高松信用金庫/ 定期預金金利・住宅ローン金利・手数料・店舗ATM数比較

高松信用金庫ロゴ
オススメ度:
1
社名:
高松信用金庫
創業:
昭和24年(1949年)
本店:
高松市瓦町1丁目9番地2
展開地域:
香川県他
総資産:
4,166億円(2013年現在)
自己資本比率:
11.3%

高松信用金庫は定期預金の金利は香川県内の他行と比較すると微妙!

高松信用金庫とは、昭和24年に設立した高松相互信用組合を起点にしている。総資産は香川県では百十四銀行や香川銀行とは大きな差があるが、信用金庫としては随一だ。自己資本比率(自己資本比率が高いほど負債・借金が少ない)は11.3%で、他の香川県に本店を置く百十四銀行の11.5%、香川銀行の10.4%と同等だ。全国の地方銀行の平均が11%のため、全国でも平均レベルの財務内容といえる。

高松信金の金融商品

最近では、ガン検診の受信率向上や震災復興などの社会的な貢献を含んだ定期預金や、運転免許を返納した人を対象にした運転免許証自主返納定期預金といったターゲットを非常に絞った定期預金もリリースしている。

また、他行との提携はあまり進んでおらず、しんきんゼロネットワークで全国の信用金庫のATMは出金手数料無料で利用できるが、コンビニなどではセブン銀行は利用できるが、他のコンビニATMなどは微妙だ。個別に他県の銀行とは提携はしていないようだ。

さて下図では、香川県内で展開する他の銀行と、2013年現在の5年ものの定期預金の金利・10年固定の住宅ローン金利・手数料・県内での店舗ATM数等を比較した。振込み手数料が2段の場合は上段は3万以下、下段は3万以上とした。また、ゆうちょ銀行は月6回以上の振込みで手数料110円が発生し、みずほ銀行の定期預金の金利はネット支店なら0.14%と0.16%に上昇する

銀行名 香川銀行 百十四銀行 高松信用金庫 ゆうちょ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 三菱東京UFJ銀行
定期預金金利
(300万未満)
0.03%
※0.35%
0.03%
※0.2%
0.03% 0.06% 0.03%
※0.10%
0.03% 0.03%
定期預金金利
(300万以上)
0.04%
※0.39%
0.04%
※0.2%
0.04% 0.06% 0.04%
※0.10%
0.04% 0.04%
大口預金金利
(1000万以上)
0.05% 0.05% 0.05% 0.06% 0.05%
※0.10%
0.05% 0.06%
退職金
特別金利
1.0%
※3ヶ月
0.3%
※1年
0.3%
※1年
- 1.6%
※3ヶ月
1.5%
※3ヶ月
1.4%
※3ヶ月
住宅ローン
金利
1.5%~ 1.5%~ ~3.4% ~4.2% ~3.0% ~3.6% ~3.6%
振込み手数料
(同銀行)
無料 無料 無料 無料※ 105円※
210円※
105円 無料
振込み手数料
(他銀行)
315円※
420円※
315円※
420円※
315円※
420円※
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
315円※
同行ATM
出金手数料
無料~
105円
無料~
105円
無料 無料 無料~
210円
無料~
105円
無料~
105円
店舗ATM数
(県内)
289 281 82 219 1 2 2
コンビニ
香川県の定期預金の比較表(香川銀行・百十四銀行・高松信金・ゆうちょ・みずほ・三井住友・三菱UFJ)

上図の通り、高松信用金庫の定期預金の金利は、香川県内に本店を置く銀行では低い数字だ。高松信用金庫は過去には「定期預金 サーブといっしょ」等のキャンペーン商品で金利アップしていたが、現在はキャンペーンが休止中で、それが他行との差を生み出している。そのため、香川銀行のインターネット限定(さぬきうどん支店)の定期預金などに金利では遠く及ばない状況だ。退職金で定期預金で適用される特別金利は見かけ上の数字は低いが、金利適用期間が長いため香川県内の地銀では優秀な金利ではある。一方で各種手数料は、店舗数は少ないが同行ATMの出金手数料が終日無料なのは香川県では貴重だ。

結論としては、香川県内で定期預金を組むには金利が低くオススメできない。退職金で組む場合は香川県内を地盤とする銀行の中では悪くない(計算上はみずほの方がお得)また、ATMの出金手数料が時間外でも無料なのはお得でありがたいのだが、店舗ATM数が少なすぎるのが。。。