TOYOTA TS CUBIC VIEW CARD レギュラー/ カーライフの中で割引節約・ポイント獲得でのお得度の比較
- オススメ度:
- 名称:
- TOYOTA TS CUBIC VIEW CARD レギュラー
- 年会費:
- 1,837円
- ETC年会費:
- 無料
- ポイント率:
- 1.0%
- ETC/給油特典:
- -
- 入会ボーナス:
- 期間限定のキャッシュバック&ガソリン割引
TOYOTA TS CUBIC VIEW CARD レギュラーは意外とSuicaで得できない
TOYOTA TS CUBIC VIEW CARD レギュラーは、最もベーシックなTS CUBICレギュラーにVIEW機能を付帯させたカードだ。VIEWが付帯されていることで、Suicaへのチャージが可能でチャージによってポイントも得られる。Suicaは関東圏で発行されているJRの電子マネーだが、全国の鉄道会社との相互利用を進めており、関西圏の地下鉄のPiTaPaを始め拡充されていく予定だ。関東圏に在住していなくとも、電車を利用する人なら使い勝手は十分にある。
VIEWについてだが、あくまでオートチャージの引き落とし先のカードになるというだけで、このカード自体をSuicaとして利用できるわけではない。そのため、Suicaは別途で保有することになる。さらに利用に際しては、パソコンや駅のVIEWコーナーなどからリンクを設定する必要があり、その設定が完了すると、Suicaを利用して残高が一定額以下になった時に一定額をSuicaにオートチャージしてくれる。文字にすると面倒なようだが、実際は簡単な作業だ。ポイント還元率は落ちるが、Suicaのチャージでもポイントが2,000円チャージで5ポイント貯まる。クレジットカードが利用できないコンビニも多く、その意味では日時生活でのポイント獲得漏れを減らせられる意味で大きい。
また、ポイントは1,000円利用で10ポイント(10円相当)で還元率は1.0%だが、ポイントアップマーケット経由ならポイントが2倍になる。ポイントは新車購入時やカー用品購入時のキャッシュバックに充てられるが、有効期限は5年のため注意したい。ロードサービスも無料付帯で、無料で電話対応、実費負担だがJAFへの取次ぎも行ってくれる。
次に、下図でカーライフ全般でお得といわれるクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店(自動車関連)での特別還元率・ガソリンの割引率などを比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、それが特定の優待店であった場合、さらに年間50万円に加えて月1万円(年間12万円)分の給油をした場合にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。ガソリン価格はリッターあたり150円を想定した。
上図で左から4番目の"TOYOTA TS CUBIC VIEW CARD レギュラー"を他社と比較すると、2番目に年会費が安価になっている。レギュラーとの差額はVIEWの有無と考えていい。差額の500円はSuicaのチャージで得られるポイントで挽回できるが、そのハードルは少し高い。なぜならチャージのポイント還元率は2,000円で5ポイント(還元率で0.25%)と極端に減少してしまい、計算上では年間20万円分のSuicaのチャージしなければ差は埋まらない。仮にSuicaとEdyを使い分けている人なら、EdyチャージでもSuica同様にポイントが貯まるため10万円ずつの利用で済むが、少々ハードルは高い。ポイントの使い道を新車購入に充てるなら実質1.5倍の価値になり年間13万円が必要になる。月1万円の利用ならクリアできる人も多いのではないだろうか。
また、トヨタ系の中ではポイントアップモールでの買い物を除いて還元率に差異はない。ポイントアップモールでは、ノーマル・セレクトはポイントが2倍だが、ゴールドは3倍になる。一見すると大きな差にも感じるが、そもそもの年会費の差が大きく、1年50万円程度の買い物では差は縮まらない。オンラインで年間100万は買い物をしないと、差は埋まらないため大抵の人は気にしなくともいいはずだ。
結論としては、月に1万円以上はSuicaを利用する人にオススメしたい。前述した通り、月に1万以下の場合には年会費の差額が埋まらないため、ノーマルのレギュラーカードで十分だ。トヨタ系のカードでは基本的には、この2枚の何れかをオススメする。海外旅行保険が付帯するセレクトは年1回以上の海外旅行に行くなら悪くはないが、そもそも海外旅行保険はハワイ・グアムといったリゾートに旅行に行く人には不要な可能性が高い。携行品被害が心配なら利用する価値はあるが。。。また、ゴールドはガソリン代の割引などもあるが年会費の割りにお得になる金額は少なく、優待割引などの店舗で特に魅力を感じなければ不要だろう。