住信SBIネット銀行 ネットローン プレミアムコース/ カードローン金利・返済額・限度額を比較
- オススメ度:
- 名称:
- 住信SBIネット銀行 ネットローン プレミアムコース
- 利用開始:
- 数日後
- 金利:
- 3.5% ~ 9.5% ※証券口座を開設時
- 限度額:
- 700万円
- 無利息期間:
- 2ヶ月
- 利用可能ATM:
- ゆうちょ・イーネット・ローソン・セブン
住信SBI ネットローン プレミアムは他社比較でほぼ最低金利でオススメだ!
※住信SBIネット銀行のカードローンは「MRカードローン」にリニューアルされました。
住信SBIネット銀行 ネットローン プレミアムコースは、三菱東京UFJ・三井住友等のように実店舗を持たないため、インターネットからのみ申し込みとなっている。また、他の銀行カードローンとは異なり、申し込みには住信SBIネット銀行の口座を開設する必要があるため注意したい。以下、借り入れ額毎の金利・毎月の返済額(約定返済額)、遅延損害金などを他社のカードローンと比較した。
まず、このカードローンでキャッシングするメリット/注意点は下記だ。
・住信SBI証券の口座も開設すれば金利が0.5%引き /即日発行は不可
・毎月の返済額(約定返済額)は銀行カードローンの中では平均
・他社カードローンと比較すると、200万 or 300万までなら最低金利に近い(後述)
前述したが、ローン申し込みには他社と異なり口座開設が必要だ。住信SBI銀行の口座は、ネット専業の銀行の中でも優秀で、まず他行への振込みが月3回まで無料、利用可能なATMは、ゆうちょとほぼ全てのコンビニATMで、セブンは出金手数料が無料、ゆうちょ・イーネットは月6回まで無料になっている。口座を持っていても損をすることは少ないはずだ。ただし、口座開設からローン審査(金利引き下げのための証券口座開設)があるため、即日での発行不可になる点は注意したい。
次に、毎月の最低返済額(約定返済額)だが、借り入れ額が100万円以降は、100万円を借り入れる毎に1万円ずつ増額することになる。下図以降で具体的に検証するが、これは他社と比較しても平均か僅かではあるが安価な部類に入る。
また、金利は他社とは若干異なり、150万円までは一律の金利、150万以上では50万円増額する度に減少する。さらに、SBI証券口座を開設することで金利が0.5%減少する。証券口座を開設するだけでOKで、実際に株などの取引は不要のため、忘れずに開設しておきたい。
次に、他の銀行カードローンと申込から発行までの日数、最低金利と最高金利、無利息期間、借り入れ限度額、50万・100万・200万・300万までを借り入れた時の金利等を比較した。比較対象にした一部の銀行カードローンは、借り入れ額に対して金利に幅があるため(100万円までの借り入れなら12.0%~14.5%等)、その金額帯で最低の金利で比較することとした。※オリックスVIPと三井住友ゴールドは、銀行カードローンではないが、利用者が多い信販系カードローンとして、特別に比較対象に加えた。
上図の通り、住信SBI銀行ネットローン プレミアムコースを他社と比較すると、限度額は他社より若干だが高額な程度だが、どの金額帯でも金利は非常に優秀といえる。限度額を50万円・100万円まではイオン銀行に次ぐ低金利で、200万円までに設定した場合は最低金利、300万円まででもオリックスに次ぐ低金利だ。ただし、これは証券口座を開設した場合の数字のため注意したい。毎月の最低支払い額(約定返済額)は、平均ないしは若干だが低額といえる。300万までの場合は、三井住友やオリックスVIPに次いで低額な設定になっている。
結論としては、どの金額帯でも低金利のためオススメのカードローンだ。住信SBI銀行の口座も、大抵の人には利便性があるはずだ。ただし、即日利用開始が難しい点には注意しておきたい。一方で、借り入れ額をピンポイントで300万円までに設定したい人は、オリックス銀行のカードローンも検討したい。こちらも発行までに最短でも2日は要するが、住信SBIよりも低金利になる可能性がある。ただ、オリックス銀行の場合は金利が固定ではなく幅があるため、審査如何では住信SBIよりも高金利になる可能性もある。この点には注意しておきたい。