パルコカード/ 百貨店・ファッションビルの割引優待・ポイント獲得の比較
- オススメ度:
- 名称:
- パルコカード
- 年会費:
- 無料
- 優待店:
- パルコ各店
- ポイント付与:
- 100円 → 0.1ポイント
- ポイント換算:
- 100円利用 → 0.5円割引
- ボーナス:
- 入会時に1,000円分
パルコカードは利用額のハードルがあり他社よりも割引を受けにくい!
パルコカードはパルコとセゾンカードで発行しており、ブランドはVISA/JCB/MasterCardから選択することになる。通常の買い物でのポイントは、セゾンの永久不滅ポイントが1,000円で1ポイントが貯まる。貯めたポイントはパルコの商品券の他に、各種商品とも交換できる。以下、百貨店とファッションビルで割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。
さて、このカードを利用するにあたって注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。
- ・有効期限が無いポイントが貯まる(他社は期限あり)
- ・パルコの買い物で5%割引(年間利用額が20万を超えると10%割引)
- ・西友/リヴィンの買い物が5%割引
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。
- ・パルコの買い物では誕生月以外はポイントボーナスは無し
- ・10%割引セールは他社では無条件
- ・他社比較シミュレーションでは、ポイント獲得は少ないがセール次第(後述)
まず入会特典についてだが、現在は1000円分の商品券がプレゼントされる。マルイのエポスの2,000円には劣るが、ルミネのような特典無しよりはマシだ。ポイントは永久不滅ポイントが、通常では1,000円で1ポイント、パルコで年間20万円以上の買い物をすれば、誕生月は2ポイントになる。ただし、他社は冠名になっている店では常にポイント2倍になるため、他社よりも数字は劣っているサービスだ。
また、パルコでの年間の買い物額によって割引が受けられる。この点でも、他社は常に5%割引であったり、特定の期間中(マルコとマルオの7日間など)で10%割引になるため数字で劣る。セゾンカードの一種のため、西友とリヴィンで5%割引が受けられる。
次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。
さらに年間50万円/100万円を使用した場合の割引額、そこから年会費を差し引いた金額を比較した。ポイント優待店(東急なら東急百貨店、小田急であれば小田急百貨店など)での買い物は、一定の決済額毎にボーナスポイントが存在するため、その点も加味してキャッシュバック額を計算した。
・ポイントによるキャッシュバック額=
(50万×ポイント還元率)- 年会費
・上記にポイント優待店を加味= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)
上図の通り「パルコカード」は他社カードと比較すると、ファッションビル系では微妙なところだ。さらに5%を受けるためには10万以上の利用が必要になるため、10万以下の利用であれば、他社との差は広がり、マイナスに寄与しそうだ。むしろ、西友・リヴィンでも5%割引になる点を考慮すれば、服飾関連ではなく日常の食費での割引を考えれば他社との差は詰まりそうだ。食費に年間10でも利用すれば、他社と同等レベルまで持っていける。
結論としては、基本的にはパルコで多少なりとも買い物をするならオススメできるが、他社のファッションビル系カードよりはオススメはできない。ただし、西友・リヴィンでの買い物があるならば、年会費も無料のため保有してもいいだろう。もしも、他のファッションビル系のエポスや109等と迷っている場合には、買い物額が優先だが、同額程度であれば、エポスか、Suicaチャージや定期購入でもポイントが貯まるルミネカードを検討したところだ。