ラフォーレカード/ 百貨店・ファッションビルの割引優待・ポイント獲得の比較
- オススメ度:
- 名称:
- ラフォーレカード
- 年会費:
- 無料
- 優待店:
- ラフォーレ各店
- ポイント付与:
- 100円 → 1ポイント
- ポイント換算:
- 100円利用 → 1.0円割引
- ボーナス:
- 入会時に1,000円分のショッピングチケット
ラフォーレカードはラフォーレ以外のヒルズ等でも特典が!
ラフォーレカードはラフォーレとオリコで発行しており、ブランドはマスターカードのみとなっている。通常の買い物では100円で1ポイントが貯まり、ラフォーレであれば最大3倍の3ポイントとなる。もちろん、ポイント以外にもグランバザールの情報がいち早く届いたり、駐車場料金の1時間分が無料といった特典も付帯している。以下、百貨店とファッションビルで割引・キャッシュバックできるカードと比較した。
さて、このカードを利用するにあたって注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。
- ・ラフォーレの買い物では2~3%分のポイント(キャンペーン中は10%)
- ・ラフォーレ以外の六本木/表参道ヒルズも対象
- ・ラフォーレ原宿及び近隣施設で各種特典が付帯
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。
- ・ラフォーレではポイント上乗せのみで109のような割引特典は無い
- ・ポイントの有効期限は1年と非常に短い
- ・他社比較シミュレーションでは、ポイント割引は微妙なところ(後述)
まずポイントプログラムについてだが、通常の飲食店やスーパー等では100円で1ポイント(1円)が貯まりポイント還元率では1%となる。それがラフォーレでは平日は2倍の2%になり、日曜は3%まで上昇する。これはグループ施設である六本木ヒルズ・表参道ヒルズでも適用され、さらに年数回はポイントが10%に上昇するフェアがあるため、フェアを利用すれば実質は10%割引ともいえる。ただし、ポイントの有効期限は1年で、他カードの2年よりも短く非常に厳しい。500ポイントから交換できるため、細かく交換することが必要だろう。
ポイント以外では、ラフォーレミュージアムやグランバザールの情報がいち早く届いたり、1時間分の駐車場料金が無料になる特典がある他、ヴィーナスフォートの駐車場も1時間分が無料、カラオケ館の原宿店で30%オフと、原宿の近隣施設でも特典が付帯している。
次に、他社カードと年会費・ポイント還元率・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。
さらに年間50万円/100万円を使用した場合の割引額、そこから年会費を差し引いた金額を比較した。ポイント優待店(東急なら東急百貨店、小田急であれば小田急百貨店など)での買い物は、一定の決済額毎にボーナスポイントが存在するため、その点も加味してキャッシュバック額を計算した。
・ポイントによるキャッシュバック額=
(50万×ポイント還元率)- 年会費
・上記にポイント優待店を加味= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)
上図で「ラフォーレカード」を他社カードと比較したが、まずは年会費が無料な点で評価できる。昨今では年会費が無料なのは珍しくもないが、意外にも年会費が徴収されるカードも幾つか残っているため、年会費無料なのはプラスポイントだ。さらに、ポイントの還元率でも1.0%と上図ではトップとなっている。
さらにポイント優待店(このカードの場合はラフォーレ)での買い物では3.0%と上々の数字になっている。そのため年間利用額で算出したキャッシュバック額もトップクラスだ。ただし、他社カードではポイントの上乗せではなく、買い物ごとに5~10%割引があるため、割引率も加味すると他社カードには数字で劣る。
結論としては、年会費も無料のため、数年に1回でもラフォーレ及び六本木ヒルズ・表参道ヒルズで買い物をする人にはオススメできる。それらの場所での買い物では、一般的な高ポイント還元率カードよりもお得になるためサブカードとして保有する価値は十分にある。ただ、前述したポイント以外の特典は、どれもイマイチなため使い勝手は微妙なところではある。