ペルソナ STACIA PiTaPaカード/ 電車代・電子マネーのチャージ節約・ポイント獲得の比較
- オススメ度：
- 名称：
- ペルソナ STACIA PiTaPaカード（VISA/JCB）
- 年会費：
- 2,100円
- 別途年会費：
- 無し
- ポイント付与：
- 200円 → 1ポイント
- 変換率：
- 100円 → 0.5円キャッシュバック
- ボーナス：
- 50万で300円分/100万で500円分のボーナス
ペルソナ STACIA PiTaPaカードは阪急阪神の百貨店で買い物をしまくれば！
ペルソナ STACIA PiTaPaカードは、阪急阪神と、その子会社であるペルソナというクレジットカード会社が発行しているカードで、ブランドはJCBとVISAから選ぶことができる。阪急百貨店・阪神百貨店で買い物することで優待ポイントが貯まる他、阪急阪神グループ以外でもSTACIAポイントが貯まる。また、PiTaPaと一体化しており、電車代はクレジットカード請求時の後払いとなる。以下、ICOCAやPiTaPa一体化のカード及びオートチャージが可能なカードで数字・サービスで比較した。
さて、このカードを利用するにあたって注目すべきサービスは下記３点が挙げられる。
- ・阪急阪神百貨店の買い物で最大１０％のポイント優待（実質10％割引き）
- ・特定のポイント数に到達時にボーナスポイントを獲得
- ・阪急阪神の電車/バス/タクシーに乗車するとポイントが１％分を獲得
逆に利用するにあたって注意すべき点は下記３点がある。
- ・STACIAポイントの有効期限は最長で２年
- ・STCIAポイント共にPiTaPaへの還元は不可能
- ・他社比較のシミュレーションでは、商品券に還元やキャッシュバック金額はワースト（後述）
このカードは阪急阪神グループが発行しているカードのため、グループ外でも200円で1ポイントは貯まるが同グループでの買い物でポイントが有利に貯まる。特に阪急百貨店と阪神百貨店でのポイント優待率が高く、年間で50万円以上の利用の場合にはポイントを全て割引に充てれば１０％割引になるのと同等だ。同グループ内での優待点でも２～３％が良いところなので、グループ内でも百貨店での買い物は非常にお得だ。
また、貯めたポイントが2000ポイントや3000ポイントなどの区切りの良い数字になると、ボーナスで300～1,000ポイントが得られる。また、阪急阪神の電車や列車に乗車するだけでポイントが貯まる。ただし、これは他のJR西日本や近鉄でも同様のサービスが展開されているため、このカード独自のメリットというわけではない。
ただし、STACIAポイントは有効期限が最長２年と無期限ではない点に注意したい。最長２年とはいえ、例えば2011年11月に獲得したポイントは2013年1月31日が有効期限となるため、最短では有効期限が１年になることも注意したい。また、ICOCAとは異なり、STACIAポイントをPiTaPaに還元できず、阪急阪神グループでしか利用できない点に注意したい。
次に、他社カードと年会費・移行費・ICOCA/PiTaPaへの還元額（もしくは商品券など）の効率・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円を使用した場合のキャッシュバック額、左記から年会費を差し引いた金額、年間100万分の利用をした場合を比較した。下記計算式でシミュレーションした。
キャッシュバック＝（\500,000 × ポイント換算率）+ ボーナス
上記に年会費を加味＝（\500,000 × ポイント換算率）+ ボーナス - 年会費
| 名称 | J-WEST EXPRESS |
J-WEST Basic |
Osaka J-WEST EXPRESS |
Osaka J-WEST Basic |
ビック J-WEST EXPRESS |
ビック J-WEST Basic |
KIPS カード |
105 BESTIO KIPS |
KIPS PiTaPa MUFJ |
ペルソナ STACIA PiTaPa |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 画像 |  |
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| 年会費 | \1,050 | \0 | \1,050 | \0 | \1,050 | \0 | \0 | \0 | \0 | \2,100 |
| ポイント 還元率 |
0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.47% | 0.25% | 0.5% | 0.5% |
| 入会 ボーナス |
\1,000 | \500 | \1,000 | \500 | - | - | - | - | - | - |
| 50万 ボーナス |
- | - | - | - | - | - | - | - | 10% | 300 |
| 100万 ボーナス |
- | - | - | - | - | - | - | - | 20% | 500 | 1000円 チャージ |
\5 | \5 | \5 | \5 | \5 | \5 | - | - | - | \10 |
| 1年50万 利用 |
\2,500 | \2,500 | \2,500 | \2,500 | \2,500 | \2,500 | \2,350 | \1,250 | \2,750 | \2,800 |
| 1年50万 年会費 考慮 |
\1,450 | \2,500 | \1,450 | \2,500 | \1,450 | \2,500 | \2,350 | \1,250 | \2,750 | \700 |
| 1年百万年会費 考慮 |
\3,950 | \5,000 | \3,950 | \5,000 | \3,950 | \5,000 | \4,700 | \2,500 | \6,000 | \3,400 |
上図の通り「ペルソナ STACIA PiTaPaカード」は他社カードと比較すると、５０万ボーナスや１００万円ボーナスはあるが、年会費を考慮するとポイントを還元できる金額はワーストだ。ただし、阪急・阪神百貨店で買い物することで優待ポイントが得られるため、阪急阪神で年間で３０万以上の買い物をすることでポイントが７％還元され、他社カードを逆転は可能だ。また、PiTaPaで阪神阪急での乗車でポイントが貯まるが、他のKIPSやJ-WESTでも同様に乗車する度にポイントが貯まるため、乗車だけで逆転するのは厳しい。。。
結論としては、阪急阪神百貨店で年間３０万円以上の利用ができそうであればオススメできる。もしくは阪急阪神グループでの利用額が、近鉄やビックや大阪シティより大きい場合も悪くはない。それ以外の人は、他のカードを選んだ方が無難だろう。
利用額が大きい提携カードを選ぶのが基本だが、もしも利用額が同額程度だった場合には、まずはビックカメラは通常の会員カードからJ-WESTに変更しても１％しかポイントアップにしかならないため、ビックは通常の会員カードにする。そして、ペルソナも年会費無料のエメラルドにすると効率が良い。その上で、ATM手数料が無料になるKIPS MUFGか大阪ステーションシティで優待になるJ-WESTにすると、カードの枚数は多少増加するかもしれないが、ポイントは効率的に貯められる。
