イクスピアリカード(IKSPIARI CARD)/ 映画鑑賞・エンタメでの割引・ポイントでのお得度の比較

イクスピアリカード(IKSPIARI CARD)
オススメ度:
2
名称:
イクスピアリカード(IKSPIARI CARD)
優待店:
イクスピアリ等
年会費:
無料
ポイント率:
1.0%
特典:
イクスピアリの各店でポイント上乗せ特典等
入会ボーナス:
-

イクスピアリカードはポイントをイクスピアリの利用券にしか使えないが?

イクスピアリカード(IKSPIARI CARD)は、舞浜のディズニーのパークに併設している複合施設「イクスピアリ」で特典が受けられるオリコ発行のカードだ。オリコのHPから申込でき、発行ブランドはマスターカード/JCB/VISAから選択できる。各加盟店でのポイント獲得の他、イクスピアリでのポイントアップ、イクスピアリ内のショップ毎に5%割引やプレゼントが用意されている。

イクスピアリカード(IKSPIARI CARD)の特典及び優待店でのポイント・割引率

まずポイントプログラムだが、基本は100円で1ポイント(1円相当)で、ポイント還元率は1.0%となる。一般的なカードのポイント率が0.5%のため、この時点でも優秀だが、イクスピアリ内のお店ならポイント率は2倍で誕生月は3倍になる。貯めたポイントは500ポイントを超えると、イクスピアリで利用できる500円分のチケットカードが利用明細書と共に送付されてくれる。ちなみに、1ヶ月で発行されるチケットの額は5,000円が上限となる。イクスピアリ内で1ヶ月で25万円を利用すれば5,000円のチケットに到達するが、普通の人は気にしなくとも大丈夫だ。

その他の特典には、まず駐車場料金の2時間サービスが存在する。大したサービスには感じないかもしれないが、ディズニーの駐車場は満車になることこそ稀だが、混雑期にはパークまで相当の距離がある場所になる可能性もある。その際に裏技的にイクスピアリの駐車場を利用したい場合などに役に立つ可能性がある。また、カードの年間利用額が20万円を超えるとロイヤルクラブに自動登録される。それによりイクスピアリ内のショップで買い物額が5%割引となる等の特典がある。

次に、下図で映画エンタメ関連で得するクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店(主にレンタル店・映画館)での特別還元率・電子マネー対応等を比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、10万円を映画エンタメに費やした場合、それらの両方を満たした際にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。

名称 Tカード
プラス
シネ
マイレージ
ぴあ
JCB
Lencore
カード
ディズニー
一般
ディズニー
ゴールド
IKSPIARI
カード
東京
SkyTree
ハマ
カード
名鉄
Impress
デザイン ツタヤTカード プラス シネマイレージカード ぴあJCB CARD Lencoreカード ディズニーJCBカード ディズニーJCBゴールドカード イクスピアリカード(IKSPIARI CARD) 東京スカイツリー東武カードPASMO ジャックス横浜インビテーションカード(ハマカード) 名鉄インプレスカード
年会費 525円※ 315円※ 3,990円 1,312円 2,100円※ 13,650円 0円 1,050円※ 0円 0円
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 1.0% 1.0% 0.5% 0.5% 0.5%
特別
還元率
2.0% 16.6%※ - 10.0% 0.5% 1.0% 2.0% 2.0% 50%割引 10.0%
入会
ボーナス
- - - - P2,000 P10,000 - P500 \5,000 -
電子
マネー
Edy※ - - - - - PayPass PASMO - -
1年50万 \2,500 \2,500 -\1,490 \1,175 \400 -\8,650 \5,000 \1,450 \3,000 \2,500
優待店
1年10万
\2,000 \16,600 -\3,490 \8,425 -\1,600 -\12,650 \2,000 \2,000 \50,000 \10,000
1年50万
+10万
\4,500 \19,100 -\990 \12,175 \900 -\7,650 \7,000 \3,450 \52,500 \12,500
映画・エンタメで得するカードの比較表(Tカードプラス・シネマイレージカード・ぴあJCB・jollios jcb・Lencoreカード・ディズニー一般・ディズニーゴールド・IKSPIARIカード・ハマカード・名鉄インプレス・東京SkyTreeカード)

上図で右から4番目の"イクスピアリカード"を他社比較すると、まず数少ない年会費が無料のカードであることが分かる。一応、上図で※印が付いているカードは、年間利用額が10万円以上や公共料金の引き落としを設定する等という条件付きで年会費が無料になる。とはいえ、無条件で年会費が無料になるのは、メインカードではなくサブカードとして保有することもでき、いっそのこと専用のカードとして放置もできる。その意味では条件なしで年会費無料というのは大きい。

ポイント還元率も1.0%で、映画エンタメ系のカードでは優秀といえる。さらに、特別還元率(このカードの場合にはイクスピアリでの買い物)でも2%と、特殊な計算をするシネマイレージカード・エルアンコールカードなどを除けば、トップに近い存在だ。1年に50万円を利用した場合、イクスピアリで10万円のみを利用した場合の数字も悪くない。やはり数字は優秀だ。

結論としては、イクスピアリを多少なりとも利用するならオススメだ。さらに、年会費は条件なしで無料となっているため、申し込んで1回使った後は放置もできる。年1回程度しかディズニーのついでにイクスピアリに行かないような人でも保有しておく手は十分に使える。ポイントの有効期限が1年と短いのがネックだが、割引チケットがくる度か、まとめて利用するといった使い方をするのも有効だろう。ただし、あくまでサブカードの位置づけで、貯めたポイントが全てイクスピアリでしか利用できないという点は、よくよく考える必要がある。