名古屋銀行カードローン 新ミニマム/ カードローン金利・返済額・限度額を比較
- オススメ度:
- 名称:
- 名古屋銀行カードローン 新ミニマム
- 利用開始:
- 3~5日後
- 金利:
- 5.5% ~ 10.5%
- 限度額:
- 200万円
- 無利息期間:
- -
- 利用可能ATM:
- 名古屋銀行・セブン・イーネット・ローソンなど
名古屋銀行カードローン 新ミニマムは給与振込み口座に指定さえできれば!
名古屋銀行カードローン 新ミニマムは、メールでの申し込みも可能だが、最終的には店頭で本申し込みをせねばならず、実質は店頭でのみ申し込めると考えていい。また、申し込めるのは名古屋銀行の営業管轄内(名古屋・愛知県)に在住 or 勤務している人に限定されている。以下、借り入れ額毎の金利・毎月の返済額(約定返済額)、遅延損害金などを他社のカードローンと比較した。
さて、このカードローンでキャッシングするメリット/注意点は下記3点。
・申し込みは実質は店頭のみ /申し込めるのは愛知県民に限定
・金利は給与振込み指定などの条件毎に3段階のみ存在
・他社カードローンとの比較では、50万・100万までの借り入れが最低金利になる可能性アリ(後述)
まず、申し込みは実質は店頭のみで利用開始まで2~3日を要し即日融資は不可という点を抑えておきたい。さらに申し込めるのは愛知県民のみで、年収が200万円以上という点にも注意したい。
借り入れ金利は他社のように借り入れ額で段階的に引き下がらず、条件の有無で基本の10.5%から引き下げる仕組みだ。給与振込み口座に指定することで金利は7.5%になり、住宅ローンの申し込みで5.5%に下がる。ただし、両方の条件を満たしても、5.5%までしか金利が低下しないため注意したい。 毎月の最低返済額(約定返済額)は1万円以上となっており、他社が借り入れ額毎に増額している中では、かなり低額な設定になっている。
次に、他の銀行カードローンと申込から発行までの日数、最低金利と最高金利、無利息期間、借り入れ限度額、50万・100万・200万・300万までを借り入れた時の金利等を比較した。比較対象にした一部の銀行カードローンは、借り入れ額に対して金利に幅があるため(100万円までの借り入れなら12.0%~14.5%等)、その金額帯で最低の金利で比較することとした。※オリックスVIPは銀行カードローンではなく信販系カードローンだが、参考までに比較対象に加えた。
上図の通り、名古屋銀行カードローン「新ミニマム」を他社と比較すると、限度額は他社より明らかに低額な設定だ。一方で金利は、給与振込み口座に指定して金利を引き下げれば、50万・100万・200万までの借り入れ額であれば他社比較で最低金利となる。200万までの場合は、オリックスVIPの方が低金利に見えるが、そもそもオリックスVIPは銀行カードローンではなく、また審査次第では10%に近い金利になる場合もあるため、実質は名古屋銀行が最低金利と考えていい。ただし、給与口座に指定しなければ、金利のメリットは存在しない。住宅ローンの場合でも同様だ。毎月の最低支払い額(約定返済額)は他社よりも低額で、300万円までの借り入れの場合には最低額になっている。
結論としては、給与口座に指定できるなら低金利でオススメだ。給与指定(もしくは住宅ローン)にできないのであれば、他行の銀行カードローンの方が確実に低金利になるためオススメできない。その場合には、借り入れ額が50万・100万までならイオン銀行や住信SBI、200万円までなら住信SBI・オリックスVIP、300万までなら住信SBIかオリックス銀行がオススメだ。