富士火災海上 ベリエスト(一般用総合自動車保険)/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

富士火災海上保険
オススメ度:
2
保険会社:
富士火災海上保険
名称:
ベリエスト(一般用総合自動車保険)
免許割引:
ゴールド免許で割引
走行距離:
割引なし
オリコン:
10位以下 / 18社中
特徴:
ひとつ上を行く自動車保険です

富士火災海上 ベリエストは微妙・中途半端というしかないか!?

富士火災海上保険は中堅の損害保険会社で、2013年4月からはAIGジャパンHDの完全子会社となっている。また、2018年の創立100周年に向かえるが、正味収入保険料は2008年から横バイ状態にあり、業績が拡大しているとは言い難い。以下、概要を記載し他社の自動車保険と比較する。

富士火災海上の自動車保険料・ロードサービスなどのサービス

まず補償内容だが、基本となる対人・対物補償の他に、特約で様々な補償を付加できる。自動車事故による要介護・後遺障害となった場合の補償、事故による携行品の損害の補償、さらには自動車事故による就業不能の際の補償まで幅広い。

ただ、保険料の算出に関しては、他社の自動車保険と同様に免許証の色なども加味されるようだが、走行距離に応じた割引は存在せず、新車割引・エコカー割引・長期優良契約割引(継続割引)も確認ができない。保険料には過度な期待はできない。また、他社のように無料のロードサービスが付帯していない。ネット系の自動車保険でも付帯している昨今では、何とも。。。

次に、下図で通販型の自動車保険・代理店型の自動車保険を国内・外資を問わず比較した。補償内容では対人賠償対物賠償人身傷害が基本補償か選択(特約)か、ロードサービスでバッテリー上がりと無料のレッカー移動の距離を比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度を比較した(価格コムや楽天はオリコンと大差が無いため割愛)また、各社に寄せられている年間の苦情数も参考比較した。

保険料面ではゴールド免許・走行距離割引の有無に加え、30・40・50歳の代表的な保険料をシミュレーション比較した。その際の条件は、国土交通省の自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を約9,000キロ、日本自動車販売協会連合会の新車販売販売台数ランキングで長らく1,2位にいるトヨタのプリウス(ZVW30)新車を採用し、東京在住のゴールド免許とし保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
スーパー保険
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
富士火災
DAY-Go
対人賠償
対物賠償 選択
人身傷害 選択 選択 選択 選択 選択 選択
バッテリー
上がり

無制限

期間中1回

90日制限

期間中1回
○ ※
無制限
-
レッカー
距離

50km

35km

30km

100km

30km
○ ※
300km

50km

100km
-
ゴールド
免許
-
走行距離 - - - -
オリコン 3位 8位 2位 4位 1位 6位 5位 9位 10位以下
JDパワー 9位 16位 10位 14位 2位 12位 15位 7位 6位
苦情数 23,280件 5,720件 4,617件 7,045件 4,398件 773件 2,588件 59,081件 15,773件
30歳 \44,810 \34,890 \49,170 \31,330 \37,440 \43,840 \32,580 \59,100
40歳 \45,350 \33,760 \46,050 \32,010 \38,480 \35,280 \32,560 \57,030
50歳 \46,010 \35,500 \47,250 \32,010 \38,480 \32,920 \34,220 \59,270
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・富士火災)

上図で1番右の富士火災海上だが、補償の内容(基本補償か否か)には特に目立った点はないが、前述した通り保険料の割引項目・ロードサービスでは他社に劣る内容となっている。とはいえ、オリコンの総合満足度調査では10位以下だが、JDパワーの事故対応満足度では6位と健闘している。さすがに中堅とはいえど経験値があるためか、事故対応では相応の期待が持てる。相対的な保険料からすれば苦情も多めに見えるが、年々で苦情件数が10%前後のペースで減少しているのも悪くない状況だ。

ただ、保険料はインターネット上では見積をとることができず、他社とは比較できなかった。割引項目や代理店経由が主である点からすると特別に保険料が安くなる期待は薄いが。。。

結論としては、事故対応で一定の期待が持てるが、保険料が安くなる期待は持てず、微妙・中途半端だと言わざるを得ない。やはり保険料重視ならチューリッヒ・おとなの自動車保険、事故対応を重視するなら東京海上などの代理店系かイーデザインあたりを検討するのが妥当だろう。ただ、特約が豊富なため他社が対応していない特約で、特に希望する内容があるようなら健闘の余地はあるかもしれない。