三井住友カード ゴールドローン/ カードローン金利・返済額・限度額を比較
- オススメ度:
- 名称:
- 三井住友カード ゴールドローン
- 利用開始:
- 2日後
- 金利:
- 4.5% ~ 9.8%
- 限度額:
- 500万円
- 無利息期間:
- -
- 利用可能ATM:
- 三井住友銀行・みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行・セブン・イーネットなど
三井住友カード ゴールドローンは50万・100万までの借り入れは悪くないが
三井住友カード ゴールドローンは、三井住友カードが発行しているため、正確には銀行カードローンではないが、銀行カードローンなみの低金利に加えて、他サイトでも銀行系カードローンと同じ扱いを受けているため、今回は各銀行カードローンと比較することとした。以下、借り入れ額毎の金利・毎月の返済額(約定返済額)、遅延損害金などを他社のカードローンと比較した。
さて、このカードローンでキャッシングするメリット/注意点には下記3点が挙げられる。
・返済実績に応じて金利が最大1.2%まで低下
・毎月の返済額(約定返済額)は銀行カードローンの中では低額
・他社カードローンと比較すると、どの金額帯でも金利は最高金利(後述)
まず、他社カードローンには見受けられない特典として、返済実績に応じて翌年度の金利が低下する特典が付帯している。ただし、その詳細は明らかにされておらず、三井住友カードの独自基準で翌年度以降に金利が最大1.2%まで引き下げられるようだ。詳細が明らかではない以上、あまり期待せずに金利が下がればラッキーぐらいの心待ちでいるのが良いだろう。
さて、毎月の最低返済額(約定返済額)は、他社とは異なり、200万円以上の借り入れでも毎月の返済額が上昇しない仕組みになっている。これは返済が苦しい月がある人には助かるか。。。100万円までや200万円では、他社の金額と大差はない。
金利は借り入れ額で固定されており、かつ他社とは異なり290万までは9.8%の金利で固定されている。詳細は後述するが、借り入れ額が50万などの場合には有利に働きそうだ。また、前述した返済実績次第では金利が8.6%まで低下する可能性はある。
次に、他の銀行カードローンと申込から発行までの日数、最低金利と最高金利、無利息期間、借り入れ限度額、50万・100万・200万・300万までを借り入れた時の金利等を比較した。比較対象にした一部の銀行カードローンは、借り入れ額に対して金利に幅があるため(100万円までの借り入れなら12.0%~14.5%等)、その金額帯で最低の金利で比較することとした。※オリックスVIPと三井住友ゴールドは、銀行カードローンではないが、利用者が多い信販系カードローンとして、特別に比較対象に加えた。
上図の通り、三井住友カード ゴールドローンを他社と比較すると、限度額は他社と同等か低額に設定されている。金利は、50万・100万までであれば他社よりも有利な金利になる。特に同じ信販系カードであるオリックスVIPは借り入れ額に応じて金利が固定されず、上図の数字よりも金利が高くなる可能性もあるため、借入額が大きくならないのであれば、三井住友カードの方が優秀だ。一方でこのカードは、借入額が300万円を越えなければ金利が低下しない仕組みになっているため、200万まで・300万円までの設定を希望するなら、他社カードローンの方が金利は有利だ。
毎月の最低支払い額(約定返済額)は、100万円までは他社と同額程度だが、200万円まで・300万円までで考えると、他社よりも高額になっている。
結論としては、50万・100万円までの借り入れであれば、金利が低く悪くはない。ただ、それでもイオン銀行カードローンの方が金利が低くオススメだ。イオンも借り入れ額に対して固定金利を敷いており、オリックスVIPのように審査次第ということはない。もしも、翌年以降の支払い実績で金利が8.6%まで低下すれば逆転はするが、低下するか否か分からないためイオンの方が安心感がある。また、100万円以上の借り入れ額を希望するとなると他社カードローンの方がオススメだ。
借り入れ額を200万円までなら住信SBI・オリックスVIPを、300万までなら住信SBI・オリックス銀行が低金利でオススメだ。ただし、オリックスVIP・オリックス銀行は借り入れ額に対して金利に幅がある点と、住信SBI・オリックス銀行の場合には、申し込みから即日利用が不可能な点に注意しておきたい。