熊本ファミリー銀行/ 定期預金金利・住宅ローン金利・手数料・店舗ATM数比較

熊本ファミリー銀行ロゴ
オススメ度:
4
社名:
熊本ファミリー銀行
創業:
昭和4年(1929年)
本店:
熊本市水前寺6丁目29番20号
展開地域:
熊本県他
総資産:
1兆2,091億円(2012年現在)
自己資本比率:
10.7%

熊本ファミリー銀行は熊本県内では定期預金の金利は高い銀行だ!

熊本ファミリー銀行とは、昭和4年に設立された熊本無尽を起点としている。総資産は熊本県内では肥後銀行に次ぐ規模だ。実際には、ふくおかフィナンシャルグループの一員のため、グループ全体での規模は全国でもメガバンク・りそなに次ぐ6位となる。自己資本比率(自己資本比率が高いほど負債・借金が少ない)は10.7%で、他の熊本県を中心に展開する肥後銀行の13.3%に劣る。ただし、全国の地方銀行の平均が11%のため全国では平均レベルだ。

熊本ファミリー銀行・各種サービス

他県の銀行とのATM手数料の相互無料化は進んでおり、同じふくおかフィナンシャルグループである福岡銀行・親和銀行では平日昼間は無料、南日本銀行・長崎銀行・差が共栄銀行・宮崎太陽銀行・沖縄海邦銀行等の九州沖縄県で展開する銀行のATMでも平日昼間の出金手数料は無料となっている。さらには、ゆうちょ銀行でも平日昼間なら無料で、店舗ATM数の少なさを補って余りある提携を結んでいる。

その他、他行と同様にインターネットで定期預金を作成することで金利を上乗せするサービスもある他、バースデー定期という自分の誕生日ごとに金利が上乗せされ最大で店頭金利にプラス0.2%になる定期預金も展開している。

さて下図では、熊本県内で展開する他の銀行と、2013年現在の5年ものの定期預金の金利・10年固定の住宅ローン金利・手数料・県内での店舗ATM数等を比較した。振込み手数料が2段の場合は上段は3万以下、下段は3万以上とした。また、ゆうちょ銀行は月6回以上の振込みで手数料110円が発生し、みずほ銀行の定期預金の金利はネット支店なら0.14%と0.16%に上昇する

銀行名 熊本
ファミリー銀行
肥後銀行 ゆうちょ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 三菱東京UFJ銀行
定期預金金利
(300万未満)
0.04%
※0.1~0.2%
0.03% 0.06% 0.03%
※0.10%
0.03% 0.03%
定期預金金利
(300万以上)
0.06%
※0.1~0.2%
0.04% 0.06% 0.04%
※0.10%
0.04% 0.04%
大口預金金利
(1000万以上)
0.06%
※0.1~0.2%
0.06% 0.06% 0.05%
※0.10%
0.05% 0.06%
退職金
特別金利
2.0%
※3ヶ月
2.0%
※3ヶ月
- 1.6%
※3ヶ月
1.5%
※3ヶ月
1.4%
※3ヶ月
住宅ローン
金利
~3.0% ~3.2% ~4.2% ~3.0% ~3.6% ~3.6%
振込み手数料
(同銀行)
無料
同グループ含む
52円※
105円/210円※
無料※ 105円※
210円※
105円 無料
振込み手数料
(他銀行)
210円※
420円※
367円※
525円※
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
420円※
210円※
315円※
同行ATM
出金手数料
無料~
105円
無料~
105円
無料 無料~
210円
無料~
105円
無料~
105円
店舗ATM数
(県内)
131 272 567 2 1 1
コンビニ
熊本県の定期預金の比較表(熊本ファミリー銀行・肥後銀行・名古屋銀行・ゆうちょ・みずほ・三井住友・三菱UFJ)

上図の通り、熊本ファミリー銀行の通常の定期預金の金利は他行と横並びだが、インターネットでの申し込みや期間限定のキャンペーン定期預金を組み合わせることで、他行よりも有利な金利で定期預金を組むことが可能になる。退職金で運用する場合にも、他行より有利な金利が享受できるが、キャンペーンが終了すると他行に劣る金利になることには注意したい。その他の数字では、住宅ローン金利も自分の資産・収入状況によっては有利な金利を引き出せる可能性がありそうだ。振込み手数料は優秀で、熊本ファミリー銀行だけでなく、同ふくおかフィナンシャルグループの銀行(福岡銀行・親和銀行)に振り込む際にも手数料が無料となるのは見逃せない。

結論としては、熊本県内では定期預金を組むには金利面でのメリットがありオススメできそうだ。ただし、前述したようにインターネット経由になることには注意したい。通常のインターネット銀行と異なり、緊急の事態となれば店舗に赴けばいいため安心感もある。また、振込み先がふくおかフィナンシャルグループ間で頻繁に行う人(仕送りなど)の人も使い勝手の良い銀行といえそうだ。