TOYOTA TS CUBIC CARD レギュラー/ カーライフの中で割引節約・ポイント獲得でのお得度の比較
- オススメ度:
- 名称:
- TOYOTA TS CUBIC CARD レギュラー
- 年会費:
- 1,312円
- ETC年会費:
- 無料
- ポイント率:
- 1.0%
- ETC/給油特典:
- -
- 入会ボーナス:
- 期間限定のキャッシュバック&ガソリン割引
TOYOTA TS CUBIC CARD レギュラーのようなノーマルが結局はお得!
TOYOTA TS CUBIC CARD レギュラーは、トヨタ(正確にはトヨタ・ファイナンス)が発行する最もベーシックなカードだ。普段の日常品の買い物でポイントが貯まる他、高速道路の通行料、自動車のパーツの購入でもポイントが貯まる。
貯めたポイントはトヨタの新車購入時・車検などでキャッシュバックとして使用できる。他社同様にカーライフ関連のサービスが充実しているが、自動車メーカーが発行するカードにしては珍しく、東海東京証券の取引でポイントが貯まるなど金融関連の特典がある。
まずポイントプログラムだが、基本は1,000円の利用で10ポイント(10円相当)を獲得でき、ポイント還元率は1.0%となる。また、一般的なカードと同様に自社サイト(ポイントアップマーケット)経由ならポイントが倍増で得られる。貯めたポイントの使い道だが、最も効率的なのが新車購入時のキャッシュバックに充てる利用方法だ。この場合には1ポイントが1.5円分になる。当然ながらトヨタ車(レクサス・ダイハツ含む)が対象で、それ以外ではカー用品・メンテ用品のトヨタモデリスタ・ジェームスでの買い物も対象となっている。ポイントを長期間貯めて新車を購入したいところだが、ポイントの有効期限は5年のため注意したい。
また、ロードサービス(ドライバーズサポート)が無料付帯され、トラブル時のJAFへの取次ぎも行ってくれるが、JAFの費用は実費負担となるため注意したい。その他、星野リゾート・ヒルトンなどのホテルの優待割引、各種レストランの割引もある。前述した東海東京証券の他に三井住友信託銀行でも同様に取引・預金額毎にポイントが獲得できる。
次に、下図でカーライフ全般でお得といわれるクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店(自動車関連)での特別還元率・ガソリンの割引率などを比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、それが特定の優待店であった場合、さらに年間50万円に加えて月1万円(年間12万円)分の給油をした場合にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。ガソリン価格はリッターあたり150円を想定した。
上図で1番左の"TOYOTA TS CUBIC CARD レギュラー"を他社と比較すると、同じトヨタのカードの中では付帯するサービスが異なるだけで、ポイント還元率に差異はなく年会費は最安値のため数字面では最優秀となった。ただし、前述したポイントアップモールでのポイント率は、ノーマル・セレクトは2倍になるが、ゴールドは3倍になる。
ポイントアップモールで年間100万円以上の買い物をするなら、年会費を加味しても計算上ではポイントで得する金額は逆転する。年間100万円は簡単に到達できる金額ではないが、旅行関連のサイトもあるため、出張などが多い人なら逆転してトヨタの他のゴールドの方が得する可能性はある。また、同じレギュラーでもVIEWのSuicaが付帯したタイプもあり、こちらはSuicaチャージでもポイントが貯まる。Suicaを月1万円以上は利用するようなユーザーなら年会費の差額を埋めてお得になる可能性がある点は覚えておきたい。
結論としては、余計なサービスが不要でポイントだけを純然と追求するならオススメの1枚だ。海外旅行保険も海外旅行に行かない人には不要、そもそも海外旅行に行く際に旅行会社で加入すれば事足りる。それも長期間でなければ1旅行あたり2~3千円で済むケースも多い。年に数回も海外旅行に行かないなら不要ともいえよう。空港ラウンジも同様だ。前述したオンラインショッピングのポイントアップモールで、相応の金額を利用する人、月1万円以上をSuicaで使用するユーザー以外なら、やはりトヨタ系では最もオススメだ。もちろん、大してカードを利用しない人やマイル等を貯めている人は、そちらに注力して、このカードは車両購入でポイントを貯めて即使用して放置or解約というのもアリだ。