ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード/ 家電量販店の割引優待・ポイント獲得の比較
- オススメ度:
- 名称:
- ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード(セゾン・アメックス)
- 年会費:
- 無料 ※前年度の利用が必要
- 優待店:
- ヤマダ電機・LABI各店
- 通常ポイント:
- 100円 → 0.5円割引(0.5%)
- 優待ポイント:
- 100円 → 10.5円割引(10.5%)
- ボーナス:
- -
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードはヤマダなら最強だが他店では?
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードは2009年に発行を開始したカードで、ヤマダ電機・ANAマイレージクラブとセゾンアメックスが提携して生まれた。そのため、ANA優待店・ヤマダ電機とLABI各店・永久不滅ポイントの優待店でボーナスが獲得できる。貯めたポイントは、ANAマイル・ヤマダポイント・永久不滅ポイントとして利用できるが、今回はヤマダポイントを貯めることに主眼を置いて、家電量販店で割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。
さて、このカードのメリット/注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。
- ・ヤマダ電機での買い物は、現金支払いを超える10.5%分のポイントが付く
- ・Edyでポイント獲得 /ANAの航空券等の購入でポイント2重取り
- ・1,000ポイント以上の永久不滅ポイントをヤマダポイントに交換すれば1.2倍
逆に利用するにあたってデメリット/注意点は下記3点がある。
- ・前年度に1回も利用が無ければ年会費525円が発生する
- ・ヤマダポイントの有効期限は最終利用から1年と短い
- ・他社比較シミュレーションでは、なかなか優秀な割引額だがトップではない(後述)
まずポイントについてだが、ヤマダ電機での買い物は、通常のポイントカードの8%を超える10%分のポイントと、別途で0.5%分の永久不滅ポイントが得られる。さらにANAとの提携で、Edyを200円利用すると1ヤマダポイント(ポイント還元率は0.5%)が獲得できる。ANAの航空券等の購入では、ヤマダポイントの他に永久不滅ポイントも0.1%分が2重取りで貯まりお得だ。
加えて、このカードを出光石油・コスモ石油・アートで利用するとボーナスがある。特に出光は他のヤマダUCやヤマダUCゴールドには含まれていない点は覚えておいて損はない。それ以外の買い物は永久不滅ポイントが0.1%分だけ貯まる点は、他のヤマダカードと同様だ。
そして、貯めたヤマダポイントは1ポイントを1円で使用できる他、ANAマイルに交換できる。さらに別途で貯まる永久不滅ポイントはヤマダポイントに交換できるが、一度に1,000ポイント以上の交換で1.2倍となる点は忘れずにおきたい。ただ、ヤマダポイントにすると有効期限が最終利用から1年と短くなるため、使用直前に交換した方が安全だ。
次に、他社カードと年会費・ポイントの還元率に加え、年間50万円/100万円を使用した場合の割引額、左記から年会費を差し引いた割引額を比較した。各家電量販店での買い物はポイント優待かボーナスが存在するため、その点も加味した。年会費も考慮したポイントによるキャッシュバック額は下記の式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額=
(50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に家電量販店の買い物を考慮= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)
上図の通り「ヤマダLABI ANAマイレージカード」を比較すると、ヤマダの発行するカードの中では、最も優秀なカードと分かる。ヤマダでの買い物でのポイント還元率は、ヤマダUCゴールドカードに劣るが、実際には年会費が無料な分だけヤマダANAカードの方がお得だ。一応、計算上はヤマダ電機で年間100万円以上の買い物をすれば、年会費を加味しても両カードの差は無くなるが、さすがに100万は・・・。
それ以外の家電量販店のカードと比較すると、ビックインターナショナル・ヨドバシのゴールドポイントに劣る。ビックには家電量販店の買い物だけ考えれば勝っているが、ヨドバシには小差ながら劣る。両カードともEdy対応で、利用した際のポイント還元率も同等なため、電子マネーで差はない。
結論としては、ヤマダ電機ユーザーであれば最もオススメだ。ポイント還元率も高く、ボーナスが得られるポイント優待店の数も多く心強い。ヤマダでは唯一、Edyでもポイントを貯められる点、海外での利用はポイントが2倍になる点も有利だ。
一方で、どの家電量販店をメインに利用するか悩んでいる人は、ビック・ヨドバシのカードも検討してみたいところだ。特にビックはSuicaでポイントが貯められ、ビック以外での買い物もポイント還元率が高めだ。ヨドバシはさらに優秀で、ヨドバシでも、それ以外での買い物でもポイント還元率が高い。ポイント重視ならヨドバシを、Suicaユーザーならビックで決まりだ。ただし、Suicaを年間1万円以上は使用しなければヨドバシ・ヤマダを超えられないため注意したい。