JCBザ・PGAプレミアムクラブカード/ ゴルフなどのスポーツ好きが割引やポイントでお得になるカードの比較
- オススメ度:
- 名称:
- JCBザ・PGAプレミアムクラブカード
- 優待店:
- ザ・PGAクラブなど
- 年会費:
- 7,087円
- ポイント率:
- 0.5%
- 特典:
- オリジナルグッズ及びPGA主催のトーナメント招待等
- 入会ボーナス:
- -
JCBザ・PGAプレミアムクラブカードは著名シニアプロからのレッスンが!
JCBザ・PGAプレミアムクラブカードは、日本プロゴルフ協会が運営するザ・PGAクラブとJCBとで発行しているカードだ。一般カードも存在するが、プレミアムカードにすることでプロとのレッスンなどのPGA関連の特典が拡充される。また、また、基本の年会費である1,312円を2倍にすることで、ゴルファー保険に加え旅行保険が付帯されるグランデカードにできる。
まずPGA関連でプレミアムだけの特典には、まずはオーダーメイドでのプロアマ混合のゴルフコンペのセッティング、著名シニアプロとのコンペやレッスン会への参加が可能になる。さすがに青木功が来ることはないだろうが、プロから受けるレッスンは1時間で数千円を要するケースもあり、それを考えれると著名なプロ(少なくともPGAが謳うだけの著名プロ)であれば、約5,000円の年会費も安価とも考えられる。
また、ノーマルカードと共通の特典ではPGA主催のトーナメントへの抽選招待、PGA協力コースでの優待割引、会員限定のレッスン会、ゴルフスクール・コンペに優待割引もある。ただ、ポイントプログラムは1,000円利用で1ポイント(5円)でポイント還元率では0.5%と普通で、他社より特に秀でているメリットは感じられない。
次に、下図でゴルフ関連で得するクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店(主にゴルフ関連の店)での特別還元率・電子マネー対応等を比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、10万円を優待店に費やした場合、それらの両方を満たした際にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。
上図で左から2番目の"JCBザ・PGAプレミアクラブカード"を他社比較すると、さすがに年会費はPGAプレミアムクラブの年会費である5,775円が重しとなって他社より高額だ。ゴールドカードの1万円には及ばないものの、それに近い額にまで来ている。そのわりにはポイント還元率や保険が拡充されているだけではなく、単純にPGAのプレミア特典に要する費用と考えざるをえない。ポイントの特別還元率はOkiDokiランド経由のネットショッピングでのポイント上乗せで、二木ゴルフカードのようなゴルフ関連用品の購入での優待割引ではない。
また、ゴルファー保険に関しては、ゴルフのプレー中に第三者に損害を与えた場合の保障だけで、ホールインワン・アルバトロスなどを達成した際の保険は付帯していない。仮に年会費を1,312円分を加算してグランデカードにしても、旅行保険が付帯されるだけという点には注意しておきたい。
結論としては、著名シニアプロとのレッスン・コンペが目的なら悪くは無い。ただし、本当にそれ以外には大きなメリットはなく、ポイントで得をするのも難しく、その一点に魅力を感じない、もしくは意義を感じない人(自分でスクールを見つけてレッスンを受けたい人)であれば、このカードをわざわざ保有する意味は無いに等しいといえる。別のゴルフ系カードを選択した方が賢明だろう。