ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード/ ANAマイレージを貯める効率・還元率比較
- オススメ度:
- 名称:
- ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード
- 年会費:
- 525円※無料条件アリ
- マイル移行費:
- 無料
- ポイント付与:
- 1,000円 → 1ポイント
- マイル還元:
- 100円 → 0.31マイル
- ボーナス:
- 入会時に1,000ポイント
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードはヤマダ専用のサブカードなら!
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードは、ヤマダ電機での買い物でポイントが貯まり、さらにANAと発行するセゾンカードの特典が付帯しているカードだ。ヤマダ電機ではヤマダポイントとセゾンの永久不滅ポイントが2重で貯まり、その分だけ多くをANAマイルに交換できる。以下では他のANA系カードと比較する。
このカードを利用するにあたって注目すべき付帯サービスは下記3点が挙げられる。
- ・ヤマダ電機での買い物ではヤマダポイントと永久不滅ポイントの2重とり
- ・出光/コスモ石油でもポイントが2重でアート引越しセンターなら7倍
- ・全国の西友/リヴィンでの買い物が5%割引
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。
- ・年1回の利用が無ければ年会費525円が発生
- ・ANAでの搭乗ボーナスや継続ボーナス等が存在しない
- ・永久不滅PとヤマダPの交換レートが悪く、他社比較するとANAマイルを貯める効率は悪い(後述)
まずマイルについてだが、基本は1,000円利用で永久不滅ポイントが1ポイント貯まり、1ポイントを約3マイルに交換できる。ただ、これを100円に換算すると0.3マイルで、マイル還元率では0.3%でANA系カードでは100円で1マイル(1.0%)よりも明らかに低い数字だ。ただ、ヤマダ電機での買い物はヤマダポイントも貯まり、10%分のポイントを獲得すればANAマイルに交換しても2.5%分のマイルが獲得できる。永久不滅と合算すればヤマダ電機では買い物額の約2.8%のマイルが貯まることになり、これはかなり良い数字といえる。
また、ヤマダ以外でも、出光/コスモ石油でも永久不滅とは別に0.5%分のヤマダポイントが貯まり、アート引越しセンターであれば7倍になる。また、他のANA系カードと同様にEdyでも0.5%分のポイントが貯まる。ただ、ヤマダ1ポイントは0.25マイルにしか交換できない。そのため、出光/コスモで上乗せされても約0.1%分のマイルの上乗せでしかない。そのためマイルを貯める意味ではヤマダ電機の買い物でのみ大きなメリットがある。
次に、他社カードと年会費・移行費・マイルを貯める効率(マイル換算率・マイル還元率)・各種ボーナス・電子マネー等を比較した。さらに年間で50万円を使用した場合のマイルの貯まり方、ANAグループ店で10万円を50万に追加利用した場合、50万の利用に東京・札幌間を1往復した場合を比較した。
上図で1番右のヤマダLABI ANAマイレージクラブカードを他社と比較した。前述した通り年会費は525円を要するが、前年に1度でも利用すれば年会費は無料になるため、実質は無料と考えても問題ない。しかし、完全に放置できるカードではないことは覚えておきたい。マイル率でも前述した通り0.3%(100円で0.3マイル)と、他カードよりも明らかに低い。しかし、ヤマダ電機での買い物ならポイント2重取りがあり、かなり優秀な数字になっている。入会ボーナスはヤマダポイント1,000ポイントだが、ANAマイルに変換すると4分の1になるため、250マイルにしかならない。そのため、年間利用額で算出した獲得マイル数では、明らかに他社カードよりも分が悪い。かろうじてヤマダ電機で買い物をした場合のみが活きる。
結論としては、ヤマダ電機での買い物専用のサブカードとしてオススメしたい。年1回の利用をしないと年会費が発生するため、何かしらの小物か携帯電話の機種変等にも利用するように心がける必要がある。また、メインカードにAMEX系カードを選択すると、メインカードではEdyが搭載されていないため、EdyカードとしてもヤマダANAカードを使う道がありそうだ。