ビックカメラ J-WESTカード ベーシック/ 家電量販店の割引優待・ポイント獲得の比較

ビックカメラ J-WESTカード ベーシック
オススメ度:
3
名称:
ビックカメラ J-WESTカード ベーシック
年会費:
無料 ※前年度に1回の利用が必要
優待店:
ビックカメラ各店
通常ポイント:
100円 → 0.5円割引(0.5%)
優待ポイント:
100円 → 9.5円割引(9.5%)
ボーナス:
-

ビックカメラ J-WESTカード ベーシックはビックとJRの合わせ技でないと?

ビックカメラ J-WESTカード ベーシックは、ビックカメラでの買い物で9%のビックポイントと0.5%分のJ-WESTポイントが獲得できる。合計で100円で9.5円割引(9.5%分のポイント)となる。JRの切符やパッケージツアーの購入でも最大5%分のポイントが獲得できる。以下、家電量販店で割引・キャッシュバックできるカードと数字・サービスで比較した。

さて、このカードのメリット/注目すべきサービスは下記2点が挙げられる。

  • ・ビックカメラでの買い物は100円で9.5円割引き(9.5%分のポイント)
  • ・JRの買い物で100円で最大5円割引(最大5%分のポイント)
  • ・ICOCAチャージ /電車乗車時にポイントを実質2重で獲得

逆に利用するに際してのデメリット/注意点は下記3点がある。

  • ・購入商品の長期保証/修理保証などのサービスが無い(他社は無料保証等が存在する)
  • ・ビックポイントの有効期限は最終利用から2年 /J-WESTは利用の有無を問わず2年間
  • ・他社比較のシミュレーションでは、ビックカメラ発行の中では優秀だが他店カードには劣る(後述)
ビックカメラJ-WESTカード ベーシックのポイントサービス

まずポイントについてだが、ビックカメラでの買い物は100円で9.5ポイント(9.5円分)が貯まり、JR関連の切符は1~5%、その他は0.5%分のポイントとなる。

さらにICOCAのチャージの他、JR西日本での乗車ポイントが獲得できるため、チャージして乗車すれば実質2倍のポイントが貯まることになる。その他、JR西日本の駅ナカ等ではポイント優待となる。他社カードは家電量販店以外では優待が無いケースが多いため、その点で有利といえよう。

また、JR西日本の新幹線・特急列車をチケットレスで利用できるe5489などの特典が充実しているが、その一方で、ビックカメラで購入した商品の長期保証サービス・修理補償や、分割払い時の金利優遇(他社のような12回払いまでは金利1%など)が存在しておらず、ビックカメラ側の付帯サービスはイマイチだ。

次に、他社カードと年会費・ポイントの割引換算に加え、年間50万円/100万円を使用した場合の割引額、左記から年会費を差し引いた割引額を比較した。各家電量販店での買い物はポイント優待かボーナスが存在するため、その点も加味した。年会費も考慮したポイントによるキャッシュバック額は下記の式で計算した。
ポイントによるキャッシュバック額= (50万×ポイント還元率)- 年会費
上記に家電量販店の買い物を考慮= 上記 +(10万円×ボーナス還元率)

名称 ヤマダ
ANA
セゾン
ヤマダ
UC
ヤマダ
UC
ゴールド
ビック
J-WEST
ビック
international
ビック
JMB
WAON
ゴールド
ポイント
プラス
キタムラ
Tカード
ソフマップ
プレミアム
ノジマ
エポス
デザイン ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード・セゾンアメリカンエキスプレスカード ヤマダLABIカード ヤマダLABIゴールドカード ビックカメラJ-WESTカード ベーシック ビックカード インターナショナル ビックカメラ JMB WAONカード ゴールドポイントカード・プラス(ヨドバシカメラ) キタムラTカードプラス ソフマップ プレミアムCLUBカード ノジマエポスカード
年会費 無料 無料 \10,500 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料
P通常店
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 1% - 1% 0.5% 0.5% 0.5%
家電店
ポイント
還元率
10.5% 10% 11.5% 9.5% 9% 10% 11% 1.0% 10% 2.5%
電子マネー Edy - - ICOCA - WAON Edy Edy - -
50万
通常店のみ
\2,500 \2,500 -\8,000 \2,500 \5,000 - \5,000 \2,500 \2,500 \2,500
10万
家電店のみ
\10,500 \10,000 \1,000 \9,500 \9,000 \10,000 \11,000 \1,000 \10,000 \2,500
1年50万
+家電店
10万
\13,000 \12,500 \3,500 \12,000 \14,000 \10,000 \16,000 \3,500 \12,500 \5,000
1年100万
+家電店
20万
\26,000 \25,000 \17,500 \24,000 \28,000 \20,000 \32,000 \7,000 \25,000 \10,000
家電量販店でポイントが貯まりやすいカードの比較表(ヤマダLABI ANAマイレージカード・ヤマダUC・ヤマダUCゴールド・ビックSuica・ビックカメラJ-WESTカード ベーシック・ビックinternational・ビックJMB WAON・ゴールドポイントプレミアム・キタムラTカード・ソフマッププレミアム・ノジマエポス)

上図の通り「ビックカメラJ-WESTカード ベーシック」は、ビックカメラ発行の他カードと比較すると、ビックカメラJMBにポイント率で一歩劣る。ただし、ICOCAを利用することで、年間10万円利用の場合の差額程度であれば、ICOCAを年間5万円も利用すれば差を埋められる。実質はトップに近い。一方で他の家電量販店カードと比較すると、ヨドバシのゴールドポイントやヤマダには劣る数字だ。こちらもICOCAを年間10万円以上利用すれば差を詰められるが、1ヶ月1万円利用は人によっては厳しいか。

結論としては、ビックカメラをメインの家電量販店にしている人にはオススメできそうだ。ICOCAも利用しているなら、さらにオススメできる。また、基本的には自分の御用達の家電量販店カードが最もお得だが、複数の家電量販店を利用、ないしは一本化を考えている人は、このカード以外も検討してほしい。特にICOCAは利用していない人は、このカードの魅力が薄れるため、ヨドバシの「ゴールドポイント」、ヤマダANAセゾンも検討して欲しい。どちらもEdyに対応している他、ヤマダはANAの免税店や出光石油などでもポイント優待があるため、そもそもの家電量販店での買い物でのポイントの有利さに加えて、さらにお得にポイント割引きが受けられる。