イオンsaQwaカード/ ネットショッピング・ネット通販の割引・ポイント獲得の比較
- オススメ度:
- 名称:
- イオンsaQwaカード
- 年会費:
- 無料
- 優待店:
- イオンの通販saQwa等のグループ各店
- ポイント付与:
- 100円 → 0.5ポイント(VISA加盟店利用時)
- ポイント換算:
- 100円 → 0.5円割引(還元率は0.5%)
- ボーナス:
- 入会時に1,000ポイント(1,000円相当)のボーナス
イオンsaQwaカードは5%割引を頻繁活用できないならメリットは薄い!
イオンsaQwaカードはイオンだけでなく、イオンのカタログ通販とショッピングサイトsaQwaでも割引特典があるクレジットカードだ。また、電子マネーのWAONが搭載されている。ポイントはVISA加盟店では、200円で1ポイント(1円相当分)のため還元率は0.5%となる。
ただし、毎月イオンのポイントが2倍になる日、イオン以外でも2倍になる日が設けられており、そこを利用することでポイント獲得の効率を向上させることができる。以下、ネット通販でポイント割引きがあるカードで数字とサービスを比較した。
さて、イオンカードsaQwaの特徴的なサービスは下記3点が挙げられる。
- ・saQwaでの買い物はいつでも5%割引
- ・毎月20日・30日はイオンやマックスバリューで5%割引
- ・毎月5の付く日はイオングループでポイント2倍 /10日ならどこでもポイント2倍
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。
- ・saQwa楽天市場/Yahoo店は5%割引の対象外
- ・ポイント有効期限が最長2年
- ・他社比較シミュレーションでは、ポイント還元率が低いが使用日次第で上昇の余地アリ(後述)
まず割引きについてだが、いつでもsaQwaで5%割引が受けられる。saQwaは利用していない人も多いかもしれないが、吉野家の牛丼の具、大阪王将の冷凍の餃子・チャーハン等が販売されており、なかなか特色のある品揃えとなっている。また、他のイオンカードと同様に毎月20日・30日はイオン・マックスバリューなどのグループ各店で5%割引となる。
一方でポイントは、通常時は200円で1ポイントで還元率は0.5%だが、イオングループなら毎月5日・15日・25日はポイント2倍で還元率は1.0%まで上昇する。さらに、毎月10日の支払いならイオン以外でも商品券・保険等でなければ2倍の1.0%に上昇する。また、他社カードと同様に自社サイト(ときめきタウン)経由での買い物であればポイント倍増する。
次に、他社カードと年会費、通常時のポイント還元率、amazon・楽天・Yahooショッピングでの還元率、入会ボーナス、電子マネーへの対応等を比較した。さらに通常店で年間50万円を利用した場合の割引額、50万円に前述3店で最も有利な店で10万円を利用した場合、通常店と3サイトで10万円ずつ計40万円を利用した場合の割引額を比較した。
上図の通り「イオンsaQwaカード」は他社カードと比較すると、通常のVISA加盟店での他社カードの還元率から半減の数字で有利ではない。ただし、アマゾン・Yahooショッピングは「ときめきタウン」を経由することでポイントが2倍・3倍になり、他社に近づいてはいる。
さらに、毎月10日のときめきWデーはポイントが2倍になるため、還元率はアマゾンで2.0%、Yahooショッピングで3.0%になる計算だ。買い物をする日は月1回に限定されるが、数字は他社に切迫させることが可能だ。また、電子マネーではWAONに対応しており200円で1ポイントが獲得できる。WAONを利用すれば、電子マネーに対応していないカードとの差は、さらに詰められる。
結論としては、基本的には各5%割引を主目的にするならオススメできる。5%割引に0.5%のポイント還元があるとすれば、実質は還元率が5.5%のカードと考えられるためだ。一方で5%割引を活用できないなら一考の余地アリだ。前述のように毎月10日に買い物を集中できるなら、他社にも迫るポイント還元率だが、月1回しか利用できないクレジットカードとは、何とも使い勝手が悪い。5%割引きを利用できないなら、大人しく他の高還元率カードを選んだ方が賢明だろう。