セブン銀行カードローン(ローンサービス)/ カードローン金利・返済額・限度額を比較
- オススメ度:
- 名称:
- セブン銀行カードローン(ローンサービス)
- 利用開始:
- 即日
- 金利:
- 15.0%
- 限度額:
- 50万円
- 無利息期間:
- -
- 利用可能ATM:
- セブン銀行
セブン銀行カードローン(ローンサービス)は高金利過ぎて何とも・・・
セブン銀行カードローン(ローンサービス)は、セブン-イレブン、イトーヨーカドー等で知られるセブン&アイグループののセブン銀行のカードローンだ。ネットバンクではなく小売系の銀行という点でイオン銀行と同様の位置づけといえる。申し込みにはセブン銀行の口座が必要で、開設から6ヶ月間は限度額が10万円で6ヶ月経過後も50万円となるため、それ以上の借り入れなら、他社を検討した方が良い。以下、借り入れ額毎の金利・毎月の返済額(約定返済額)、遅延損害金などを他社のカードローンと比較した。
さて、このカードローンでキャッシングするメリット/注意点は下記3点がある。
・借り入れできるATMはセブンのみ /限度額は最高で50万円まで
・毎月の返済額(約定返済額)は銀行カードローンの中では平均的
・他社カードローンと比較すると、金利は借り入れ額に関わらず15%に固定で高金利(後述)
まず申し込み前に抑えておきたいのが、限度額が50万円までという点だ。申し込みから6ヶ月は10万で、その後、改めて増額の申し込みをして30万・50万まで借り入れ額を増額することが可能だ。また、借り入れについては、セブン銀行のみとなっている点も注意したい。セブン銀行の口座自体は、出金・入金についてはセブン以外でも可能だが、借り入れは限定されるようだ。他社よりも不便な面がある。。。
さて、毎月の最低返済額(約定返済額)だが、借り入れ額が10万の場合は5,000円、30万・50万円の場合は10,000円となる。返済方法も、基本は口座からの自動引き落としとなる。もちろん、余裕があるときには随時、ATMやセブン銀行の口座からの振り替えを通じて追加の返済は可能になっている。金利は他社と異なり、借り入れ額に関係なく1段階しか存在しておらず年利15%に固定される。他社との比較は後述するが、これは、かなりの高金利といえる。
次に、他の銀行カードローンと申込から発行までの日数、最低金利と最高金利、無利息期間、借り入れ限度額、50万・100万・200万・300万までを借り入れた時の金利等を比較した。比較対象にした一部の銀行カードローンは、借り入れ額に対して金利に幅があるため(100万円までの借り入れなら12.0%~14.5%等)、その金額帯で最低の金利で比較することとした。※三井住友ゴールドは、銀行カードローンではないが、利用者が多い信販系カードローンとして、参考比較で特別に比較対象に加えた。
上図の通り、セブン銀行カードローンを他社と比較すると、限度額は他社より大きく低額だ。唯一、他社と比較ができる50万円台での比較でも、他社よりも1~6%程度は高金利になっている。同じ小売系の銀行でもイオン銀行とは大きな差がある。また、毎月の最低支払い額(約定返済額)は他社と同額だ。
結論としては、金利が高くオススメはできない。利用するなら、ヨーカ同でのふとした買い物でお金が若干不足した場合や、お小遣いの補填といった急場しのぎで即返済の利用が妥当か。。。ただし、それでも同程度の借り入れならば、イオン銀行他、他社カードローンの方が低金利でオススメできる。
新生カードローンレイクは、50万までの借り入れで高金利に見えるが、無利息期間が1ヶ月あるため、1~2ヶ月で早々に返済できるならば、新生を選ぶ手もあるだろう。また、純粋に最低金利を狙いたい人は、50万・100万までならイオン銀行のユトリプラン、200万円までなら住信SBI・オリックスVIPを、300万までなら住信SBI・オリックス銀行が低金利でオススメだ。ただし、借り入れ額毎に金利に幅があるオリックス系は審査次第ではある。