コジマカード/ 家電量販店の割引優待・ポイント獲得の比較
- オススメ度:
- 名称:
- コジマカード
- 年会費:
- 1,312円
- 優待店:
- コジマ各店
- 通常ポイント:
- 100円 → 0.5円割引(0.5%)
- 優待ポイント:
- 100円 → 0.5円割引(0.5%)
- ボーナス:
- -
コジマカードは優遇されるポイントも付帯サービスも魅力が薄い!
コジマカードは、コジマ及び他の店で0.5%分のポイント(100円で0.5円割引)が貯まる。このポイント還元率は、明らかに他社の家電量販店カードが10%を超えているため、明らかに数字は低い。それ以外の面でも特別なメリットは見つからないが。。。以下、家電量販店で割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。
さて、このカードのメリット/注目すべきサービスは下記2点が挙げられる。
- ・買い物は100円で0.5円割引き(0.5%分)を獲得
- ・分割払いで12回までは1%の低金利になる
逆に利用するに際してのデメリット/注意点は下記3点がある。
- ・ポイント以外の特別なメリットは無し
- ・ポイントは有効期限は最終利用から1年間で失効
- ・他社比較のシミュレーションでは、他社よりもお得度では大きく劣る(後述)
まずポイントについてだが、1,000円の買い物で5円分のポイントが得られ、ポイント還元率は0.5%となっている。数字は平均か低い部類に入る。
このカードのポイント以外のメリットとしては、支払い方法で分割払いなどで手数料・金利が優遇されるぐらいのもので、取り立てて記述するほどのものは無い。他社のように購入した商品の長期保証・電子マネーの利用・チャージなどでポイントが得られることもない。さらには、他社が年会費を無料、ないしは1年1回の利用で無料にしている中で、初年度のみ年会費を免除して2年目以降に発生する点に注意したい。
次に、他社カードと年会費・ポイントの還元率に加え、年間50万円/100万円を使用した場合の割引額、左記から年会費を差し引いた割引額を比較した。各家電量販店での買い物はポイント優待かボーナスが存在するため、その点も加味した。年会費も考慮したポイントによるキャッシュバック額は下記の式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額=
(50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に家電量販店の買い物を考慮= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)
上図の通り「コジマカード」は他カードと比較すると、冒頭でも述べた通り、他社に大きく劣っているポイント還元率で、他社よりお得とは言えない。一応、家電量販店以外での買い物なら他社と大きな差はない。また、電子マネーに対応していない点でも他カードとの差は広がるだろう。
結論としては、ポイント還元率も低く、それ以外のメリットも見受けられないためオススメできない。コジマでしか使用しないカードとして保有するにしても、ポイント率が悪く貯まりにくいのは明白で保有する意味があるのかどうか。コジマ以外の家電量販店カードなら、まずはポイント還元率が高いヨドバシカメラの「ゴールドポイントカード」、ビックカメラの「ビックSuica」を検討してほしい。
純粋にポイントでの割引だけを考えればヨドバシが有利だが、ビックカメラはSuicaも利用でポイントが1.5%という高い還元率でポイントを得られる。Suicaユーザーなら10万円以上の利用でヨドバシよりもお得になる。両店とも利用できない環境ならば、ヤマダのヤマダANAセゾン、ジョーシンカードも悪くない。その順で検討すれば、まず損は無いだろう。