Jollios JCB Card/ 映画鑑賞・エンタメでの割引・ポイントでのお得度の比較

Jollios JCB Card
オススメ度:
2
名称:
Jollios JCB Card
優待店:
姫路OS・OSシネマズミント神戸など
年会費:
1,312円※年間12万円の利用で無料
ポイント率:
0.5%
特典:
姫路OSなどでチケット・フードの支払いでポイントアップ等
入会ボーナス:
入会時に1,200ポイント

Jollios JCB Cardは姫路OS・ミント神戸の利用者ならオススメできるが?

Jollios JCB Cardは、姫路OS・OSシネマズミント神戸などの映画館で特典があるカードで、発行ブランドはJCBのみとなっている。JCB加盟店でポイントが貯まる他、姫路OS・OSシネマズミント神戸などでチケット購入・フード・グッズの購入ではポイントが上乗せされる。メリットのある劇場が前述の2つの映画館以外に、シネモザイク・TOHOシネマズ西宮と少ない点は注意したい。

Jollios JCB Cardの入会金・ポイントプログラムなどの特典

まず、昨今では逆に珍しくなったカードの入会金だが、当然ながらクレジットカードには存在していないが、クレジットなしのポイントカードには存在している。逆に年会費はポイントカードは無料で、クレジットカードには1,312円が課される。ただ、年間利用額が12万円以上か、携帯料金・電気料金・ガス料金・水道料金・放送料金などの公共料金の引き落としで無料になる。

さて、主な特典だが、姫路OS・ミント神戸の映画鑑賞料が300円割引に加え、カード会員限定でネットから席を予約ができる。また、ポイントプログラムはJCB加盟店で1,000円利用で1ポイント(5円)となりポイント還元率では0.5%となる。映画館での利用になると100円で12jolliosポイントで還元率では12%に見える。だが、他社ポイントなどに交換できるOkiDokiポイントに交換すると4jolliosポイントで1okidokiポイントになる。面倒な計算は割愛するが、jolliosポイントはそのまま映画館で、ポップコーンや映画鑑賞券の交換に利用した方がお得ということだ。

次に、下図で映画エンタメ関連で得するクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店(主にレンタル店・映画館)での特別還元率・電子マネー対応等を比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、10万円を映画エンタメに費やした場合、それらの両方を満たした際にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。

名称 Tカード
プラス
シネ
マイレージ
ぴあ
JCB
jollios
JCB

一般

ゴールド
Lencore
カード
ディズニー
一般
ディズニー
ゴールド
東京
SkyTree
デザイン ツタヤTカード プラス シネマイレージカード ぴあJCB CARD jollios JCB card ジャパンアーツ夢 一般カード ジャパンアーツ夢 ゴールドカード Lencoreカード ディズニーJCBカード ディズニーJCBゴールドカード 東京スカイツリー東武カードPASMO
年会費 525円※ 315円※ 3,990円 1,312円※ 4,312円 10,500円 1,312円 2,100円※ 13,650円 1,050円※
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 1.0% 0.5%
特別
還元率
2.0% 16.6%※ - 14.0% - - 10.0% 0.5% 1.0% 2.0%
入会
ボーナス
- - - P1,200 - - - P2,000 P10,000 P500
電子
マネー
Edy※ - - Quick - - - - - PASMO
1年50万 \2,500 \2,500 -\1,490 \2,500 -\1,812 -\8,000 \1,175 \400 -\11,150 \1,450
優待店
1年10万
\2,000 \16,600 -\3,490 \14,000 -\3,812 -\10,000 \8,425 -\1,600 -\12,650 \2,000
1年50万
+10万
\4,500 \19,100 -\990 \16,500 -\1,312 -\7,500 \12,175 \900 -\10,150 \3,450
映画・エンタメで得するカードの比較表(Tカードプラス・シネマイレージカード・ぴあJCB・jollios jcb・夢一般カード・夢ゴールドカード・Lencoreカード・ディズニー一般・ディズニーゴールド・東京SkyTreeカード)

上図で左から4番目の"Jollios JCBカード"を他社比較すると、前述したように年会費は通常は1,312円だが無料条件を満たすことで無料になる。公共料金の引き落としを設定するだけと考えればハードルは低いが、他社カードでは年1回のカード利用で無料になることを考えれば、少し厳しめといえる。また、通常のポイント還元率は他社と横並びだが、特別還元率(このカードの場合は姫路OS等での利用)ならば、ポイント還元率は約14%まで上昇する。ポイントアップするのは完全に映画館だけとなるが、この還元率は優秀だ。

また、映画エンタメ系カードの中では数少ない入会ボーナスがあり、電子マネーのQuickPayが搭載されている。これを利用すれば、コンビニなどでの日用品の買い物でもポイント獲得のチャンスを漏らすことを減らせられる。ただし、特に電子マネーの利用でポイントアップがされない点は注意したい。各シミュレーションでも、非常に優秀な数字になったが、映画館で年間10万円を利用するのは難しい人も多いだろうが。。。

結論としては、姫路OS・ミント神戸を利用する人ならオススメできそうだ。ただし、年会費を無料条件をい満たすのが前提だ。仮に年会費の無料条件を満たせないとすると、最低でも映画館で年間1万円は利用しなければ年会費の元はとれない。公共料金が他のクレジットカードに設定してしまっている人や、他のメインカードに集約させており年間12万円は厳しい人は、映画館で年間1万円を利用するかを軸に、保有の是非を検討すると損することはないだろう。ただ、メリットが発生する映画館が極端に少ないため、カードが既に多い人は微妙なところだ。。。