SEIBU PRINCE CLUBゴールドカード/ 百貨店・ファッションビルの割引優待・ポイント獲得の比較
- オススメ度：
- 名称：
- SEIBU PRINCE CLUBカード セゾンゴールド
- 年会費：
- 15,750円
- 優待店：
- 西武グループ各店
- ポイント付与：
- 1,000円 → 1.0ポイント
- ポイント換算：
- 100円利用 → 0.5円割引
- ボーナス：
- 入会時100ポイント
SEIBU PRINCE CLUBゴールドカードはゴールド特典が微妙・・・
SEIBU PRINCE CLUBカード セゾンゴールドは西武グループが発行しており、以前はプリンスゴールドカードという名称だったが変更された。ブランドはVISA/JCB/マスターカードから選択できるが、どれを選んでも大きな差はない。
また、ノーマルカードも存在するが、ゴールドカードではプリンスホテルや西武グループのゴルフ場でのサービスが拡充される。以下、百貨店とファッションビルで割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。
さて、このカードを利用するにあたって注目すべきサービスは下記３点が挙げられる。
- ・西武グループでの特典が拡充
- ・西武グループ（プリンスポイント加盟店）では永久不滅ポイントと２重取り
- ・セゾンゴールドの特典が付帯
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記３点がある。
- ・ゴールドで拡充されるサービスはホテルとゴルフ場のみ
- ・プリンスポイントの有効期限は１年と特に短い
- ・他社比較シミュレーションでは、ポイント率が低く微妙（後述）
まずゴールドのみの特典だが、ノーマルカードより拡充されているのはプリンスホテルと各ゴルフ場でのサービスとなる。ホテルでは予約の優先受付からウェルカムドリンク・ミネラルウォーターの無料提供から、ターンダウンを就寝前に行ってくれるサービスもある。ゴルフ場に関しても、ソフトドリンクのサービスから、レンタルクラブに特別料金が適用といった特典がある。ただ、これだけだと、どこまで価値があるかは微妙なところだ。
また、ポイントプログラムはノーマルカードと同様で、1,000円で永久不滅ポイントが１ポイント（5円相当でポイント還元率0.5％）となる。西武グループでの買い物は、別途プリンスポイントが105円で1ポイント（1円）貯まる。プリンスホテル・軽井沢72などのゴルフコース、ペペ、西武トラベルなどが対象となる。貯めたポイントは、永久不滅ポイントは各種賞品や他社ポイントへ交換でき、プリンスポイントは西武ライオンズ戦のチケット、西武秩父の各種特産品に交換ができる。ただ、プリンスポイントの有効期限は１年と非常に短い点に注意する必要がある。
次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。
さらに年間50万円/100万円を使用した場合の割引額、そこから年会費を差し引いた金額を比較した。ポイント優待店（東急なら東急百貨店、小田急であれば小田急百貨店など）での買い物は、一定の決済額毎にボーナスポイントが存在するため、その点も加味してキャッシュバック額を計算した。
・ポイントによるキャッシュバック額＝
(50万×ポイント還元率）- 年会費
・上記にポイント優待店を加味＝ 上記 +（10万円×ボーナス還元率）
| 名称 | 小田急 ポイント カード |
タカシマヤ カード |
タカシマヤ カード ゴールド |
MI カード |
MI カード ゴールド |
DAIMARU 松坂屋 カード |
DAIMARU 松坂屋 ゴールド |
エメラルド STACIA |
西武 カード |
西武 ゴールド |
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| 画像 |  |
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| 年会費 | \0 | \2,100 | \10,500 | \2,100 | \10,500 | \1,050 | \7,350 | \1,312※ | \0 | \15,750 |
| 入会 ボーナス |
500P | 抽選 | 抽選 | - | - | 1,000P | 1,000P | 500P | 200P | 100P |
| Ｐ通常店 ポイント 還元率 |
0.5% | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
| Ｐ優待店 ポイント 還元率 |
1.0% ※5.0% ※7.0% |
8.0% | 8.0% | 5.0% | 5.0% | 5.0% | 5.0% | 3.0% | 1.5% | 1.5% |
| Ｐ優待店 20万 ボーナス |
- | - | - | 7.0% | 7.0% | 5000P | 5000P | - | - | - |
| 電子マネー | PASMO | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| 1年50万 年会費考慮 |
\2,500 | \400 | -\5,500 | \400 | -\5,500 | \1,450 | -\2,350 | \2,500 | \2,500 | -\13,250 |
| 1年50万 Ｐ優待店 10万 |
\3,500 ※\7,500 |
\6,300 | \2,500 | \5,400 | -\500 | \6,450 | \2,650 | \5,500 | \4,000 | -\11,750 |
| 1年100万 Ｐ優待店 20万 |
\7,000 ※\19,000 |
\18,900 | \15,500 | \16,900 | \13,500 | \14,950 | \13,650 | \11,000 | \8,000 | -\7,750 |
上図で１番右の「SEIBU PRINCE CLUBゴールドカード」を他社カードと比較したが、さすがにゴールドカードだけあって年会費は高額だ。さらに上図の他ゴールドカードを含めて一般的には年会費は１万円程度なのだが、さらに5,000円の上乗せがある。
そのわりにはポイント率はノーマルカードと同等レベルでメリットはない。普通に利用すると年会費を相殺するだけでも、西武グループだけで100万円近く利用する必要があり相当に厳しい。一応、プリンスホテル内のレストランで５％割引などの特典はあるが、５％割引のみを駆使しても年会費を相殺するには30万円の利用が必要になる。やはりポイントではなく、前述したゴールドカード特典に年会費分の価値を感じるか否かがカード保有の如何を決めるといえそうだ。
結論としては、西武グループを利用する人でも微妙なカードと言わざるをえない。特にポイントはノーマルと同率のためメリットにならないため、ゴールド独自の特典を検討することになる。その中でもホテルとゴルフ場の優先受付を駆使できると一定の価値は見出せる。特に繁忙期でも優先的に予約させてくれるようなら利用価値が更に増すのだが、そこまでの期待は難しいか。。。
