おかやま信用金庫/ 定期預金金利・住宅ローン金利・手数料・店舗ATM数比較

おかやま信用金庫ロゴ
オススメ度:
1
社名:
おかやま信用金庫
創業:
大正2年(1913年)
本店:
岡山市北区柳町1丁目11番21号
展開地域:
岡山県他
総資産:
5,059億円(2013年)
自己資本比率:
9.1%

おかやま信用金庫はファジアーノ岡山応援定期預金以外はメリット薄!?

おかやま信用金庫は岡山市を中心に展開し、中国銀行・トマト銀行と異なり市外へ進出している店舗は数店舗と消極的で、ほぼ岡山市を地盤とした地域密着型と考えていい。2013年には創立100周年を迎え、最近ではiPad2を店頭営業に利用するなどの試みもしているようだ。

おかやま信用金庫の各種金融商品・サービス

最近では、トマト銀行と同様にサッカーのJ2に所属する「ファジアーノ岡山」の応援定期預金をリリースしている。内容はトマト銀よりも有利で、ファジアーノ岡山が1勝を上げる毎に金利が0.01%上乗せされ、J1昇格で0.1%の金利が上乗せされる。預け入れ資産の一部を同チームの強化資金に回してくれる。さすがにJ2からの昇格には、まだ時間を食うだろうが。。。

また、店舗ATM数が中国銀・トマト銀よりも少ないが、岡山県内の銀行(中国銀行やトマト銀行など)との提携「岡山ATMネットサービス」でATM手数料を相互無料化で不便は少なく、しんきんATMゼロネットワークで、県内・県外にある如何なる信用金庫のATMも無料となる。

下図では岡山県内で展開する他の銀行と、2013年現在の5年ものの定期預金の金利・10年固定の住宅ローン金利・手数料・県内での店舗ATM数等を比較した。振込み手数料が2段の場合は上段は3万以下、下段は3万以上とした。また、ゆうちょ銀行は月6回以上の振込みで手数料110円が発生し、みずほ銀行の定期預金の金利はネット支店なら0.14%と0.16%に上昇する

銀行名 中国銀行 トマト銀行 おかやま
信用金庫
ゆうちょ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 三菱東京UFJ銀行
定期預金金利
(300万未満)
0.03%
※0.28%
0.03%
※0.45%
0.035%
※0.135%
0.06% 0.03%
※0.10%
0.03% 0.03%
定期預金金利
(300万以上)
0.04%
※0.29%
0.04%
※0.32%
0.045%
※0.145%
0.06% 0.04%
※0.10%
0.04% 0.04%
大口預金金利
(1000万以上)
0.06% 0.06%
※0.32%
0.065%
※0.165%
0.06% 0.05%
※0.10%
0.05% 0.06%
退職金
特別金利
2.0%
※3ヶ月
2.0%
※3ヶ月
1.0%
※6ヶ月
- 1.6%
※3ヶ月
1.5%
※3ヶ月
1.4%
※3ヶ月
住宅ローン
金利
~3.3% ~3.3% 2.25% 3.5~3.8% 1.9~3.5% 3.7% ~3.9%
振込み手数料
(同銀行)
無料 無料 無料 無料※ 105円※
210円※
105円 無料
振込み手数料
(他銀行)
262円※
367円※
262円※
367円※
262円※
367円※
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
315円※
同行ATM
出金手数料
無料※ 無料※ 無料~
105円
無料 無料~
210円
無料~
105円
無料~
105円
店舗ATM数
(県内)
277 166 77 525 5 2 3
コンビニ
岡山県の定期預金の比較表(中国銀行・トマト銀行・おかやま信金・ゆうちょ・みずほ・三井住友・三菱UFJ)

上図の通り、おかやま信用金庫の定期預金は店頭であれば岡山県内では0.005%とスズメの涙だが金利は有利ではある。金利が優遇される定期預金では、インターネット経由などは存在せず、子育て応援定期預金が存在するだけで、その金利も他行と比較すると劣る。この定期預金も、18歳未満の子供を持つ人に限定されるため、子持ち以外の人には金利をアップする手立てが無く厳しい。また、退職金で定期預金を組む場合には、見かけ上は他行に劣る金利ではあるが、適用される期間が2倍のため獲得できる実質の利益は同等だ。その他、各種手数料だが、振込み手数料は他行と横並びと特段のメリットは存在しない。

結論としては、普通の定期預金は金利面からオススメできそうにない。普通に考えると、ネット申込みでも問題なければトマト銀行、店頭なら中国銀行の方が利益が大きいため薦められる。それよりは、おかやま信用金庫では「ファジアーノ岡山応援定期預金」を狙った方が有利になる可能性がある。それでも、同チームがJ1に昇格しない限りは他行抜く利益を狙うのは難しいだろうが。。。