七十七銀行 77カードローン/ カードローン金利・返済額・限度額を比較
- オススメ度:
- 名称:
- 七十七銀行 77カードローン
- 利用開始:
- ?
- 金利:
- 11.0% ~ 11.0%
- 限度額:
- 300万円
- 無利息期間:
- -
- 利用可能ATM:
- 七十七銀行・セブン・イーネット・ローソンなど
七十七銀行 77カードローンは条件を満たせば低金利にはなるが?
七十七銀行 77カードローンは、店頭からの申し込みのみとなる。77クイックカードローン(モビット)などであればインターネットからでも申し込める。また、他社と異なり前年の収入によって借り入れられる額が公表されている。以下、借り入れ額毎の金利・毎月の返済額(約定返済額)、遅延損害金などを他社のカードローンと比較した。
さて、このカードローンでキャッシングするメリット/注意点は下記3点がある。
・前年度の年収で借り入れ額が確定
・給与振込み/クレジットカード保有などの諸条件を満たせば金利が引き下げ
・他社カードローンとの比較では、50万・100万までの借り入れが低金利だが他社の方が低金利(後述)
まず、申し込みに際して店頭での申し込みとなる点と前年度の収入で借りられる額が公表されている点に注意したい。税込み年収が150万円以上で50万円まで、年収が400万で100万、年収500万で200万で、年収600万で300万までとなる。総量規制よりも緩いが、若干基準が厳しめのようだ。
金利は他社のように借り入れ額で段階的に引き下げる仕組みではなく11.0%に固定されている。さらに、七十七銀行を給与振込み口座に指定、77クレジットカードの保有なで最大3.1%の金利の引き下げがある。住宅ローン・財形積み立ては人によっては厳しいかもしれないが、給与とカードはクリアして1.1%の金利引き下げは獲得したいところだ。
毎月の最低返済額(約定返済額)は、他社と同等だが、300万円までの借り入れでも3万円に据え置きにされているのは他社よりも低額だ。返済が苦しい月でも最低限の額は返済できそうだ。
次に、他の銀行カードローンと申込から発行までの日数、最低金利と最高金利、無利息期間、借り入れ限度額、50万・100万・200万・300万までを借り入れた時の金利等を比較した。比較対象にした一部の銀行カードローンは、借り入れ額に対して金利に幅があるため(100万円までの借り入れなら12.0%~14.5%等)、その金額帯で最低の金利で比較することとした。※オリックスVIPは銀行カードローンではなく信販系カードローンだが、参考までに比較対象に加えた。
上図の通り、七十七銀行 77カードローンを他社と比較すると、限度額は他社より低額な設定だ。金利は、50万・100万までの借り入れであれば他社と良い勝負ができるが、それ以上の額になると明らかに高金利になってくる。仮に、給与口座に指定・77クレジットカード保有をすると、金利が1.1%下がるため、金利は9.9%になる。それでも如何なる金額帯の借り入れでも、他社よりも高金利になっている。毎月の最低支払い額(約定返済額)は他社と同額程度だが、300万円までの借り入れの場合には最低額になっている。
結論としては、50万・100万円までの借り入れなら検討しても良いが、他社の方が低金利になることが確実なためオススメはできない。ただし、金利引き下げ条件を全て満たすことが可能ならば、300万円までの借り入れ以外では検討するのも手だ。全ての条件を満たせば金利が3.1%下がり7.9%になる。この金利なら、上図の比較している銀行の中では最低金利になる。
ただ、カードローンを申し込むのに財形や定期預金を組まねばならないのは矛盾でもある。。。単純に最低金利を追求するのであれば借り入れ額が50万・100万までならイオン銀行や住信SBI、200万円までなら住信SBI・オリックスVIP、300万までなら住信SBIかオリックス銀行がオススメだ。