コストコ オリコ マスターカード/ スーパー・コンビニの割引優待・ポイント獲得のお得度の比較

コストコオリコマスターカード
オススメ度:
2
名称:
コストコ オリコ マスターカード
年会費:
無料 ※コストコ年会費は必要
優待店:
コストコ各店
ポイント付与:
100円 → 0.5ポイント
ポイント換算:
100円利用 → 0.5円割引
ボーナス:
-

コストコオリコマスターカードはコストコでカードが使えるだけ得!

コストコオリコマスターカードは、コストコとオリコで発行しているカードだ。コストコではアメックスカードと共にコストコで利用できる唯一のカードとなっている。また、このカード自体の年会費は永年無料なのだが、コストコを利用するには別途でコストコ年会費4,200円が必要になるため注意したい(このカードを保有しているからといって、コストコの年会費が無料にはならない)以下、スーパー・コンビニで割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。

さて、このカードの注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。

  • ・買い物額が1,000円ごとに1スマイルポイント
  • ・年間利用額ごとにボーナス発生
  • ・ポイントはコストコの商品券に交換可能

逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。

  • ・コストコでカード払いができる以外に、コストコでのメリットは無い
  • ・ポイントの有効期限は最長で2年
  • ・他社比較シミュレーションでは、ポイント獲得/割引額は他社に劣る(後述)
コストコオリコマスターカードのポイントプログラム及び各種特典

まずポイントプログラムだが、基本は1,000円で1ポイント(スマイルポイント)が獲得でき、そのスマイルを1,000スマイルでコストコの5,000円分の商品券に交換できる。ポイント還元率では0.5%ということになる。さらに年間利用額に応じたボーナスが存在しており、年間50万円をクリアするとポイントが1.5倍、年間100万円なら1.7倍になる。それに応じてポイント還元率も0.75%、0.85%にまで上昇する。

その一方で、他社カードのように冠名になった小売店での買い物でポイントアップ・購入代金の割引は存在しない。ただでさえコストコが安さをウリにしているだけに、値札以上の割引は設けられないのかもしれないが。。。また、ポイントの有効期限は誕生日を起点に、ポイントを貯め終わった翌年までとなっており、有効期限は最長でも2年と短いため注意したい。

次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・優待店での割引・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円/100万円を使用した場合のポイントによるキャッシュバック額、優待店の一律の数%割引、左記から年会費を差し引いた金額を比較した。キャッシュバック額は下記式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額= (50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に優待店を加味= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)+ (10万円×会計時の割引)

名称 セブン
カード
セブン
プラス
イオン
カード
イオン
カード
Suica
ファミマ
Tカード
Walmart
カード
セゾン
ローソン
ポンタ
VISA
ポンタ
プラス
マツキヨ
カード
コストコ
オリコ
画像 セブンカード(アイワイカード) セブンカード イオンカード イオンカード suica ファミマTカード ウォルマートカードセゾン ローソンPonta visaカード ポンタプレミアムプラス ツルハドラッグカード コストコ オリコマスターカード
年会費 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0 \0
入会
ボーナス
2,500P 3,000P 1,500P 1,500P - - - 11,500P 1,000P -
P通常店
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 1.0% 1.0% 0.5%
(0.85%)
P優待店
ポイント
還元率
1.5% 1.5% 1.0% 1.0% 1.5% 0.5% 2.0% 2.0% 2.0%
(4.0%)
0.5%
(0.85%)
優待店
割引
5% 5% 5% 5% 5-10% 5% - - - -
電子マネー nanaco nanaco - Suica - - - - - -
1年50万
年会費考慮
\2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \5,000 \5,000 \2,500
1年50万
P優待店
10万
\9,000 \9,000 \8,500 \8,500 \10,000 \8,000 \4,500 \7,000 \8,000 \4,500
1年50万
P優待店
20万
\15,500 \15,500 \14,500 \14,500 \17,500 \13,500 \6,500 \9,000 \13,000 \5,250
スーパー・コンビニでポイントを貯めて買い物で得するカードの比較表(セブンカード・セブンプラス・イオンカード・イオンカードSuica・benesseイオンカード・ファミマTカード・ローソン ポンタVISA・Walmartカードセゾン・ミレニアムオンカード・コストコ オリコ マスターカード)

上図で「コストコ オリコ マスターカード」を他カードと比較したが、ベースのポイント還元率である0.5%は平均的な数字だが、優待店(大抵はカードの冠名の小売店)でのポイント還元率は他社が無条件で1.0%以上が並んでおり、その意味ではお得度では劣る。さらに、前述した通り、他社のように買い物額の一律割引が存在していない。そのため年間利用額でのシミュレーションでは、年間利用額のボーナスを加味しても、他社カードに大きく劣るポイント・割引額となった。そもそも商品価格が安いコストコで、カード支払いができるだけでも大きなメリットと考えるしかないか。。。

結論としては、コストコ利用者なら検討の余地はある。大抵の日用品をコストコで買い溜めするような人なら、カードでポイントが貯まるだけ得だ。このカード以外にはアメックスしか利用できない点からも、無いよりは保有した方が間違いなく得ではある。ただ、ポイント還元率が低いためコストコ以外ではメリットが薄いのも確かで、コストコ専用のサブカードとして利用するのが賢明だろう。