人賠償責任補償・弁護士費用を付帯し、さらに国土交通省の自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を約9,000キロとした。さらに自動車販売協会連合会の新車販売販売台数ランキングで長らく1,2位にいるトヨタのプリウスの新車を採用し、東京在住のゴールド免許として車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保 アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上 損ジャ
補償対象 個人/家族 家族 家族 家族 家族 個人/家族 個人/家族 個人/家族 個人/家族
死亡保険金 500万~ 3,000万~ 3,000万~ 246万 5,000万~ 500万 1,000万 5,000万~ 2,000万~
入院一時金 - 10万 - - - 10万 - - -
入院日額
通院日額
5,000円
1,500円
ケガ次第 5,000円
1,000円
2,500円
1,500円
ケガ次第 5,000円
-
ケガ次第 実損額 ケガ次第
個人賠償 5,000万 3,000万 - 3000万~ - 無制限 1億 1億 無制限
弁護士費用
示談交渉 - - - - -
オリコン 3位 8位 2位 4位 1位 6位 5位 9位 10位以下
JDパワー 9位 16位 10位 14位 2位 12位 15位 7位 11位
30歳 \56,230 \38,970 \50,240 \50,290 \36,910 \48,730 \34,640 \64,760 \59,580
40歳 \56,760 \39,610 \47,490 \51,960 \37,950 \39,480 \34,620 \64,900 \54,660
50歳 \57,400 \41,320 \48,540 \51,990 \37,950 \37,110 \36,260 \65,670 \54,840
自動車保険に自転車特約の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒネ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・損保ジャパン日本興亜)

上図で右から2番目の東京海上だが、前述した個人賠償責任特約を付帯した場合で他社と比較している。補償内容では死亡保険金は他社より高いが、あくまで人身傷害での補償であり、自転車と物・人ではないため注意したい。それ以外では、ケガについては入通院日額が存在せず実損であり、個人賠償責任も1億までと悪くはないが秀でているわけではない。ただ、示談交渉サービスが付帯しており、他社よりも顧客満足度ランキングでは高評価という点は悪くない。

保険料を他社と比較すると、上図ではトップの額で明らかに高額だ。そもそも自動車保険単体でも他社より高額なため、この点は諦めるしかなく、保険料面でのメリットはない。

結論としては、保険料が他社より相当高額で、自転車向けの特約も存在しておらず微妙だ。一応は人身傷害と個人賠償で自転車事故はカバーでき、高額賠償にも対応はできる。だが、本格的に自転車事故を危惧するなら単体の自転車保険を検討するか、自動車保険ごと他社への乗り換えを検討する必要がある。