ディズニーJCBゴールドカード/ 映画鑑賞・エンタメ・アミューズメントでの割引・ポイントでのお得度の比較
- オススメ度：
- 名称：
- ディズニーJCBゴールドカード（Disney JCB GOLD CARD）
- 優待店：
- ディズニーストア等
- 年会費：
- 13,650円
- ポイント率：
- 1.0%
- 特典：
- ディズニーカードクラブの特典等
- 入会ボーナス：
- ディズニーポイント10,000ポイントプレゼント
ディズニーJCBゴールドカードはポイントはお得だが年会費に見合うか！？
ディズニーJCBゴールドカードはJCBとディズニーの提携カードで、ディズニー関連の各種特典が付帯している。ノーマルカードも存在し、その主な差はポイント率が２倍、カード継続時のプレゼントがグレードアップ、JCBゴールドの各種保険の付帯が挙げられる。ディズニー（リゾート）関連の特典ではノーマルとゴールドには差がなく、ノーマルの方が会員費も安価で年会費無料条件も存在しているため、ゴールドを選択しようとする人は慎重にした方が賢明だ。
まずカード券面だが、ノーマルカードの９種より少ない３種類のみで、ミッキー２種とシンデレラ城１種から選択することになる。ちなみにノーマルカードには2013～2014年の30周年記念デザインが用意されているが、ゴールドには存在しない。
さて、ゴールド特典には、カード継続時のプレゼント（Thanksギフト）が多少グレードアップする特典がある。ノーマルはピンバッジ程度だが、ゴールドになると置物（ペーパーウェイト）等になる。さらにポイントが100円利用で1ポイントと、ノーマルの２倍になっている。貯めたポイントは年間パスやディズニーギフトカード等のパーク内で使用できるものから、時計・チャームといったオリジナルグズにも交換できる。
ノーマルカードにも付帯しているが、ディズニーキャラと写真が撮れるキャラクターグリーティングへの招待や、会員限定のクリスマスパーティー等への参加、ディズニーホテルの割引・アップグレード等も付帯されている。
次に、下図で映画エンタメ関連で得するクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店（主にレンタル店・映画館）での特別還元率・電子マネー対応等を比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、10万円を映画エンタメに費やした場合、それらの両方を満たした際にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。
| 名称 | Tカード プラス |
シネ マイレージ |
ぴあ JCB |
Lencore カード |
ディズニー 一般 |
ディズニー ゴールド |
IKSPIARI カード |
東京 SkyTree |
ハマ カード |
名鉄 Impress |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| デザイン |  |
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| 年会費 | 525円※ | 315円※ | 3,990円 | 1,312円 | 2,100円※ | 13,650円 | 0円 | 1,050円※ | 0円 | 0円 |
| ポイント 還元率 |
0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 1.0% | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
| 特別 還元率 |
2.0% | 16.6%※ | - | 10.0% | 0.5% | 1.0% | 2.0% | 2.0% | 50%割引 | 10.0% |
| 入会 ボーナス |
- | - | - | - | P2,000 | P10,000 | - | P500 | \5,000 | - |
| 電子 マネー |
Edy※ | - | - | - | - | - | PayPass | PASMO | - | - |
| 1年50万 | \2,500 | \2,500 | -\1,490 | \1,175 | \400 | -\8,650 | \5,000 | \1,450 | \3,000 | \2,500 |
| 優待店 1年10万 |
\2,000 | \16,600 | -\3,490 | \8,425 | -\1,600 | -\12,650 | \2,000 | \2,000 | \50,000 | \10,000 |
| 1年50万 +10万 |
\4,500 | \19,100 | -\990 | \12,175 | \900 | -\7,650 | \7,000 | \3,450 | \52,500 | \12,500 |
上図で真ん中近辺の"ディズニーゴールドカード"を他社比較すると、さすがにゴールドカードだけあって年会費は13,650円と高額だ。一般的なゴールドカードでも年会費が10,500円が多く、その意味でも年会費は高額といえる。それだけに基本のポイント還元率は1.0％と映画エンタメ系カードの中ではトップだ、ただし、特別還元率（このカードの場合にはディズニーストアでの買い物）は存在せずメリットはない。それを補ってか入会時に１万ポイント（１万円相当）が獲得できる。映画エンタメ系では入会ボーナスが少なく、このカードの場合には抽選とはいえ、JCBの貸切パーティーへの参加もできる。
このように入会時には非常に手厚い特典があるのだが、その一方で２年目以降は年会費を考えると厳しい。年間50万円程度の利用では年会費は相殺できない。年会費を相殺しようとすると130万円の利用が必要になる。年会費の元を取るのは厳しい人も多いだろう。そう考えると、やはりディズニー特典、特にゴールド限定の特典に高額な年会費に相当する価値があるか判断するべきだろう。
結論としては、ゴールドだけのディズニー関連の特典が少なく、ディズニーファンにもあまりオススメはしないカードといえそうだ。ただし、是が非でも早急にポイント交換でオリジナルグッズが欲しい人であれば、ノーマルよりもポイント率が高いゴールドを選ぶ手はある。しかし、その場合には年会費分だけ、ある程度の損を覚悟しておかないといけないだろう。基本的にはノーマルカードをオススメしたい。また、カード保有によって入場パスが割引されるといった特典は存在しないため、たまにしかディズニーに行かないような人だと十分なメリットを享受できないため、さらに保有はオススメできず、ポイント重視で考えているような人は言わずもがなだ。
