住信SBIネット銀行 MRカードローン/ カードローン金利・返済額・限度額を比較
- オススメ度:
- 名称:
- 住信SBIネット銀行 MRカードローン
- 利用開始:
- 数日後(最短即日)
- 金利:
- 1.9% ~ 7.9%
- 限度額:
- 1000万円
- 無利息期間:
- -
- 利用可能ATM:
- ゆうちょ・イーネット・ローソン・セブンなど
住信SBIネット銀行 MRカードローンは他社と比較しても最低金利クラス!
住信SBIネット銀行 MRカードローンは、かつてのネットローン プレミアムコースからリニューアルしたカードローンで、借り入れの金利は更に低く限度額は大きくなった。ただ、相変わらず申し込みには住信SBI銀行の口座を開設する必要がある点は注意したい。以下、借り入れ額毎の金利・毎月の返済額(約定返済額)、遅延損害金などを他社のカードローンと比較した。
まず、このカードローンでキャッシングするメリット/注意点は下記となる。
・300万円までは収入証明書が不要&証券口座の開設で金利引き下げ
・毎月の返済額(約定返済額)は銀行カードローンの中では低額
・他社カードローンと比較すると、どの借り入れ額でも最低金利クラス(後述)
まず前述したようにローン申し込みには、住信SBI銀行の口座開設が必要となる。そのため審査は即日回答とスピーディーだが、実際の借り入れまでは数日を要することになる。そのため、急な出費に対応するというよりは、他に借り入れがあったのを集約する(おまとめローン)のような使い方が主になるだろう。ちなみに口座を持っていれば最短当日から借り入れができる。
次に、毎月の最低返済額(約定返済額)だが、借り入れ限度額が100万円未満だと借り入れ額が20万円増える度に、2000~4000円増額される。ただ、100万円超となると50万円ごとに5000円増額に留まる。これは他社と比較して非常に細かいが、借り入れ額が100万円以上であれば他社よりも緩い水準といえる。これなら返済が厳しい月があっても、返済に苦慮する可能性は少ないはずだ。
また、金利は借り入れの限度額が100万円増額する度に概ね1%程度ずつ低金利となる。注目すべきポイントとしては、所定の条件を満たすと通常よりも金利が0.5%引き下げられる点がある。住宅ローンの借り入れかSBI証券の口座の開設が条件だが、前者はさておき後者は開設しても利用しなければいいため、是非とも開設しておきたいところだ。借り入れの完済後に貯金が大きくなったら改めて本格的に利用するという考え方でもいい。また、返済日(返済額の引き落とし)は他社のカードのように20日・25日・月末ではなく、毎月7日になっている点に注意が必要だ。さらに審査の結果、プレミアムコースではなくスタンダードコースになると金利が8~14%と借り入れ金が格段に上昇する点も注意しておきたい。
次に、他の銀行カードローンと申込から発行までの日数、最低金利と最高金利、無利息期間、借り入れ限度額、50万・100万・200万・300万までを借り入れた時の金利等を比較した。比較対象にした一部の銀行カードローンは、借り入れ額に対して金利に幅があるため(100万円までの借り入れなら12.0%~14.5%等)、その金額帯で最低の金利で比較することとした。※オリックスVIPと三井住友ゴールドは、銀行カードローンではないが、利用者が多い信販系カードローンとして、特別に比較対象に加えた。
上図の通り住信SBIネット銀行 MRカードローンを他社と比較すると、限度額は他社より高額で、どの限度額帯でも金利は最低金利に近いことが分かる。さらに毎月の最低返済額も他社と同額か、より少額となっている点もプラスといえる。もちろん、余力があれば最低額以上に返済するのもアリだ。ただ、細かく見ていくと、限度額が200万円までならオリックスVIPの方が金利は低く、300万円まででもオリックスVIPと肉薄する金利になっている。また、前述したようにプレミアムではなく、スタンダードコースになれば金利は跳ね上がる点も忘れてはならない。
結論としては、総じて低金利なためオススメできるカードローンといえる。ただ、住信SBIネット銀行の口座が必要なためスピードも求めるなら、他の銀行カードローンの方がオススメだ。住信SBIネット銀行の口座自体は、他行への振込み手数料・ATM出金手数料が月に数回は無料になるなど悪いものではない。だが、急を要しているなら背に腹は変えられないだろう。その場合には、多少の金利は犠牲になるが、三井住友・三菱UFJのカードローンを優先して、落ち着いてから借り換えて低金利にするというのが妥当だろう。