ペルソナSTACIA PiTaPaカード/ 百貨店・ファッションビルの割引優待・ポイント獲得の比較
- オススメ度：
- 名称：
- ペルソナSTACIA PiTaPaカード
- 年会費：
- 2,100円
- 優待店：
- 阪急阪神グループ各店
- ポイント付与：
- 1,000円 → 1.0ポイント
- ポイント換算：
- 100円利用 → 0.5円割引
- ボーナス：
- 入会時500ポイント
ペルソナSTACIA PiTaPaカードは阪急・阪神沿線の利用者ならオススメ！
ペルソナSTACIA PiTaPaカードは阪急・阪神百貨店が発行しており、VISA/JCB/マスターカードから選択できる。それらの加盟店の他、阪急・阪神百貨店での買い物はポイントが上乗せして貯められる。PiTaPaがない付帯していないペルソナカードもあるが、PiTaPaを利用してもポイントが貯められる分だけ、こちらのカードの方がポイント漏れがなく貯められる。以下、百貨店とファッションビルで割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。
さて、このカードを利用するにあたって注目すべきサービスは下記３点が挙げられる。
- ・阪急阪神百貨店での年間の買い物額によってポイント率が５％以上に上昇
- ・PiTaPaの利用の他、定期券の購入でもポイントが貯まる
- ・阪急阪神グループのホテル/飲食店ではポイント上乗せか優待割引
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記３点がある。
- ・阪急阪神百貨店では割引があるだけでポイント上乗せは無い
- ・バーゲン品や一部の化粧品は３％の割引に留まる
- ・他社比較シミュレーションでは、ポイント獲得は少ないが割引が大きくお得（後述）
まずポイントプログラムだが、VISAを選ぶと1,000円で１ポイント（5円相当）で、JCBだと200円で１ポイント（1円相当）となるが、いずれもポイント還元率では0.5％となる。VISAの場合には1,000円未満は切捨てとなるため、細かいポイントも無駄にしたくないならJCBを選んだ方がお得だ。また、阪急・阪神グループのホテルや飲食店では最大3.5%のポイントが獲得できる。さらにPiTaPa付帯カードなら、定期券購入でも１％分のポイント、阪急・阪神鉄道に乗車してPiTaPaを利用するだけで運賃の0.5％分のポイントが貯まるなど、相当にお得な特典がある。
優待割引は阪急・阪神の百貨店では入会後１年間は５％割引だが、百貨店での買い物が30万円を超えれば7％割引、50万円以上なら10％割引に翌年度から割引率が上昇する。その他、また、レストランで会員限定の割引ディナープランなどが月１回ある他、同グループの阪急阪神第一ホテルで5～20％割引、阪急交通社のツアーが３％割引、兵庫県立美術館の入館料が割引等、阪急・阪神グループの優待割引以外でも予期せぬ所で割引がある可能性がある。
次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。
さらに年間50万円/100万円を使用した場合の割引額、そこから年会費を差し引いた金額を比較した。ポイント優待店（東急なら東急百貨店、小田急であれば小田急百貨店など）での買い物は、一定の決済額毎にボーナスポイントが存在するため、その点も加味してキャッシュバック額を計算した。
・ポイントによるキャッシュバック額＝
(50万×ポイント還元率）- 年会費
・上記にポイント優待店を加味＝ 上記 +（10万円×ボーナス還元率）
| 名称 | 小田急 ポイント カード |
タカシマヤ カード |
タカシマヤ カード ゴールド |
MI カード |
MI カード ゴールド |
DAIMARU 松坂屋 カード |
DAIMARU 松坂屋 ゴールド |
エメラルド STACIA |
ペルソナ カード |
ペルソナ PiTaPa |
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| 画像 |  |
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| 年会費 | \0 | \2,100 | \10,500 | \2,100 | \10,500 | \1,050 | \7,350 | \1,312※ | \2,100 | \2,100 |
| 入会 ボーナス |
500P | 抽選 | 抽選 | - | - | 1,000P | 1,000P | 500P | - | - |
| Ｐ通常店 ポイント 還元率 |
0.5% | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
| Ｐ優待店 ポイント 還元率 |
1.0% ※5.0% ※7.0% |
8.0% | 8.0% | 5.0% | 5.0% | 5.0% | 5.0% | 3.0% | 5.0% | 5.0% |
| Ｐ優待店 20万 ボーナス |
- | - | - | 7.0% | 7.0% | 5000P | 5000P | - | 7.0% | 7.0% |
| 電子マネー | PASMO | - | - | - | - | - | - | - | - | PiTaPa |
| 1年50万 年会費考慮 |
\2,500 | \400 | -\5,500 | \400 | -\5,500 | \1,450 | -\2,350 | \2,500 | \400 | \400 |
| 1年50万 Ｐ優待店 10万 |
\3,500 ※\7,500 |
\6,300 | \2,500 | \5,400 | -\500 | \6,450 | \2,650 | \5,500 | \5,400 | \5,400 |
| 1年100万 Ｐ優待店 20万 |
\7,000 ※\19,000 |
\18,900 | \15,500 | \16,900 | \13,500 | \14,950 | \13,650 | \11,000 | \16,900 | \16,900 |
上図で１番右の「ペルソナSTACIA PiTaPaカード」を他社カードと比較したが、基本となるポイント率は他社と横並びの数字でメリットはない。ただし、前述したように阪急・阪神百貨店ではポイントではなく割引という形で５％が買い物額から差し引かれる。さらにPiTaPa付帯カードの場合には、定期券購入や電車に乗車するだけでポイントが貯まったり、もちろん電子マネーが利用できるコンビニやキヲスクでもポイントが貯まるため、利用方法次第では数字以上にお得になる可能性を秘めている。年会費こそ2,100円が必要になるが、阪急・阪神百貨店で約４万円の買い物をするか、定期券や運賃を合わせて年間で20万円程度を利用するなら、容易に年会費は相殺できる。
結論としては、阪急・阪神百貨店を利用する人、さらには阪急鉄道・阪神鉄道を通勤で利用している人にもオススメできる１枚だ。特にPiTaPaをコンビニでの昼食代や、PiTaPa対応の居酒屋、阪神甲子園の球場内のグッズショップや飲食店（還元率は１％）でも利用すれば、年間で１万円近い得をすることもできる。ただしベースのポイント率は低いため、PiTaPaで日常生活で利用しつつも、阪急・阪神グループ専用のサブカードとして利用した方が良いだろう。同グループ外ではポイント率が1.5％を超える別の高ポイント還元率カードを利用した方が、トータルではお得になるはずだ。
