ビックカードインターナショナル/ 家電量販店の割引優待・ポイント獲得の比較
- オススメ度:
- 名称:
- ビックカードインターナショナル
- 年会費:
- 無料
- 優待店:
- ビックカメラ各店
- 通常ポイント:
- 100円 → 1.0円割引(1%)
- 優待ポイント:
- 100円 → 9.0円割引(9%)
- ボーナス:
- -
ビックカードインターナショナルは他店と比較すると悪くないがビックでは!
ビックカードインターナショナルは、ビックカメラのポイントカードにクレジット機能が付いている。国内の利用は元より、海外で利用してもビックポイントが貯まる点がコンセプトのため、インターナショナルという名称になっているが、海外での利用でポイントが特別に上昇することはない。以下、家電量販店で割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。
さて、このカードのメリット/注目すべきサービスは下記2点が挙げられる。
- ・ビックカメラでの買い物は9%のポイントがつく
- ・UCカードの特典が付帯
逆に利用するに際してデメリット/注意点は下記3点がある。
- ・ビックSuicaと異なりビック.comでの買い物にボーナス無し
- ・ビックポイントは2年間利用が無ければ失効
- ・他社比較のシミュレーションでは悪くはないが、ビックのカードの中でも他店でも劣る(後述)
まずポイントについてだが、ビックカメラでの買い物は9%分のポイントが付く。通常のポイントカードは8%のためお得ではある。だが、現金での支払いや、ビックSuica・JALビックカードのポイント率が10%となっているため、他の家電量販店カードと比較するまでもなく、お得度では劣っている。ただ、ビック以外の買い物は同様に1%還元のため悪くはない。
その他、UCカードの特典が付帯される。具体的には会員限定の優待割引などがあるが、他社にも軒並み付帯されており、特別なメリットとはいえない。むしろビックカメラ.comでの通販ではポイントが1%プラスされない点、ビックポイントの有効期限が最終利用から2年となっている点に注意したい。
次に、他社カードと年会費・ポイントの割引換算に加え、年間50万円/100万円を使用した場合の割引額、左記から年会費を差し引いた割引額を比較した。各家電量販店での買い物はポイント優待かボーナスが存在するため、その点も加味した。年会費も考慮したポイントによるキャッシュバック額は下記の式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額=
(50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に家電量販店の買い物を考慮= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)
上図の通り「ビックカード インターナショナル」は、他のビックカメラ発行のカードと比較するとポイント還元率は劣る。数字では、明らかにビックカメラSuicaの方が優秀といえる。しかし、ビック以外での買い物のポイント率は悪くはない。また、それ以外の家電量販店カードと比較しても、家電量販店だけの買い物を見れば、ヤマダ電機が発行する各カード、ヨドバシカメラの「ゴールドポイントプラスカード」に劣る。電子マネーにも対応しておらず、このカードで他カードの数字を逆転するのは厳しい。
結論としては、ビックカメラのユーザーなら「ビックカメラSuica」の方がオススメだ。スイカが不要だとしても、ビック以外では使用しないとしても、ポイントが効率的なためだ。どの家電量販店をメインに利用するか悩んでいる人は、ヨドバシかビックがオススメだ。ポイント還元率が高いのと、電子マネー対応でポイントを効率的に貯められる。ヤマダ ANAセゾンも悪くはないが、こちらはヤマダ以外での買い物でポイント率が、2カードの半分以下になる。もしも、家電量販店の支払い専用のカードを作成したいなら検討しても良いかもしれないが。。。