滋賀中央信用金庫/ 定期預金金利・住宅ローン金利・手数料・店舗ATM数比較

- オススメ度:
- 社名:
- 滋賀中央信用金庫
- 創業:
- 大正3年(1914年)
- 本店:
- 滋賀県近江八幡市桜宮町198番地
- 展開地域:
- 滋賀県他
- 総資産:
- 3,736億円(2013年現在)
- 自己資本比率:
- 10.9%
滋賀中央信用金庫の定期預金の金利は比較はできないが期待はできない?
滋賀中央信用金庫とは、大正3年に設立された有限責任彦根信用組合を起点としている。総資産は3,000億円で滋賀銀行と大きな差があるが、滋賀県に本社を置く信用金庫ではトップの規模を誇る。近年の業績は、預金は各種金利アップキャンペーンが功を奏して年々増加している。貸出金は震災の影響もあり減少している。業務利益は、不良債権の処理などにより増加しているが、本業の利益が大幅増加しているわけではない。
自己資本比率(自己資本比率が高いほど負債・借金が少ない)は10.9%で、他の滋賀県を中心に展開する滋賀銀行の12.8%には劣るが、全国の地方銀行の平均が11%のため全国でも平均といえる。

最近では、資産復興義捐金になる定期積金やプリン&モップというキャラクターをロゴにした通帳をリリースしている。特筆すべき金利アップなどのキャンペーンは見受けられない。その代わりかは分からないが、貸出金が減少したこともあってか、住宅から教育・マイカーまでローンの金利を下げている傾向が顕著だ。
また、他行と同様に地域でのビジネスマッチングや年金受給者を会員にした倶楽部を発足しており、会員限定のツアーやサービスなどを展開している。
さて下図では、滋賀県内で展開する他の銀行と、2013年現在の5年ものの定期預金の金利・10年固定の住宅ローン金利・手数料・県内での店舗ATM数等を比較した。振込み手数料が2段の場合は上段は3万以下、下段は3万以上とした。また、ゆうちょ銀行は月6回以上の振込みで手数料110円が発生し、みずほ銀行の定期預金の金利はネット支店なら0.14%と0.16%に上昇する
銀行名 | 滋賀銀行 | 滋賀中央 信用金庫 |
ゆうちょ銀行 | みずほ銀行 | 三井住友銀行 | 三菱東京UFJ銀行 |
---|---|---|---|---|---|---|
定期預金金利 (300万未満) |
0.03% | ? | 0.06% | 0.03% ※0.10% |
0.03% | 0.03% |
定期預金金利 (300万以上) |
0.04% | ? | 0.06% | 0.04% ※0.10% |
0.04% | 0.04% |
大口預金金利 (1000万以上) |
-% | ? | 0.06% | 0.05% ※0.10% |
0.05% | 0.06% |
退職金 特別金利 |
1.0% ※3ヶ月 |
- | - | 1.6% ※3ヶ月 |
1.5% ※3ヶ月 |
1.4% ※3ヶ月 |
住宅ローン 金利 |
~3.2% | 1.5%~ | ~4.2% | ~3.0% | ~3.6% | ~3.6% |
振込み手数料 (同銀行) |
52円※ 105円※ |
210円※ 420円※ |
無料※ | 105円※ 210円※ |
105円 | 無料 |
振込み手数料 (他銀行) |
315円※ 525円※ |
630円※ 840円※ |
210円※ 420円※ |
210円※ 420円※ |
210円※ 420円※ |
210円※ 315円※ |
同行ATM 出金手数料 |
無料~ 105円 |
無料~ 105円 |
無料 | 無料~ 210円 |
無料~ 105円 |
無料~ 105円 |
店舗ATM数 (県内) |
113 | 45 | 446 | 1 | 1 | 24 |
コンビニ | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ |

滋賀中央信用金庫の定期預金の金利は、店頭で随時変動し比較のしようがない。各種ローンも同様で、評価ができない。振込み手数料は高額で、このサービスを考えると、金利も期待はできないが。。。
結論としては、滋賀県内で定期預金を組むのが良いかどうかの評価はできない。ただし、各種手数料が高額になっている点や、ローン金利引き下げに注力しているわりに、定期預金に関するキャンペーンが極端に少ないことから、個人向け貸し出しに一旦は注力する方針とも考えられ、定期預金の金利には期待はできまい。逆にローン金利は条件次第では有利に運べる可能性がある。