ENCHO CARD(エンチョーカード)/ スーパー・コンビニの割引優待・ポイント獲得のお得度の比較

ENCHO CARD(エンチョーカード)
オススメ度:
2
名称:
ENCHO CARD(エンチョーカード)
年会費:
無料
優待店:
エンチョー各店(ホームセンター)
ポイント付与:
100円 → 0.5ポイント
ポイント換算:
100円利用 → 0.5円割引
ボーナス:
-

ENCHO CARDはサブカードなら利用価値がありそうだが!

ENCHO CARD(エンチョーカード)は、ホームセンターのエンチョーとセディナで発行している。買い物でポイントが貯まる他、エンチョーでの買い物での一律割引、工作室でのカット加工が無料・レンタル工具の無料貸し出し等といった日曜大工好きには堪らない特典も付帯している。以下、スーパー・コンビニで割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。

さて、このカードの注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。

  • ・ENCHOでの買い物はポイント上乗せ
  • ・ENCHOでの買い物は常時で一律2%割引
  • ・カット加工/貸車/レンタル工具の無料貸し出しサービス

逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。

  • ・ポイントはエンチョーポイントが貯まり同社の商品券にのみ交換可能
  • ・ポイントの有効期限は1年
  • ・他社比較シミュレーションでは、ポイント獲得/割引額は他社に劣り微妙(後述)
ENCHO CARD(エンチョーカード)のポイントプログラム及び各種特典

まずポイントプログラムだが、基本は100円で1ポイント(エンチョーポイント)が獲得でき、エンチョーでの買い物は100円で1ポイントにアップする。ポイント還元率では前者は0.5%、後者は1.0%と月並みの数字になるが、毎月第一日曜日はエンチョーでの買い物はポイントが2倍になるため、ポイント率は2.0%まで上昇することになる。さらにエンチョーカードでの買い物は常時2%割引になるため、お得度は更に増す。ただ、、他のスーパー/コンビニ系カードは5%割引まであることを考えれば少し物足りない感はある。

ポイント以外の特典には、さすがにホームセンターらしい特典が多い。例えば、工作室での木材・パイプ等のカット、自家用車に購入商品が乗らない際のトラック・ワゴンの貸車、レンタル工具などが無料になる特典がある。一方で、ポイントの有効期限は1年と短いため注意が必要だ。

次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・優待店での割引・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のポイントによるキャッシュバック額、優待店の一律の数%割引、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。キャッシュバック額は下記式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額= (50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に優待店を加味= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)+ (10万円×会計時の割引)

名称 セブン
カード
セブン
プラス
イオン
カード
イオン
カード
Suica
ファミマ
Tカード
Walmart
カード
セゾン
ローソン
ポンタ
VISA
ポンタ
プラス
マツキヨ
カード
ENCHO
カード
画像 セブンカード(アイワイカード) セブンカード イオンカード イオンカード suica ファミマTカード ウォルマートカードセゾン ローソンPonta visaカード ポンタプレミアムプラス ツルハドラッグカード ENCHOカード
年会費 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0
入会
ボーナス
2,500P 3,000P 1,500P 1,500P - - - 11,500P 1,000P -
P通常店
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 1.0% 1.0% 0.5%
P優待店
ポイント
還元率
1.5% 1.5% 1.0% 1.0% 1.5% 0.5% 2.0% 2.0% 2.0%
(4.0%)
1.0%
(2.0%)
優待店
割引
5% 5% 5% 5% 5-10% 5% - - - 2%
電子マネー nanaco nanaco - Suica - - - - - -
1年50万
年会費考慮
\2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \5,000 \5,000 \2,500
1年50万
P優待店
10万
\9,000 \9,000 \8,500 \8,500 \10,000 \8,000 \4,500 \7,000 \8,000 \5,500
1年50万
P優待店
20万
\15,500 \15,500 \14,500 \14,500 \17,500 \13,500 \6,500 \9,000 \13,000 \8,500
スーパー・コンビニでポイントを貯めて買い物で得するカードの比較表(セブンカード・セブンプラス・イオンカード・イオンカードSuica・benesseイオンカード・ファミマTカード・ローソン ポンタVISA・Walmartカードセゾン・ミレニアムオンカード・ENCHOカード)

上図で「ENCHO CARD」を他カードと比較したが、基本となるポイント還元率、優待店(このカードの場合はエンチョー)でのポイント還元率でも他カードと同等レベルでしかない。ただ、前述した第一日曜日でのエンチョーでの買い物がポイントアップする点を加味すると、他社カードより1枚抜けた数字ではある。さらに買い物額の一律割引でも、他社が概ね5%割引が多い中で2%割引という数字は見劣りはする。そのため、年間利用額でのシミュレーションでは、他カードに劣る数字になってしまう。

結論としては、エンチョー専用のサブカードなら利用価値がありそうだ。その場合には、ポイントでは上図の他社カードは元より、高ポイント還元率カード(漢方スタイルカード・JACCSリーダーズカード等)よりもポイント率が低いが、2%割引とポイント上乗せを加味すれば、それらのカードを上回れる。また、年会費が無料でエンチョーを数年利用せずに放置できるのも良い。年1回でも数年に1回でもエンチョーを利用するなら保有する価値はありそうだ。