滋賀銀行/ 定期預金金利・住宅ローン金利・手数料・店舗ATM数比較

滋賀銀行ロゴ
オススメ度:
2
社名:
滋賀銀行
創業:
明治12年(1879年)
本店:
滋賀県大津市浜町1番38号
展開地域:
滋賀県他
総資産:
4兆4,204億円(2013年現在)
自己資本比率:
12.8%

滋賀銀行の定期預金の金利は他行よりも低くメリットは薄い!

滋賀銀行とは、明治12年に設立された第百三十三国立銀行を起点としている。総資産は滋賀県で随一で、滋賀県に本社を置く銀行ではトップで滋賀県内のシェアは40%強を誇り、全国でも20位前後の規模となっている。近年の業績は、預金・企業への貸出金は共に横バイで、業務利益は増加しているが株式の売却損益や保有する債券の損益が増加したためで、本業の業務利益が増加しているわけではない。自己資本比率(自己資本比率が高いほど負債・借金が少ない)は12.8%で、他の滋賀県を中心に展開する滋賀中央信用金庫の10.8%を上回る。全国の地方銀行の平均が11%のため、全国でも優秀といえる。

滋賀銀行の金融商品及び各種サービス

最近では他の地銀と同様にインターネットでの投資信託の販売に注力しており、「しがぎんネット投信」という名称で展開している。手数料や土日でも取引を可能にしている。また、一風変わったサービスとしては、ターゲットを女性だけに絞ったマネーカフェをカフェを開き、資産運用についてのセミナーなどを開催しているようだ。

また、ほぼ全ての大手コンビニのATMと提携は完了しており、セブン銀行、ローソンATM、E-net(ファミリーマートなど)のATMであれば24時間利用可能になっている。また、ゆうちょ銀行も利用が可能だ。ただし、どのATMも時間帯に関わらず手数料が発生するため注意したい。

さて下図では、滋賀県内で展開する他の銀行と、2013年現在の5年ものの定期預金の金利・10年固定の住宅ローン金利・手数料・県内での店舗ATM数等を比較した。振込み手数料が2段の場合は上段は3万以下、下段は3万以上とした。また、ゆうちょ銀行は月6回以上の振込みで手数料110円が発生し、みずほ銀行の定期預金の金利はネット支店なら0.14%と0.16%に上昇する

銀行名 滋賀銀行 滋賀中央
信用金庫
ゆうちょ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 三菱東京UFJ銀行
定期預金金利
(300万未満)
0.03% 0.06% 0.03%
※0.10%
0.03% 0.03%
定期預金金利
(300万以上)
0.04% 0.06% 0.04%
※0.10%
0.04% 0.04%
大口預金金利
(1000万以上)
-% 0.06% 0.05%
※0.10%
0.05% 0.06%
退職金
特別金利
1.0%
※3ヶ月
- - 1.6%
※3ヶ月
1.5%
※3ヶ月
1.4%
※3ヶ月
住宅ローン
金利
~3.2% 1.5%~ ~4.2% ~3.0% ~3.6% ~3.6%
振込み手数料
(同銀行)
52円※
105円※
210円※
420円※
無料※ 105円※
210円※
105円 無料
振込み手数料
(他銀行)
315円※
525円※
630円※
840円※
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
315円※
同行ATM
出金手数料
無料~
105円
無料~
105円
無料 無料~
210円
無料~
105円
無料~
105円
店舗ATM数
(県内)
113 45 446 1 1 24
コンビニ
滋賀県の定期預金の比較表(滋賀銀行・滋賀中央信金・ゆうちょ・みずほ・三井住友・三菱UFJ)

上図の通り滋賀銀行の定期預金の金利は、店頭であれば他行と同等で、みずほ銀行のようにインターネット限定などで金利アップをしていないため、その点では金利は劣る。また、厳密には店頭でも、ゆうちょ銀行の方が高金利になる。また、退職金での金利は高いが、それでもメガバンク勢には金利では完敗で劣る。一方で各種手数料は他行と比較すると高額な部類に入るが、それでも滋賀県内の滋賀中央信金と比較すると安いとも考えられる。また、ATMの手数料を終日無料にしてもいいところだが、きっちりと手数料を徴収される。店舗数はゆうちょに劣るが、ゆうちょ銀行のATMも利用できるため不便は感じないだろう。

結論としては、滋賀県内で定期預金を組むには微妙だ。店頭で組むなら他行と大差が無いため、組んでも問題は無いだろうが、少しでも高い金利を狙いたい人はWeb経由、店頭なら郵貯銀行の方がベターだ。退職金の場合も同様だ。