エキサイトカード/ ネットショッピング・ネット通販の割引・ポイント獲得の比較
- オススメ度:
- 名称:
- エキサイトカード
- 年会費:
- 無料
- 優待店:
- ポケットカード特約店
- ポイント付与:
- 1,000円 → 1.0ポイント(マスターカード加盟店利用時)
- ポイント換算:
- 100円 → 0.5円割引(還元率は0.5%)
- ボーナス:
- エキサイトの有料コンテンツを1,500円分のボーナス
エキサイトカードは入会時以外では取り立ててメリットなし!?
エキサイトカードは、マスターカード加盟店でポイントが貯まり、それをキャッシュバックに充てたり、各種賞品へ交換できる。エキサイトに関しては、入会時にボーナスがある他、会員限定コンテンツ・イベントがあるだけで、エキサイトで利用することでポイントがアップすることはない。以下、ネット通販でポイント割引きが受けられるクレジットカードで、数字とサービスを比較した。
さて、エキサイトカードで特徴的なサービスは下記3点が挙げられる。
- ・Pモール経由ならポイント率がアップ
- ・カード入会でエキサイトで1,500円分の割引
- ・ポケットカードトラベルセンターの旅行パックが3~5%割引
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。
- ・割引/ポイント優待されるサイトではアマゾンと楽天は対象外
- ・ポイント有効期限が最長2年で延長なし
- ・他社比較シミュレーションでは、ポイント還元率が低くイマイチ(後述)
まずポイントについてだが、基本は1,000円で1ポイントが獲得でき、リボ払い・分割払いを利用した場合には2倍の2ポイントになる。リボ・分割払いを利用した方がポイント的にはお得だが、支払い金額にかかる金利(年利15%)のことを考えれば、極力は利用しない方が賢明だ。貯めたポイントは、1ポイントを3円分としてジャパンネット銀行か楽天銀行にキャッシュでき、ポイント還元率では0.3%となる。また、アマゾンや楽天はポイントアップの対象外だが、Yahooでの買い物はポイントが2倍貯まる。それでもポイント還元率では0.6%と他社カードと比較すると、明らかに効率は悪いのだが。。。
ポイント以外の特典には、カード入会時にエキサイトで利用できる1,500円分のボーナスが獲得できる点がある。exciteのプロバイダ料金に充当したり、コミュニティサービスの課金サービスに利用することも可能なようだ。
次に、他社カードと年会費、通常時のポイント還元率、amazon・楽天・Yahooショッピングでの還元率、入会ボーナス、電子マネーへの対応等を比較した。 さらに通常店で年間50万円を利用した場合の割引額、50万円に前述3店で最も有利な店で10万円を利用した場合、通常店と3サイトで10万円ずつ計40万円を利用した場合の割引額を比較した。
上図で「エキサイトカード」を他社カードと比較したが、ベースのポイント還元率が他社カードより低く、仮に全てリボ払いにして2倍にしても他社カードより非効率でお得ではない。一応、前述したPモールを利用すればYahooショッピングでの利用はポイント2倍になるが、それも他のポイント高還元率カードとは比較にならない数字だ。年会費が無料のため、とりあえず利用していて損はないのだが、特に目立った特典もなくポイントもイマイチとなると、非常に厳しい。。。
結論としては、エキサイトの冠が付いているわりには、エキサイトで会員限定コンテンツが視聴できるだけで、ポイントなどで得をしようと考えている人には物足りないカードといえる。限定コンテンツを見るためだけのカードとして放置するのが妥当な使い方かもしれない。ポイント還元率も低く、メインカードとして使うのは、お得さからしてオススメできない。