マツダ エムズ プラスカード(MAZDA m'zPLUS Card)/ カーライフの中で割引節約・ポイント獲得でのお得度の比較

- オススメ度:
- 名称:
- マツダ エムズ プラスカード(MAZDA m'zPLUS Card)
- 年会費:
- 無料
- ETC年会費:
- 無料
- ポイント率:
- 1.0%
- ETC/給油特典:
- ENEOSではポイント2.0%に上乗せ
- 入会ボーナス:
- 1,000ポイントのプレゼント
マツダ エムズ プラスカードはとりあえず持ち続けられる1枚だった!
マツダ エムズ プラスカード(MAZDA m'zPLUS Card)は、マツダの新車・パーツ購入などの全サービスでポイントが貯まる他、日用品の買い物でポイントが貯まる。他社が無料の中でロードサービスは有料で、バッテリージャンピング・ガス欠・スペアタイヤ交換までサポートしてくれる。
他の自動車メーカーカードはJAFへの取次ぎ、送迎・宿泊費の補償に留まるものも多く、別途年会費をとるだけあって、その意味では充実している。その一方で、提携施設の優待割引などが存在せず、ドライブに特化したカードともいえる。

まずポイントだが、マツダ車の購入・パーツ購入などで1,000円ごとに20ポイントが貯まる(還元率は2%)一般のVISA加盟店などでは10ポイントと半減される。貯めたポイントはマツダの販売店などで1ポイント=1円で利用できるが、他社と異なり1回あたりのポイントの利用の上限金額が30万円分までと定められている。また、ポイントの有効期限も4年後の3月と他社の5年よりも若干だが短い点にも注意したい。
付帯するサービスだが、有料(年会費787円)なのだが、ロードサービスは充実している。他社が軒並み電話での無料応対、自動車故障時の宿泊費・帰宅費用の補償までに留まる中、インキーの鍵開け、バッテリー上がり、ガス欠の現場での給油、パンク時のスペアタイヤとの交換(さすがにスペアタイヤが無ければレッカー移動になる)などまでサービスが拡充されている。他社カードが年会費が1,000円前後と考えればロードサービスに787円を支払っても、損はないともいえる。さらにENEOSでは還元率2%が獲得できるのも良い(別途費用は不要)
次に、下図でカーライフ全般でお得といわれるクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店(自動車関連)での特別還元率・ガソリンの割引率などを比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、それが特定の優待店であった場合、さらに年間50万円に加えて月1万円(年間12万円)分の給油をした場合にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。ガソリン価格はリッターあたり150円を想定した。

上図で右から2番目の"マツダ エムズ プラスカード"を他社と比較すると、他車カードで年会費が無料のカードが存在していない中での年会費無料というのは際立って見える。ただし、前述したようにロードサービスが有料であったり、優待割引が設けられていない点を考えれば、その削った分が年会費無料に持っていけた理由といえる。
ただ、ロードサービスに加入したとしても他社よりも維持費は安価ではある。それでもポイント還元率が他社に劣るわけではなく、自動車を購入したのポイント還元率は他社よりも優秀だ。年会費が無料というのも手伝って、自動車以外で50万円を支払った場合、自動車関連で50万円を支払った場合は優秀だ。ガソリンを給油した場合も、マツダで自動車を購入したのと同じポイント率が適用されるため優秀な数字だ。
結論としては、持ち続ける価値がある1枚といえそうだ。年会費が発生しないのもあるが、ロードサービスが不要ならカットできる点も良い。車検・点検でもポイントが貯まるため、とりあえず持っていて損はない1枚といえる。ガソリン給油のポイント上乗せも持ち続ける意味がある。ただ、車両購入後はタイヤ・整備などは自分の馴染みの店を使うといった場合は、メリットも薄くなるため公共料金の集約などはせず、他ジャンルのカードに集約した方がお得だ。その場合にはポイントを使い切った後は退会というのもアリだ。