長野信用金庫/ 定期預金金利・住宅ローン金利・手数料・店舗ATM数比較

長野信用金庫ロゴ
オススメ度:
2
社名:
長野信用金庫
創業:
大正12年(1923年)
本店:
長野市居町133番地1
展開地域:
長野県他
総資産:
7,657億円(2013年現在)
自己資本比率:
24.3%

長野信用金庫は300万円未満の預け入れの定期預金ならメリットが!

長野信用金庫は長野市に本店を構え、総資産は長野県内に本店を構える銀行の中では、おおよそナンバー3の規模を誇る。2013年には創立90周年を迎え、定期預金の金利上乗せ、各種ローンの金利引き下げ、CSR(企業の社会的責任)でも各種活動を実施している。

長野信用金庫の各種キャンペーン商品

定期預金では、前述した90周年記念の金利が0.2%上乗せされる定期預金がある他、AC長野バルセイロのJFLでの成績によって金利がアップする応援定期預金が存在する。仮にJFLで優勝すれば金利は0.3%まで上昇する。ちなみに、同じく長野を地盤とする長野銀行がJリーグの松本山雅FCのスポンサーとなっている。定期預金以外では、教育ローン・マイカーローンの個人向けローンの金利引き下げにも積極的だ。

また、2010年より「ぐるっと信州ネット」によって八十二銀行でもATM手数料が無料となった。変わり種としては「愛TV長野」という24時間365日のネット放送がある。自行の金融商品の紹介の他に長野信金の本支店周辺の名所史跡を紹介している。

さて下図では、長野県内で展開する他の銀行と、2013年現在の5年ものの定期預金の金利・10年固定の住宅ローン金利・手数料・県内での店舗ATM数等を比較した。振込み手数料が2段の場合は上段は3万以下、下段は3万以上とした。また、ゆうちょ銀行は月6回以上の振込みで手数料110円が発生し、みずほ銀行の定期預金の金利はネット支店なら0.14%と0.16%に上昇する

銀行名 長野銀行 八十二銀行 長野信用金庫 ゆうちょ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 三菱東京UFJ銀行
定期預金金利
(300万未満)
0.03%
※0.11%
0.03%
※0.08%
0.03%
※0.22%
0.06% 0.03%
※0.10%
0.03% 0.03%
定期預金金利
(300万以上)
0.04%
※0.12%
0.04%
※0.09%
0.04% 0.06% 0.04%
※0.10%
0.04% 0.04%
大口預金金利
(1000万以上)
0.06% 0.06%
※0.11%
0.06% 0.06% 0.05%
※0.10%
0.05% 0.06%
退職金
特別金利
0.36%
※1年
2.3%
※3ヶ月
0.36%
※1年
- 1.6%
※3ヶ月
1.5%
※3ヶ月
1.4%
※3ヶ月
住宅ローン
金利
1.3%~ ~3.4% ~3.2% 3.5~3.8% 1.9~3.5% 3.7% ~3.9%
振込み手数料
(同銀行)
無料 無料 無料 無料※ 105円※
210円※
105円 無料
振込み手数料
(他銀行)
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
315円※
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
315円※
同行ATM
出金手数料
無料~
105円
無料~
105円
無料 無料 無料~
210円
無料~
105円
無料~
105円
店舗ATM数
(県内)
109 316 70 646 2 8 0
コンビニ
長野県の定期預金の比較表(長野銀行・八十八銀行・長野信金・ゆうちょ・みずほ・三井住友・三菱UFJ)

上図の通り、長野信用金庫の定期預金の金利は、300万円未満の場合には長野県内ではトップの金利となっている。ただし、これは前述した90周年記念のキャンペーンであり、さらに金額は30~200万円までに制限が課されている点に注意したい。それを考えると、みずほ銀行はネット口座に限定されるが、金額の制限が無い分だけ使い勝手は良さそうだ。また、300万円未満の場合にはキャンペーンを含め、金利が上乗せされる商品がなく厳しい。退職金で定期預金を組む場合でも、特別は金利は適用されるが、八十二銀行の金利には劣る。八十二銀行の場合は金利適用期間こそ短いが、計算すると長野信金よりも利益は大きい。他の数字では、長野県内の銀行の中では僅かだが手数料が安価なのが分かる。支店は少ないが同行宛の振込手数料は無料、他行宛でも3万円以上の振込みでは105円は安価だ。

結論としては、キャンペーン期間中に限るが、長野県内で300万円未満の定期預金を組むならオススメだ。手数料も安価で振込み等を行う銀行としても利用価値はある。出金手数料も時間外手数料が存在せず、常に無料なのもポイントだ。店舗ATM数の少なさがネックではあるが、八十二銀行のATMが平日昼間は無料、さらにしんきんゼロネットワークで他の信金でも平日昼間は手数料が無料となる点を上手く活用できれば、不便は最小限に抑えられるだろう。