群馬銀行/ 定期預金金利・住宅ローン金利・手数料・店舗ATM数比較

群馬銀行ロゴ
オススメ度:
2
社名:
群馬銀行
創業:
明治10年(1877)
本店:
群馬県前橋市元総社町194番地
展開地域:
群馬県他
総資産:
7兆9,874億円(2018年現在)
自己資本比率:
11.9%

群馬銀行はぐんぎんマネットプランで投信とのセットなら!

群馬銀行は1877年に設立した第三十九国立銀行を起点とし、総資産は群馬県内ではトップだ。総資産の6兆円という規模は全国でもトップ10に入る。群馬県内のシェアは46%と圧倒的な存在感を示している。以下、群馬銀行を群馬県内に店舗を持つ他の銀行と金利・手数料・店舗数等で比較した。

群馬銀行の各種サービス・定期預金

まず定期預金だが、現在は投信・外貨預金とセットにすると金利が上乗せされる定期預金だけがある。春夏秋冬で資産運用キャンペーンと称して定期預金を募集しているが、金利上乗せでなはく抽選でプレゼントが当たるだけとなっている。また、退職金の場合には投信とセットだと定期預金の金利が6%になるが、かつて存在した退職金専用定期預金は投信なしでも金利上乗せがあっただけに消滅したのは惜しい。

他県の地銀との提携は進んでおり、群馬銀行のキャッシュカードで同じ関東圏の東邦・足利・常陽・栃木銀行等のATMなら平日昼は出金手数料が無料だ。ただ、群馬銀行のキャッシュカードで同行のATMをを利用する際に18時以降は手数料が徴収されるのは相変わらずだ。

次に下図で群馬県内で展開する他の銀行と、5年ものの定期預金の金利・10年固定の住宅ローン金利・手数料・県内での店舗ATM数等を比較した。インターネット支店で定期預金を組んだ場合に適用される特別金利も併せて記載して比較した。また、振込み手数料が2段の場合は上段は3万以下、下段は3万以上の場合の金額を記載した。

銀行名 群馬銀行 東和銀行 しののめ
信用金庫
ゆうちょ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 三菱UFJ銀行
定期預金金利
(300万未満)
0.01%
※2.0%
0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
定期預金金利
(300万以上)
0.01%
※2.0%
0.01%
※0.04%
0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
大口預金金利
(1000万以上)
0.01%
※2.0%
0.01%
※0.06%
0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
退職金
特別金利
6.0%
※3ヶ月
1.0%
※3ヶ月
-% - 6.0%
※3ヶ月
0.5%
※3ヶ月
1.9~5.5%
※3ヶ月
住宅ローン
金利
~3.4% ~3.1% ~3.3% ~3.3% ~2.8% ~3.3% ~3.3%
振込み手数料
(同銀行)
無料 108円 108円※
324円※
無料
月5回まで
108円※
216円※
105円 無料
振込み手数料
(他銀行)
216円※
432円※
216円※
432円※
432円
648円
216円※
432円※
216円※
432円※
216円※
432円※
216円※
324円※
同行ATM
出金手数料
無料~
108円
無料~
108円
無料~
108円
無料 無料~
216円
無料~
108円
無料~
108円
店舗ATM数
(県内)
304 103 101 340 7 7 1
コンビニ
群馬県の定期預金の比較表(群馬銀行・東和銀行・しののめ信金・ゆうちょ・みずほ・三井住友・三菱UFJ)

上図の通り、群馬銀行の定期預金の金利は基本的に他行と同金利だ。前述した投信とのセットでよければ他行よりもお得だが、純粋に定期預金で増やしたい人は東和銀行の方が良いだろう。ただ、東和銀行の金利上乗せは55歳以上か新総合口座の利用者に限定されるが。。。退職金で運用する場合も投信とのセットでよければ3ヶ月ものだが、相当に高い金利の定期預金が利用できる。こちらも投信ナシで考えているなら、東和銀行の方がベターだ。

住宅ローンの上限金利は群馬県内で大差はなく、最終的には個々人の年収・頭金などで左右される。ただ、群馬県内の銀行で比較すると、しののめ銀行の方が金利が固定10年だと低金利(群馬県の住宅ローン金利の比較を参照)になる可能性がある。各種手数料では、同じ群馬銀行間では振込み手数料は無料なのは大きい。群馬県内のシェアを考えれば県内での資金移動をしている人にはお得といえる。その一方で他行への振込み手数料は高く、仕送り等で定期的に家賃の振込み、生活費の振込みをしなければいけないような人は、振込み先の銀行次第で状況は変わる。さらに同行のATM手数料は時間外手数料があるためイマイチだ。

結論としては、群馬銀行は群馬県内では投信ありで定期預金を組みたい人には金利面でオススメだ。ただ、投信なしなら東和銀行を検討した方がいいだろう。東和銀行を利用できないならネット銀行(住信SBI・楽天銀行・ソニー銀行等)も併せて検討した方がいいだろう。また、時間外手数料はあるが店舗数や相互無料などを考えれば日常的に使うメインバンクとしては優秀な銀行といえるかもしれない。