Tokyo Metro To Me CARD PASMO プライムカード/ 電車代・電子マネーのチャージ節約・ポイント獲得の比較
- オススメ度:
- 名称:
- Tokyo Metro To Me CARD PASMO プライムカード
- 年会費:
- 2,100円
- 別途年会費:
- 無料
- ポイント付与:
- 1,000円 →1ポイント
- 変換率:
- 100円 → 0.5円キャッシュバック
- ボーナス:
- 入会時800ポイントプレゼント
東京メトロ To Me CARD PASMO プライムはPASMO系では最高クラス!
Tokyo Metro To Me CARD PASMO プライムカードは、2013年3月から募集開始した比較的新しいカードだ。三菱UFJニコス(VISA・マスターカード)とJCBから選択できるが、ポイントの名称が異なるだけで大きな差異はない。これらの加盟店でポイントが貯まる他、東京メトロに乗車する度にポイントが貯まるのが大きなメリットといえる。このプライムカードとは別にゴールドカードも存在する。以下、他のSuica・PASMO系カードと比較した。
まず、このカードを利用するにあたって注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。
- ・東京メトロに乗車すればメトロポイント
- ・PASMOをチャージするだけでポイント
- ・東京メトロ提携店舗での買い物でポイントアップ
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。
- ・メトロポイントの有効期限は最長2年
- ・年間50万円以上の利用なければ年会費2,100円が発生
- ・他社比較のシミュレーションでは、電子マネーへの還元額は非常に優秀(後述)
このカードの最大の特徴は、東京メトロを乗車するたびにポイントが貯まる点だ。平日で10ポイント(10円相当)、休日で20ポイント(20円相当)が貯まる。これはANA ToMeカードなどのノーマルカードの1.5~2倍のポイントだ。さらにパスモのオートチャージや、パスモが利用できる店舗や自動販売機でも、定期券の購入でもポイントが貯まる。とにかく東京メトロを利用すれば利用するるだけポイントが貯まる仕組みだ。
もちろん、JCB・ニコスの加盟店での買い物でも各社のポイントが貯まる。各社が提携する店舗やオンラインショッピングでのポイント倍増もある。ただし、このカードの場合は加えて東京メトロが提携した店(ビックカメラ・三越・日本通運等)でもポイントが上乗せされる特典がある。また、クレジット会社のポイントも1ポイントを1メトロポイントに交換でき、パスモにチャージして現金代わりに利用できる。ただし、メトロポイントの有効期限は最長2年と短いため、小まめにポイントを使用する必要がある。
次に、他社カードと年会費・移行費・Suicaへのキャッシュバックの効率・ボーナス等を比較した。さらに年間50万円を使用した場合のキャッシュバック額、左記から年会費を差し引いた金額、年間100万分の利用をした場合を比較した。下記計算式でシミュレーションした。
キャッシュバック=(\500,000 × ポイント還元率)+ ボーナス
上記に年会費を加味=(\500,000 × ポイント還元率)+ ボーナス - 年会費
上図で「東京メトロ To Me CARD PASMO プライム」を他社カードと比較したが、年会費は他社と同額で特にメリットはない。ただし、カードの年間利用額が50万円を超えると年会費が無料になる。1ヶ月に約4万円と考えると、公共料金や携帯電話の料金などを集約すれば不可能な数字ではないはずだ。
また、ポイント率は他社と同率でしかないが、年間利用額で発生するボーナス分だけ他社カードよりも有利だ。さらに年間利用額ボーナスだけでなく、東京メトロでの乗車、東京メトロ提携店でのポイント上乗せを考慮すれば、上図の数字以上にお得になる可能性を秘めている。ただ、他のSuicaカード(ビューやビック)はチャージでポイント3倍になる。年間10万円のSuicaチャージで1,500円バックに対して、PASMOチャージは500円バックにしかならない。チャージが多いようならSuicaの方が有利だ。
結論としては、パスモ系では最高クラスのカードといえる。特に休日にも東京メトロの電車に乗る、さらに年間利用額が50万円を超えるなら、文句無しにオススメだ。ただ、通勤などの経路がメトロとJRを横断するなど、JRとメトロを選択できる場合にはSuica系カード(VIEWやビック)も検討したい。その場合にはチャージで貯まるポイントが3倍のため、電車に乗るよりチャージの方が多い(電車に乗る回数よりもコンビニの利用回数の方が多いなど)ようなら、Suica系カードの方がお得になる可能性が高いためだ。