イズミヤカード/ スーパー・コンビニの割引優待・ポイント獲得のお得度の比較

イズミヤカード
オススメ度:
1
名称:
イズミヤカード
年会費:
無料 ※カード管理費で年間70円
優待店:
イズミヤ各店
ポイント付与:
100円 → 0.2ポイント
ポイント換算:
100円利用 → 0.2円割引
ボーナス:
-

イズミヤカードはイズミヤでの買い物専用カードにしても数字が?

イズミヤカードは、イズミヤでの特典があるカードで、VISA/JCB/マスターカードから選択できる。ポイントは500円の利用でスマイルポイントが1ポイント貯まり、毎月第1日曜日などはポイントが5倍になり、実質100円で1ポイントが得られる。他社のように、毎月の何日かは買い物額が割引になるような特典は存在していない。以下、スーパーとコンビニで割引・キャッシュバックするカードを数字・サービスで比較した。

さて、このカードの注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。

  • ・毎月第1日曜日はポイント5倍 /毎月第2土日と毎月22日はポイント2倍
  • ・イズミヤの年間利用額によりボーナスが付与される
  • ・WEB明細にすれば毎月5ポイント

逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。

  • ・買い物での数%の割引きは無い
  • ・ポイントの有効期限は2年(積み立て期間を除けば1年)
  • ・他社比較シミュレーションでは、ポイント獲得/割引額は少なくワースト(後述)
イズミヤカードの各種ポイント・割引サービス

まず、このカードには他社のように入会特典は存在していない。その代わりといっては何だが、各種キャンペーンは随時実施されており、中元の早期購入や新聞購読をカード払いにすることでボーナスポイントを得られる。

ポイントは500円の利用で1ポイント(1円分)を獲得できるが、毎月第1日曜は5倍で100円で1ポイントになる。第2土日や毎月22日は100円で0.4ポイントになる。数字上は一見するとお得に見えるが、他社カードは基本は100円で0.5ポイント、ポイント倍増デーは100円で1ポイント(1円分)になり、他社よりもお得では無いと分かる。

また、年間20万円以上の利用で50ポイント、50万円以上の利用で150ポイントのボーナスがあるが、前述のポイント率が悪いため、焼け石に水といった印象だ。さらにWEB明細にすることで毎月5ポイント(5円分)になるが、これもまた。。。

次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・優待店での割引・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のポイントによるキャッシュバック額、優待店の一律の数%割引、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。キャッシュバック額は下記式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額= (50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に優待店を加味= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)+ (10万円×会計時の割引)

名称 セブン
カード
イオン
カード
イオン
カード
Suica
benesse
イオン
カード
ファミマ
Tカード
ローソン
ポンタ
VISA
Walmart
カード
セゾン
イズミヤ
カード
KOBE
SANNOMIYA
カード
京都
ファミリー
カード
画像 セブンカード(アイワイカード) イオンカード イオンカード suica ベネッセイオンカード ファミマTカード ローソンPonta visaカード ウォルマートカードセゾン イズミヤカード KOBE SANNOMIYAカード 京都ファミリーカード
年会費 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \70 \0 \0
入会
ボーナス
2,500P 1,500P 1,500P 1,500P - - - - \1,000 600
P通常店
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.2% 0.5% 0.5%
P優待店
ポイント
還元率
1.5% 1.0% 1.0% 1.0% 1.5% 2.0% 0.5% 1.0% 1.0% 3.0%
優待店
割引
5% 5% 5% 5% 5-10% - 5% - 5% -
電子マネー nanaco - Suica - - - - - - -
1年50万
年会費考慮
\2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \1,080 \2,500 \2,500
1年50万
P優待店
10万
\9,000 \8,500 \8,500 \8,500 \10,000 \4,500 \8,000 \2,080 \7,500 \6,000
1年50万
P優待店
20万
\15,500 \14,500 \14,500 \14,500 \17,500 \6,500 \13,500 \3,500 \12,500 \9,500
スーパー・コンビニでポイントを貯めて買い物で得するカードの比較表(セブンカード・セブンプラス・イオンカード・イオンカードSuica・benesseイオンカード・ファミマTカード・ローソン ポンタVISA・ウォルマートセゾン・イズミヤカード・KOBE SANNOMIYA CARD・京都ファミリーカード)

上図の通り「イズミヤカード」は、ポイント・割引額を他社カードと比較すると、この中ではワーストの数字になっている。ポイント率は倍増デーでなければ、他社に大きく劣り、さらに一律割引が存在していないのが原因といえる。微額ではあるが、カード管理費で年間70円が発生するのも気になる。

結論としては、イズミヤで買い物をするなら検討はしていいが、ポイント率が悪いため基本的にはオススメはできない。完全にイズミヤ専用カードとして運用する手はあるが、他の支払いを集約すると、他社カードよりも損をするため、支払いを集約する必要は無い。カードが増えても良ければ、割引き目当てで持つのは悪くない。優待店以外のポイント率が、どのカードも同等のため、公共料金などを集約したい場合も、一番利用するスーパーのカードを選んで問題ない。

ただ、カードを減らすなら、買い物額が大きい店を優先するのが妥当だが、ポイントが2倍になる提携店が圧倒的に多く割引でもお得なファミマTカード、次に商品を限定せずに割引を受けられポイントアップもあるセブンカード、次にSuicaの利用額次第で爆発力のあるイオンカードSuicaの順に、使い勝手とお得度でオススメする。