阪神タイガースSTACIA PiTaPa JCBカード/ 電車代・電子マネーのチャージ節約・ポイント獲得の比較

阪神タイガースSTACIA PiTaPa JCBカード
オススメ度:
1
名称:
阪神タイガースSTACIA PiTaPa JCBカード
年会費:
1,575円
別途年会費:
無し
ポイント付与:
200円 → 1ポイント
変換率:
100円 → 0.5円キャッシュバック
ボーナス:
入会時1,000円分のボーナス/タイガース関連の特典

阪神タイガースSTACIA PiTaPa JCBカードはファン特典でモトはとれる!

阪神タイガースSTACIA PiTaPa JCBカードは、阪急阪神と、その子会社であるペルソナというクレジットカード会社が発行しており、ブランドはJCBのみとなっている。阪神タイガースのファンのために発行されたカードで、ファン向けに各種サービスを実施している。

もちろん、阪急百貨店・阪神百貨店といった阪急阪神グループでの買い物することで優待ポイントが貯まる他、阪急阪神グループ以外でもSTACIAポイントが貯まる。また、PiTaPaと一体化しており、電車代はクレジットカード請求時の後払いとなる。以下、ICOCAやPiTaPa一体化のカード及びオートチャージが可能なカードで数字・サービスで比較した。

さて、このカードを利用するにあたって注目すべきサービスは下記3点が挙げられる。

  • ・タイガースファン向けのサービス
  • ・阪急阪神グループでの買い物でポイント優待
  • ・阪急阪神の電車/バス/タクシーに乗車するとポイントが1%分を獲得

逆に利用するにあたって注意すべき点は下記3点がある。

  • ・STACIAポイントの有効期限は最長で2年
  • ・STCIAポイントはPiTaPaへの還元は不可能
  • ・他社比較のシミュレーションでは、商品券に還元やキャッシュバック金額はワースト(後述)
阪神タイガースSTACIA Pitapa JCBカードの各種サービス

まず、タイガースファン向けのサービスは入会時のハンドタオルがある。しかし、それより注目すべきは、公式戦の1試合毎にカード保有者の中で抽選4名に、試合チケットが当たるサービスと、公式戦の期間中orオフシーズンに5万円以上を利用した人にも抽選100名でチケットが当たる。さらに貯めたポイントを阪神グッズに交換できるなど、ファンへのサービスは非常に手厚い。

また、阪急電車に一定以上の乗車でポイントが貯まる。ただし、これは他のJR西日本や近鉄でも同様のサービスが展開されているため、このカード独自のメリットというわけではない。

また、阪急阪神グループ外でも200円で1ポイントは貯まるが、同グループ内の方がポイントが有利に貯まる。特に阪急百貨店と阪神百貨店では3%の還元になる。ただし、ペルソナSTACIAカードであれば最大10%になるため、その意味では一歩劣ることになる。一方で、STACIAポイントの有効期限は最長2年だが、例えば2011年11月に獲得したポイントは2013年1月31日で失効となるため、最短で期限が1年になる点も注意したい。ICOCAとは異なり、STACIAポイントをPiTaPaに還元できず、阪急阪神グループでしか利用できない点に注意したい。

次に、他社カードと年会費・移行費・ICOCA/PiTaPaへの還元額(もしくは商品券など)の効率・入会や利用額ごとのボーナス等を比較した。さらに年間50万円を使用した場合のキャッシュバック額、左記から年会費を差し引いた金額、年間100万分の利用をした場合を比較した。下記計算式でシミュレーションした。
キャッシュバック=(\500,000 × ポイント換算率)+ ボーナス
上記に年会費を加味=(\500,000 × ポイント換算率)+ ボーナス - 年会費

名称 J-WEST
EXPRESS
J-WEST
Basic
Osaka
J-WEST
EXPRESS
Osaka
J-WEST
Basic
ビック
J-WEST
EXPRESS
ビック
J-WEST
Basic
KIPS
カード
105
BESTIO
KIPS
KIPS
PiTaPa
MUFJ
タイガース
STACIA
PiTaPa
画像 J-WESTカード エクスプレス J-WESTカード ベーシック OSAKA STATION CITY J-WESTカード エクスプレス OSAKA STATION CITY J-WESTカード ベーシック ビックカメラ J-WESTカード エクスプレス ビックカメラ J-WESTカード ベーシック KIPSカード(UFJ/JCB/UC/DC/SMBC) 105BESTIO KIPS スーパーICカード KIPS+PITAPA 阪神タイガースSTACIA Pitapa JCBカード
年会費 \1,050 \0 \1,050 \0 \1,050 \0 \0 \0 \0 \1,575
ポイント
還元率
0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.47% 0.25% 0.5% 0.5%
入会
ボーナス
\1,000 \500 \1,000 \500 - - - - - \1,000
50万
ボーナス
- - - - - - - - 10% 300
100万
ボーナス
- - - - - - - - 20% 500
1000円
チャージ
\5 \5 \5 \5 \5 \5 - - - -
1年50万
利用
\2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,500 \2,350 \1,250 \2,750 \2,800
1年50万
年会費
考慮
\1,450 \2,500 \1,450 \2,500 \1,450 \2,500 \2,350 \1,250 \2,750 \1,225
1年百万年会費
考慮
\3,950 \5,000 \3,950 \5,000 \3,950 \5,000 \4,700 \2,500 \6,000 \3,925
関西で電車代・電子マネーのチャージで節約・ポイント獲得できるカードの比較表(J-WEST・Osaka J-WEST・ビックJ-WEST・KIPS・105BESTIO・KIPS PiTaPa・阪神タイガースSTACIA)

上図の通り「阪神タイガースSTACIA PiTaPa JCBカード」は他社カードと比較すると、50万ボーナスや100万円ボーナスはあるが、年会費分だけ他社に一歩劣る計算だ。一応、阪急・阪神百貨店で買い物することで優待ポイントが得られるが、最大3%のポイント優待になり、他社のKIPSやJ-WESTのようにグループで5%~10%のポイント還元があることを考えれば、他社カードとの差を縮めるのは厄介だ。

それよりも、PiTaPaで阪神阪急で乗車すれば100円で1ポイントが貯まる点を活かしたい。このカードで阪急阪神に乗車すれば100円で1ポイント貯まる。他のKIPSやJ-WESTは200円で1ポイントのため、PiTaPaを年間20万以上の利用できれば他社カードを逆転することはできる。。。

結論としては、阪神タイガースファンなら間違いなくオススメだ。数字面で見ても、J-WESTやKIPSの50万利用時と大差が無いことから、タイガースの特典を享受しながら、ほぼ年会費分はチャラにして電車代などで節約・お得にすることができる。チケットは全て抽選という点が難点ではあるが。。。

また、阪急阪神百貨店での利用額が大きい場合には、ペルソナSTACIAの方がポイント還元率が高いためオススメできる。他の小売店の利用額が大きい場合も、その提携カードを選ぶのが一番のお得なる。だが、もしも利用額が同額程度だった場合は、ビックは通常会員カードからJ-WESTに変更しても1%しかポイントアップしないため通常の会員カードにする。ペルソナも年会費無料のエメラルドにすると効率が良い。その上で、ATM手数料が無料のKIPS MUFGか大阪ステーションシティで優待になるJ-WESTにすると、枚数は増加してしまうが、ポイントは効率的に貯められる。