イエローハット クレジット&ポイントカード/ カーライフの中で割引節約・ポイント獲得でのお得度の比較

- オススメ度:
- 名称:
- イエローハット クレジット&ポイントカード
- 年会費:
- 0円
- ETC年会費:
- 無料
- ポイント率:
- 0.5%
- ETC/給油特典:
- -
- 入会ボーナス:
- -
イエローハット クレジット&ポイントカードは年会費無料で高還元率!
イエローハット クレジット&ポイントカードは、カー用品販売でチェーン展開するイエローハットが発行するクレジットカードで、イエローハットだけでなくマスターカード加盟店での買い物であればポイントが貯まる仕組みとなっている。もちろんイエローハットでの各種特典も付帯されており、エンジンオイルの交換工賃が無料・イエローハットクラブオフに無料で加入などがある。

まずポイントだが、マスターカードの加盟店での1,000円の買い物で1ポイント(5円相当)が獲得でき、ポイント還元率では0.5%となる。さらにイエローハットでの買い物ならイエローハットポイントが100円で2ポイント(2円相当)が貯まる。前者はクレジット会社のポイントで、貯めたポイントはキャッシュバック以外にも景品とも交換できる。後者はイエローハットが定めるポイントで、イエローハットでのキャッシュバックに利用できる。
ポイント以外では、エンジンオイル・オイルフィルター・エアフィルターの交換工賃が無料となる特典がある。ただ、500円程度の工賃のみが無料で、実際に交換するエンジンオイル・オイルエレメントの代金は実費となるため微妙だ。その他、イエローハット・クラブオフが無料で入会でき、京王プラザホテルのようなビジネスホテルから、としまえんのような遊園地、極楽湯のような風呂屋(健康ランド)などが優待割引される。ちなみに月額525円を支払ってVIP会員になると、スポーツクラブや一泊500円の宿の利用などが追加される。
次に、下図でカーライフ全般でお得といわれるクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店(自動車関連)での特別還元率・ガソリンの割引率などを比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、それが特定の優待店であった場合、さらに年間50万円に加えて月1万円(年間12万円)分の給油をした場合にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。ガソリン価格はリッターあたり150円を想定した。

上図で右から2番目の"イエローハット クレジット&ポイントカード"を、自動車メーカー系とカー用品の販売で大手の2社のカードと比較した。年会費が無条件で無料というのはメリットでもあるが、ブリヂストンカードなら年間5万円の利用で年会費無料と緩い条件で、そう考えると年会費無料というのも大きなメリットとは言いにくい。ポイント還元率では通常利用では他社に劣る数字だが、特別還元率(このカードの場合にはイエローハットでの買い物)なら他社に勝るとも劣らないお得さだ。ただし、ガソリン割引は元より、ロードサービスも付帯しておらず、ドライバーにとっては物足りなくもある。
結論としては、イエローハット専用のカードとして保有するならオススメできそうだ。年会費が無料で2%のポイント還元が受けられるのは、とりあえず持っていて損はないカードではある。ただし、特に際立ってポイント還元率が高いわけでもないため、公共料金(携帯料金・電気ガス代)を集約させる意味は乏しい。あくまで専用カードとして持っているだけで良いだろう。もしも既にサイフがカードで埋まってしまっている場合には、思い切って他ジャンルの高ポイント還元率のカード(JACCSリーダズカード)などに集約してしまうというのもアリだ。