MrMaxカード/ スーパー・コンビニの割引優待・ポイント獲得のお得度の比較
- オススメ度:
- 名称:
- MrMaxカード(ミスター・マックス・カード)
- 年会費:
- 無料
- 優待店:
- MrMax各店
- ポイント付与:
- 100円 → 0.5ポイント
- ポイント換算:
- 100円利用 → 0.5円割引
- ボーナス:
- 入会時に500円分の買い物券
MrMaxカードはMrMax利用者でもメリットは薄いか!?
MrMaxカードは、ディスカウントストアのMrMaxとセディナで発行している。VISA/JCB/マスターカードから選択でき、クレジット加盟店での買い物でポイントが貯まる。MrMaxでの買い物はポイント上乗せは無いものの、カード代金請求時に5%割引が受けられる。以下、スーパー・コンビニで割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。
さて、このカードの注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。
- ・MrMaxでの買い物は5%割引
- ・カードの年間利用額に応じてポイント率が上昇
- ・セディナの各種特典が付帯
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。
- ・MrMaxでの買い物にはポイントの上乗せは無し
- ・ポイントの有効期限は約2年
- ・他社比較シミュレーションでは、ポイント獲得/割引額は他社に劣る(後述)
まずポイントプログラムだが、基本は200円で1ポイント(5円相当)となり、ポイント還元率では0.5%となる。さらに、「とくとくステージ」と呼ばれる年間利用額に応じてポイント率が上昇する特典が存在する。年間50万円以上で1.1倍、100万円以上で1.15倍になる。ポイント還元率は、前者で0.55%、後者は0.58%となる。ただし、上昇分を鑑みても後述の図でも分かるように、他カードには劣る数字に留まる。また、MrMaxでの買い物はポイント上乗せはないが、毎月第三日曜に利用したカード利用には5%割引が適用される。
ポイント以外の特典では、MrMax関連では入会時に得られる500円の買い物券がプレゼントされるのみだが、セディナの各種特典が付帯している。その中でもカード利用額に応じて応募されるウキウキトラベル賞、カードの引き落としを三井住友銀行にすることでATMの出金手数料が無料になる特典は利用価値がありそうだ。
次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・優待店での割引・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のポイントによるキャッシュバック額、優待店の一律の数%割引、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。キャッシュバック額は下記式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額=
(50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に優待店を加味= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)+ (10万円×会計時の割引)
上図で「MrMaxカード」を他カードと比較したが、ベースとなるポイント還元率の0.5%、優待店(このカードの場合はMrMax)での買い物でのポイント還元率の0.58%共に他社カードよりも劣る。この数字自体が一般的なクレジットカードと同程度でしかなく、ポイント還元率からしてメインカードとして利用するには、お得さからいって薦められない。また、優待店割引では他のスーパー/コンビニ系カードと同様に5%割引が存在するが、他カードと異なり割引が適用される日が少ない。他カードでは毎週日曜に割引、最低でも毎月の内の数日が割引対象の日となる。その意味では物足りない感は否めない。もちろん、ポイント還元率が低いため年間利用額を元にしたシミュレーションでは、お得になる金額では他社に劣る。
結論としては、MrMax専用のサブカードとしては悪くはないが、いかんせんポイントの上乗せがなく、5%の割引があるのも毎月第三日曜日に限定される。使い勝手からして微妙と言わざるを得ない。ポイントと割引が無い以上は、他の特典に目を向けることになるが、今までに既述した通り、他社カードには無いオリジナリティのあるメリットになる特典は存在しない。やはり微妙なカードなのか。。。