ゴルフダイジェストオンラインカード・プラチナ/ ゴルフなどのスポーツ好きが割引やポイントでお得になるカードの比較
- オススメ度:
- 名称:
- ゴルフダイジェストオンラインカード(GDO MUFGカード・プラチナ)
- 優待店:
- GDOゴルフショップなど
- 年会費:
- 25,200円
- ポイント率:
- 0.6%
- 特典:
- GDOゴルフ場・GDOゴルフショップでポイント割引等
- 入会ボーナス:
- 5,000ポイントをプレゼント
GDOカード・プラチナはプラチナのわりには特典がイマイチか!
ゴルフダイジェストオンラインカード プラチナは、ゴルフサイトのゴルフ・ダイジェスト・オンラインと三菱UFJニコスで発行するカードだ。ゴールドカードの場合はDCカードも発行しているが、プラチナになると三菱UFJニコスのみとなる。プラチナにすると、24時間365日でレストラン・チケット予約等の対応してくれるプラチナコンシェルジュが利用できる等のメリットがある。
まずポイントプログラムについてだが、基本はアメックス加盟店でポイント還元率は0.6%となり、一般的なカードの0.5%よりも高い。GDOショップでは5%までは還元率は上昇し、ノーマルカードの4%よりも上昇はするものの、他社カードと比較すると割引に加えてポイント上乗せなどでトータル10%を超えるカードも存在している点から物足りない数字だ。また、ゴルフ場の予約で1,000ポイントが得られ、1,000円割引と考えれば上々といえる。
ポイント以外の特典では、プラチナだけの特典として、前述したプラチナデスクの利用に加え、空港ラウンジの利用、海外旅行時のスーツケースの無料配送サービスがある。保険関連でも、第三者への損害補償・ホールインワン保険が付帯されているゴルファー保険、海外/国内旅行の傷害保険に加えて、航空機の遅延での損害をカバーしてくれる海外渡航便遅延保険、ひき逃げなどの犯罪被害時の傷害保険まで付帯されており、非常に手厚い。また、ゴールドとの共通になるがゴルフ・テック(golf TEC)でのスイング診断料が50%オフやレッスンチケットが1回分多く購入される等もある。
次に、下図でゴルフ関連で得するクレジットカードを、年会費・ポイント還元率・特定の優待店(主にゴルフ関連の店)での特別還元率・電子マネー対応等を比較した。さらに、年間50万円を利用して年会費を差し引いた額、10万円を優待店に費やした場合、それらの両方を満たした際にポイントで得をする金額をシミュレーションして比較した。
上図で一番右の"GDOカード・プラチナ"を他社比較すると、さすがにプラチナカードだけあって年会費は2万円を超える額で高額だ。ポイント還元率でも0.6%と僅かに0.1%だが上回っている。しかし、ポイント特別還元率(このカードの場合はGDOゴルフショップでの買い物)では4%のポイント率で、他社のゴルフ系カードと比較すると明らかに見劣りする数字だ。ただ、入会ボーナスや保険に関しては、さすがにプラチナカードだけあって優秀だ。
しかし、各シミュレーションでは、基本のポイント還元率が高いとはいえ、年間50万円程度の利用では年会費を相殺できない。アメックス加盟店のみで相殺しようとすると年間400万近い額が必要になり、GDOショップでの買い物でも年間50万円が必要になる。やはりプラチナカードだけの特典に、2万円近い年会費の対価を感じられるかが要点となる。
結論としては、あまり強くオススメしないカードだ。年会費2万円の主な対価が、プラチナデスクと各種保険となると、イコールとは考えにくい特典だからだ。プラチナデスクとはいえ、今ではネットで各種予約が可能であるし、保険もゴルファー保険は年間でも数千円で加入できる。海外旅行保険も海外に頻繁に行く人で逐一で保険に加入するのが面倒な人以外には不要といえる。やはりプラチナデスクを相応に使い倒せる(時間を節約するという意味で)人でなければオススメはできそうにない。