AIU損保 ファミリー向け自動車保険 type R(家族総合自動車保険)/ 自動車保険の保険料・補償内容・サービスを評価 レビュー

AIU損害保険
オススメ度:
3
保険会社:
AIU損害保険
名称:
ファミリー向け自動車保険 type R(家族総合自動車保険)
免許割引:
ゴールド免許で最大16%割引
走行距離:
割引なし
オリコン:
10位以下 / 18社中
特徴:
信頼と実績を基に築き上げた、自信をもっておすすめできる自動車保険です

AIU損保 家庭用自動車保険は保険料はさておき事故対応なら!

AIU損保は130以上の国・地域で展開するAIGグループの一角で、日本で保険事業を展開している。同じくAIGグループ企業ではアメリカンホーム保険が損害保険事業を展開している。AIU自体は海外旅行保険が中心ではあるが、同社の保険料の総額の中では自動車保険が20%以上は占めており、決して海外旅行保険が全てというわけではない。以下、概要を記載し他社の自動車保険と比較する。

AIU損保の自動車保険料の割引・ロードサービスなどのサービス

まず保険料だが、他社の自動車保険と同様に免許証の色・用途・運転者で算出されるが、走行距離に応じた割引は存在していない。しかし、新車割引や等級に応じた割引の他に、無事故を継続することで割引が適用される長期優良契約割引や新規年払割引がある。特に後者の2つの割引は、他社の自動車保健でも設けていない場合があり、ゴールド免許での割引率も最大16%と他社より高く、その意味では一定の評価ができる。保険料に関しては、一定の期待が持てそうだ。

また、ロードサービスも他社同様に無料で付帯している。バッテリー上がり・インキーの解錠・スペアタイヤの交換・ガス欠時の給油などの一般的なサービスが付帯している。ガス欠時の給油も年1回限定だが、給油代が実費負担ではなく無料という点もプラスだ。無料レッカー移動でも運搬距離は原則距離制限なし(自分の指定場所だと50km)と悪くない。ただ、自走不能となった場合の帰宅・代替交通費の保障は存在しておらず物足りなさはある。

次に、下図で通販型の自動車保険・代理店型の自動車保険を国内・外資を問わず比較した。補償内容では対人賠償対物賠償人身傷害が基本補償か選択(特約)か、ロードサービスでバッテリー上がりと無料のレッカー移動の距離を比較した。顧客満足度ではオリコンの自動車保険総合ランキング、国際的な調査機関のJDパワーの事故対応満足度を比較した(価格コムや楽天はオリコンと大差が無いため割愛)また、各社に寄せられている年間の苦情数も参考比較した。

保険料面ではゴールド免許・走行距離割引の有無に加え、30・40・50歳の代表的な保険料をシミュレーション比較した。その際の条件は、国土交通省の自動車輸送統計調査を元に年間平均走行距離を約9,000キロ、日本自動車販売協会連合会の新車販売販売台数ランキングで長らく1,2位にいるトヨタのプリウス(ZVW30)新車を採用し、東京在住のゴールド免許とし保険料を節約するため車両保険搭乗者保険は無しとした。

名称 ソニー損保
Type S
アクサ
ダイレクト
三井
ダイレクト
チューリッヒ
スーパー保険
イーデザイン
損保
セゾン
おとなの
自動車保険
SBI損保 東京海上
トータルA
AIU
損保
対人賠償
対物賠償 選択
人身傷害 選択 選択 選択 選択 選択 選択 選択
バッテリー
上がり

無制限

期間中1回

90日制限

期間中1回
○ ※
無制限
レッカー
距離

50km

35km

30km

100km

30km
○ ※
300km

50km

100km

50km
ゴールド
免許
-
走行距離 - - - -
オリコン 3位 8位 2位 4位 1位 6位 5位 9位 10位以下
JDパワー 9位 16位 10位 14位 2位 12位 15位 7位 1位
苦情数 23,280件 5,720件 4,617件 7,045件 4,398件 773件 2,588件 59,081件 3,696件
30歳 \44,810 \34,890 \49,170 \31,330 \37,440 \43,840 \32,580 \59,100
40歳 \45,350 \33,760 \46,050 \32,010 \38,480 \35,280 \32,560 \57,030
50歳 \46,010 \35,500 \47,250 \32,010 \38,480 \32,920 \34,220 \59,270
自動車保険の比較表(ソニー損保・アクサ・三井ダイレクト・チューリッヒ・イーデザイン損保・セゾンおとなの自動車保険・SBI損保・東京海上・AIU損保)

上図で1番右のAIU損保だが、ロードサービスでは他社比較すると50kmと平均的な数字で特に短いということもない。オリコンの総合満足度調査では10位以下と低調だが、JDパワーの事故対応満足度の調査ではトップの満足度となっている。オリコンでも総合では10位以下でも、「事故後の交渉力」「担当者の対応」「的確さ・スピード」で5位、保険金の支払いでも6位と健闘している。実際、AIUの自動車保険の保険料の総額は500億円程度でイーデザイン損保・三井ダイレクトの2倍以上のシェアだが、年間の苦情件数では明らかに少ない点も、事故対応に相応の期待ができる証明といえる。

ただ、保険料の見積もりについては、決してオープンと呼べるシステムではなく他社の保険料とは比較できない。ただ、前述した割引項目から考えると特別に高額になることも考えにくい。また、ネットの一括見積にも未対応のケースが多いため、忘れずに見積される対象にあるかを確認する必要があるだろう。

結論としては、事故対応に重きを置く人、過去に自動車事故の事故対応で痛い目を見た人はAIU保険を検討するのはオススメできそうだ。とはいえ、第三者のアンケートで満足度が高くとも、実際の事故対応では担当者の力量にも左右されるため、運の要素も否定できない。良い担当者に当たる可能性が高まるぐらいに考えておいた方が精神衛生上も良いだろう。