羽後信用金庫/ 定期預金金利・住宅ローン金利・手数料・店舗ATM数比較

羽後信用金庫ロゴ
オススメ度:
1
社名:
羽後信用金庫
創業:
昭和23年(1948)
本店:
秋田県由利本荘市大町32番地
展開地域:
秋田県他
総資産:
1,386億円(2018年現在)
自己資本比率:
16.8%

羽後信用金庫はキャンペーンが再開するまでは・・!?

羽後信用金庫は、昭和中期からの度重なる合併と名称変更を繰り返してきたが、平成7年に矢島信用金庫との合併で現在の羽後信用金庫という名称に落ち着き、おそらく最後になるであろう平成21年の秋田ふれあい信用金庫との合併で、遂に秋田の信用金庫でトップの規模となった。それでも総資産は額は、兆単位の秋田銀行・北都銀行よりも大きく劣る。

羽後信用金庫の各種キャンペーン商品など

羽後信金の定期預金は、かつては金利上乗せとプレゼントが付いた定期預金が、夏・冬のキャンペーン毎にリリースされていた。しかし、現在では日銀のマイナス金利の影響から金利上乗せ無しでプレゼントのみのキャンペーン商品があるのみだ。また、うごりん旅行会が催す南九州などへの旅行がプレゼントされる定期預金もあったが、今では見受けられない。

他行とのATMの相互手数料無料化では、「しんきんゼロネットワーク」で全国の信金ATMが平日昼間は無料で利用できる。さらに「秋田あったかネット」で秋田県内5行(秋田銀行・JAバンクあきたなど)が無料で利用できる。

さて下図で秋田県内で展開する他の銀行と、5年ものの定期預金の金利・10年固定の住宅ローン金利・手数料・県内での店舗ATM数等を比較した。インターネット支店で定期預金を組んだ場合に適用される特別金利も併せて記載して比較した。また、振込み手数料が2段の場合は上段は3万以下、下段は3万以上の場合の金額を記載した。

銀行名 秋田銀行 北都銀行 羽後
信用金庫
ゆうちょ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 三菱UFJ銀行
定期預金金利
(300万未満)
0.01%
(0.1%)
0.01%
(0.1%)
0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
定期預金金利
(300万以上)
0.01%
(0.1%)
0.01%
(0.1%)
0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
大口預金金利
(1000万以上)
0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
退職金
特別金利
1.0%
※3ヶ月
1.0%
0.4%
- - 6.0%
※3ヶ月
0.5%
※3ヶ月
1.9~5.5%
※3ヶ月
住宅ローン
金利
~2.6% ~2.7% ~2.8% ~3.3% ~2.8% ~3.3% ~3.3%
振込み手数料
(同銀行)
無料 108円※
216円※
無料 無料
月5回まで
108円※
216円※
105円 無料
振込み手数料
(他銀行)
216円 410円※
626円※
432円 216円※
432円※
216円※
432円※
216円※
432円※
216円※
324円※
同行ATM
出金手数料
無料~
108円
無料~
108円
無料~
108円
無料 無料~
216円
無料~
108円
無料~
108円
店舗ATM数
(県内)
253 214 45 401 1 2 0
コンビニ
秋田県の定期預金の比較表(秋田銀行・北都銀行・羽後信金・ゆうちょ・みずほ・三井住友・三菱UFJ)

上図の通り、羽後信用金庫の定期預金の金利は、店頭表示金利では他行と同等だが、秋田銀行・北都銀行がネット支店限定で金利上乗せするため羽後信金の方が不利となる。また、退職金で定期預金を組む場合でも、他行のような特別金利の適用が存在しないため、羽後信金を選ぶメリットが見当たらない。その他の数字に目を向けると、同行宛ての振込みであれば無料になる点は悪くないが、そもそも店舗数が少ないためメリットは半減だ。

結論としては、羽後信用金庫での定期預金は金利が低くオススメできない。ただ、既に秋田銀行・北都銀行に口座があるためネット支店を利用できないなら、消極的な理由だが羽後信金を選んでも損はないことになる。今後、羽後信金が金利上乗せキャンペーンを再開するまでは、定期預金という意味ではスルーしても良い存在といえる。