エディオンカード/ 家電量販店の割引優待・ポイント獲得の比較

エディオンカード
オススメ度:
1
名称:
エディオンカード
年会費:
1,029円
優待店:
デオデオ・ミドリ電化・エイデン・石丸電気各店
通常ポイント:
100円 → 1.0円割引(1%)
優待ポイント:
100円 → 5.0円割引(5%)
ボーナス:
-

エディオンカードはエディオン系列なら使わざるを得ないが・・・?

エディオンカードは、関東の石丸電気(イシマル)、関西のミドリ電化、中部のエイデン、西日本のデオデオで利用できる。100満ボルト・宝島王国などは連結子会社の運営する家電量販店だが、これらの店舗ではエディオンカードは利用できない。ポイント率は各量販店で5%、その他は1%と、他社よりもポイント割引される額は低い。以下、家電量販店で割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。

さて、このカードのメリット/注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。

  • ・イシマル/ミドリ/エイデン/デオデオでの買い物は最大5%分のポイントを付与
  • ・5年と10年の長期修理保証
  • ・オリコ or セディナのサービスが受けられる

逆に利用するに際してのデメリット/注意点は下記3点がある。

  • ・大型家電などは100円で1ポイント(1円分)となる
  • ・ポイントは利用如何に関わらず2年間で失効
  • ・他社比較のシミュレーションでは、ポイント還元率は低く買い物次第ではワーストにもなる(後述)
エディオンカードの長期保証などの各種サービス

まずポイントについてだが、イシマル・ミドリ・エイデン・デオデオでの買い物で基本は100円で5円分(5%)のポイントが貯まり、それ以外では1%分のポイントが貯まる仕組みになっている。

そもそも5%という数字が他社より低いのだが、さらに商品ジャンルによってポイント率が異なり、肝心の家電・パソコンのポイント率が1%と異様に低い。他社カードも商品毎にポイント率は異なるとの注釈があるが、1%という数字は限界まで値切った場合に近くポイント率が悪い。

一方で長期保証は保証対象になる商品によって年数は異なるが、5年10年の長期保証をしてくれる。他社が長くとも1年程度という点を鑑みれば、5年という期間は非常に優秀だ。料金も修理工賃・修理部品代・出張費が無料になり至れり尽くせりだが、各種バッテリー交換・フィルター交換・ソフトの追加削除などは無料対象外となるため注意したい。

次に、他社カードと年会費・ポイントの割引換算に加え、年間50万円/100万円を使用した場合の割引額、左記から年会費を差し引いた割引額を比較した。各家電量販店での買い物はポイント優待かボーナスが存在するため、その点も加味した。年会費も考慮したポイントによるキャッシュバック額は下記の式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額= (50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に家電量販店の買い物を考慮= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)

名称 ヤマダ
ANA
セゾン
ヤマダ
UC
ヤマダ
UC
ゴールド
ビック
Suica
ビック
international
ビック
JMB
WAON
ゴールド
ポイント
プラス
ゴールド
ポイント
Premium
エディオン ケーズ
あんしん
パス
デザイン ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード・セゾンアメリカンエキスプレスカード ヤマダLABIカード ヤマダLABIゴールドカード ビックカメラSuicaカード ビックカード インターナショナル ビックカメラ JMB WAONカード ゴールドポイントカード・プラス(ヨドバシカメラ) ゴールドポイントカード・プラス プレミアム(ヨドバシカメラ) エディオンカード ケーズデンキ あんしんパスポート
年会費 無料 無料 \10,500 無料 無料 無料 無料 \3,900 \1,029 無料
P通常店
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 1% 1% - 1% 1% 1% -
家電店
ポイント
還元率
10.5% 10% 11.5% 10% 9% 10% 11% 11% 5% 5%
電子マネー Edy - - Suica - WAON Edy Edy Suica -
50万
通常店のみ
\2,500 \2,500 -\8,000 \5,000 \5,000 - \5,000 \1,100 \3,971 -
10万
家電店のみ
\10,500 \10,000 \1,000 \10,000 \9,000 \10,000 \11,000 \7,100 \3,971 \5,000
1年50万
+家電店
10万
\13,000 \12,500 \3,500 \15,000 \14,000 \10,000 \16,000 \12,100 \8,971 \5,000
1年100万
+家電店
20万
\26,000 \25,000 \17,500 \30,000 \28,000 \20,000 \32,000 \28,100 \18,971 \10,000
家電量販店でポイントが貯まりやすいカードの比較表(ヤマダLABI ANAマイレージカード・ヤマダUC・ヤマダUCゴールド・ビックSuica・ビックinternational・ビックJMB WAON・ゴールドポイントプレミアム・エディオン・ケーズあんしんパス)

上図の通り「エディオンカード」は他カードと比較すると、ポイント還元率が低く、年会費が無料ではない点も数字に多少だが影響している。同じように家電量販店で同額の買い物をしても、最大で7,000円近くの損をする計算だ。この数字は厳しい。Suicaに対応しているため、Suicaを年間50万円使用するなどで、他社の数字を逆転する計算は成り立つが、大抵の人には、このハードルを越えるのは難しいだろう。また、ビックSuicaもSuica対応でSuicaの支払いで1.5%分のポイントが獲得できるため、このカードの1%よりも優秀だ。

結論としては、イシマルなどを利用するなら使わざるを得ないが、あまり強くオススメできない。ポイント率が低く、居住する地域にもよるが、他の家電量販店カードも検討してほしい。特に、ヨドバシのゴールドポイント、ビックのビックSuicaがオススメだ。ただし、両店の進出している地域には偏りがあるため、全国展開しているヤマダという手もあるだろう。ヤマダであれば、ANAマイルを貯める目的ではなく、ポイント割引が目的でもヤマダANAセゾンがオススメだ。