Diaカード(三菱自動車)/ カーライフの中で割引節約・ポイント獲得でのお得度の比較

- オススメ度:
- 名称:
- Diaカード(三菱自動車)
- 年会費:
- 1,312円
- ETC年会費:
- 無料
- ポイント率:
- 1.5%
- ETC/給油特典:
- ENEOSではポイント2倍
- 入会ボーナス:
- -
Diaカードは三菱自動車の共通利用券に価値を見出せるかがポイント!
Diaカード(三菱自動車)は、三菱自動車の販売店でアウトランダーやギャランなどの新車・パーツの購入で購入額の3%分のポイントが貯まり、VISA加盟店での日用品の買い物でも1.5%のポイントが貯まる。貯めたポイントの使用用途に注意が必要で、5,100ポイント毎に三菱自動車の販売店で利用できる5,000円の商品券が届けられる。換金などをしない限りは基本は三菱でしか利用できない。他社の自動車メーカー系のカードも一部を除いては自動車購入にポイントを費やさなければ、ポイントの価値を減額されるものもあるため、条件は近いともいえるが。。。

まずポイントプログラムだが、前述の通り基本は1,000円で15ポイント(ポイント還元率で1.5%)で三菱自動車の販売店などで新車購入・パーツ購入等をすると30ポイント(還元率で3%)が貯まる。ただし、実際には販売店のディーラーごとに、カード払いを可にするか否かの判断が異なるため注意したい。ディーラーによってはカード払いでカード会社に支払う5%の手数料を嫌がる可能性は十二分にある。また、5,000円分のポイントが貯まり次第商品券が送付される仕組みのため、ポイントの有効期限に関しては特に期限を設けていないようだ。商品券も有効期限はなく、実質は無限に商品券を貯めこむ手はある。ただ、使い道が販売店に限定されるため利便性は低い。
付帯するサービスは、他社同様に無料のロードサービスが付帯されているが、トラブル時には代替交通機関・宿泊施設などの案内に留まり、各種費用の補償やインキー時の無料対応はなく物足りない。その代わりか年2回の無料点検が付帯している。自動車に詳しくない人には有難いかもしれないが、車検で十分という人には無駄なサービスともいえる。
次に、下図でカーライフ全般でお得といわれるクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店(自動車関連)での特別還元率・ガソリンの割引率などを比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、それが特定の優待店であった場合、さらに年間50万円に加えて月1万円(年間12万円)分の給油をした場合にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。ガソリン価格はリッターあたり150円を想定した。

上図で右から2番目の"Diaカード"を他社と比較すると、基本のポイント還元率から特別還元率(このカードの場合には三菱自動車の販売店での買い物でのポイント率)もトップと非常に優秀だ。ガソリンの給油に関しても、一律の割引は存在しないもののENEOSなら3%分のポイントが貯まる。ロードサービス・保険が充実していない分だけポイントに注力されたカードともいえる。
ただ、既述の通り商品券は三菱自動車の販売店でしか利用できない点は忘れずにおきたい。とはいえポイント率が他の自動車メーカー系のカードよりも優秀な数字のため、1年で50万円の利用などのシミュレーションでは非常に優秀な数字となった。
結論としては、三菱自動車の販売店でパーツ購入・車検を行う人であればオススメできる。要は三菱自動車の共通利用券に利用価値・使い道を見出せる必要がある。他ジャンルのカードでもポイント還元率が1.5%で更に特定の店舗で3%の還元率になるカードは、なかなか存在しない。その一方で、商品券には価値を見出せない人はもちろん、カード払いで自動車を購入してポイントを貯めたい人は、購入できるかの条件を要確認が必要だ。
また、付帯するサービスでも年2回の無料の車両点検以外では確実に他社より見劣りするため、特典を重視するなら見送りが賢明だろう。そういった場合は他ジャンルのカードを検討することを薦めたい。